気になる乾燥による小ジワ! 加齢対策の調査結果発表―@cosme
アイスタイルは運営する化粧品・美容の総合サイト@cosmeの20歳以上のメンバー900名を対象に、2014年4月24日から2014年4月30日の期間にかけて実施したアンチエイジングに関する自主調査を実施した。
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同社が実施した調査結果によると、アンチエイジングはより身近になっていると考えられる。
美容液などのアンチエイジングのための特別なアイテムに加え、化粧水、乳液、洗顔料、クレンジングなど普段使用する身近なアイテムにもアンチエイジング効果のあるアイテムを取り入れている。
たとえば、クレンジングにアンチエイジング効果のあるアイテムを使用したことがあるメンバーは2005年から20.2%増え、2014年では33.8%が使用経験ありと答えている。
2011年7月から「乾燥による小ジワを目立たなくする」新しい効能が厚生労働省によって認められたことにより、アンチエイジング化粧品のラインナップがより充実した。
そのため、2014年では肌老化の原因として「乾燥」が注目されるなど、より肌老化への知識が高まっている。
髪は遅れ気味
髪や頭皮のアンチエイジングケアは美容意識の高い@cosmeメンバーにおいても後手に回っている。髪や頭皮の老化を実感するきっかけは「白髪」であり、老化現象が顕在化して初めてアンチエイジングを意識している。
これは、髪や頭皮の老化に関する知識が行き渡っていないことを表している。
「高級感」へのニーズ
化粧品消費行動に大きな変化はないものの、「高級感」へのニーズが高まり、アンチエイジング化粧品にかけられる上限金額が上昇するなど、単価上昇が期待できるという。具体的には、アンチエイジング効果のある美容液にかけてもよい上限金額を見ると、2010年の全年代の平均金額が7,890円だったのに対して、2014年では8,814円に上昇している。
「ドモホルンリンクル」と「SK-II」
アンチエイジングに関して注目されているブランドは前回の2010年の調査から変わりなく、「ドモホルンリンクル」、「SK-II」の2強であった。50代以上においては、50代からのスキンケア「F.A.G.E.(エファージュ)」への注目度の高さがうかがえる。
(エボル)
※この記事は2014年07月22日に公開されたものです