そこは日本語でいいのでは!? 知らないと恥ずかしい「カタカナビジネス用語」
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外資系の企業でなくても、ビジネスの世界ではカタカナビジネス用語が飛び交います。ときには、知らなくて恥をかいてしまうことも。初めて聞いたとき「それって何?」と思ったカタカナビジネス用語について働く女性のみなさんに聞きました。
FB
「入社したてのころ、上司から私あてにメールで『あとでFBするから、時間取って』と書き込みが。急いでその上司に友だち申請したところ、拒否されました。FBは『フェイスブック』じゃなくて、『フィードバック』だったんです」(25歳/広告)わかりにくい用語を略されることで、よりわかりにくくなった例ですね。しかし、用語を勘違いしたことよりも、さりげなく友だち申請を拒否されたことがひっかかります。
フォーカス
「以前勤めていた会社に、『フォーカスができていない』『フォーカスがズレている』というダメ出しをしてくる先輩がいました。怒り口調で話してくるので、『フォーカスって何ですか?』と聞くのに勇気がいりました」(27歳/IT)焦点を当てる、という意味で使われる『フォーカス』。そこは日本語でいいのでは……と思ってしまいそうです。
クロージング
「営業の『クロージング』。毎回、『クルージング』とごっちゃになるので、自分では使いません」(26歳/IT)主に、営業マンがお客さんからの契約を正式に受注する際に使われるこの言葉。確かに日本語で短く言いかえるのは難しいかも。
MTG
「先輩からメールで、『明日○時からMTGします』と連絡が。その前の日、飲食店で『TKG(卵かけごはん)』という表記を見たので、一瞬頭をよぎりました。いや、さすがにそれはちがうよな……と」(27歳/広告)その先輩は、ミーティングを略してMTGと言っていたそう。会議と言ってしまったほうが早そうな気もします。
スキーム、フィックス、エビデンスなど……
「入社してしばらく経ったとき、上司から『例のスキーム、フィックスでOKだから。クライアントにメールしてね、エビデンス大事だから。あと報告書のアジェンダ作成もお願いね!』と言われた。日本語なの? と思ってびっくりした」(28歳/サービス)まるでルー大柴さんみたい……と思ったところ、やっぱりアダ名は「ルー」だったそうです。
カタカナビジネス用語は、日本語ではわかりにくい概念や長くなってしまう言葉を代弁するためのもののはず。しかし、「多用しすぎでわかりにくい」といった意見のほうが多い結果となりました。最近使いすぎているな……と感じたときは、「なぜその用語で表現するのか」を今一度考えてみたほうがよいかもしれません。あなたのまわりには、
(小野川奈美+プレスラボ)
※この記事は2014年07月24日に公開されたものです