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不調

「鼻いびき」と「のどいびき」女性も悩むいびき問題。対策グッズやアプリも続々登場!

大場俊彦

男性に多いイメージがある「いびき」。でも、実は女性でも、いびきに悩まされている人が決して少なくないそう。いびき治療を専門に行う慶友銀座クリニックのいびき外来を訪れる女性は、全体の3割に上るとか。

「ひと月で70人近い女性が相談にいらっしゃいます。その半数近くを30代以下が占めており、いびきは若い女性にとって特別なことではないという実感があります」(慶友銀座クリニック院長・大場俊彦先生)

クリニックを訪れるきっかけは、家族やパートナーにいびきを指摘されるケース。また、最近は「睡眠時間をたっぷりとっているのに眠気がとれない」という悩みで相談に来る人も増えているそうです。

「テレビなどで睡眠時無呼吸症候群について報じられるようになり、いびきへの関心の高まりに一役買っています。昼間、眠気を感じるのは、いびきや無呼吸症候群が原因でしっかり睡眠がとれていないのでは……と考える方が増えました」(大場先生)

いびきには、鼻がつまって空気の通り道が狭くなることで起こる「鼻いびき」と、のどの奥の空気の通り道が狭くなる「のどいびき」の2つのタイプがあるとか。

「鼻いびきはレーザーなどを用い、鼻づまりのもとを治療します。のどいびきはマウスピースなどを使用し、のどの通りをよくします。以前は扁桃腺が大きい場合、切除するなど手術を必要とするケースが少なくありませんでした。でも、最近は技術の進歩もあり、マウスピースで改善されるケースが増えています」(大場先生)

■鼻呼吸を促すグッズやいびき録音アプリも人気

店頭でも、いびき対策グッズを見かける機会が増えています。どのようなものが人気があるのでしょうか。東急ハンズに聞きました。

「人気商品のほとんどは、口呼吸から鼻呼吸へ促すことでいびきを防ぐものです。例えば、『いびき防止テープ ネルネル』は上唇と下唇をテープで閉じることで、鼻呼吸を促します。価格が手ごろなこともあり、2006年の発売以来安定した人気を保っています。また、鼻いびき対策に人気があるのは『ノーズライト』。鼻腔を拡げて鼻呼吸をサポートします」
(東急ハンズ広報担当)

口とじ専用のテープ「ネルネル」(三晴社)。口がとじていると、舌がのどに落ち込みづらくなり、いびきが減る

口とじ専用のテープ「ネルネル」(三晴社)。口がとじていると、舌がのどに落ち込みづらくなり、いびきが減る

ソフトなシリコン素材が鼻にフィットし、鼻腔を広げる「ノーズライト」(エム・ケイプジャパン)

ソフトなシリコン素材が鼻にフィットし、鼻腔を広げる「ノーズライト」(エム・ケイプジャパン)

また、自分のいびきをチェックできるスマートフォンアプリも登場しています。就寝中の音を録音できる「Let It Sleep」(カヤック)はマイク音量の調節で、一定以上の音のみを録音。いびきや寝言を知ることができます。

「Sleep」を押して録音スタート、「Play」で再生

一方、「いびきレコーダ」(MusicalSoundLab)は睡眠時無呼吸症候群のサンプル音声付き。録音したいびきと聞き比べ、いびきの種類を予想できます。

「どのようないびきをかいているかを知ることで、いびき治療へのきっかけづくりにつなげられればと思っています。今後は音声認識技術を用い、いびきの質を調べられる機能の追加を考えています」(MusicalSoundLab)

いびきレコーダ2

睡眠時無呼吸症候群(SAS)のいびきと、通常のいびきを聞き比べることができる

自分のいびきを知ることは、睡眠の悩み解決にもつながります。ただし、いびき対策グッズでは、いびきを抑制することはできても、原因はとりのぞけていないという点に留意する必要があります。

「日中のだるさなど、いびきに起因する悩みを根本的に解決するためには、専門医の診察を受け、原因を突き止めることが何よりの早道です」(大場先生)

(取材協力:大場俊彦、文:齋藤純子+ガールズ健康ラボ)

※画像はイメージです

※この記事は 総合医学情報誌「MMJ(The Mainichi Medical Journal)」編集部による内容チェックに基づき、マイナビウーマン編集部が加筆・修正などのうえ、掲載しました(2018.07.05)

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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