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専門家 不調

20~40代女性がターゲット! 200万円以上取られる「メルマガ作成内職」って?

被害者全体の35%が20代の女性だ。「若い女性は特に副業への関心が強い」と市川さん

被害者全体の35%が20代の女性だ。「若い女性は特に副業への関心が強い」と市川さん

「メルマガ作成内職」に関するトラブルが年々増えているとご存じでしょうか。メールマガジン(以降、メルマガ)原稿の作成を入り口として、次々にお金を請求されてしまうというもので、昨年度の相談件数は424件にものぼったそうです。「相談者のうち、75%が20~40代の女性。副収入への需要が高まっている社会的背景を巧みに利用した手口です」と、国民生活センター相談情報部・市川結理さん。今回は市川さんに、メルマガ作成内職の手口について教えてもらいました。

「やり口はほぼワンパターンです。まず『高収入』『女性が活躍しています』などの気になる宣伝文句を掲載し、メルマガ作成のスタッフを募集。利用者が応募してしばらくたつと、あるテーマにそった課題を出すように指示します。そのフィードバックで『あなたの文章はレベルが高い。歩合制のほうが儲かる』などとそそのかし、初期費用がかかるホームページ作成作業をあっせんするのです。その後は『今のサイトは機能が不足している』『このままのサイト容量だと、お客さんからたくさん注文が来たときに対応しきれない』など、何かと理由をつけてお金を請求してきます」。

文章を褒められたら、誰だってうれしくなるもの。その気持ちを利用するとは、かなりたちが悪いですね。また、手元にお金がないと言っても、なかば強制的に消費者金融で借り入れをさせられるのだとか。働く女性の場合、途中で怪しいと気づいても「断ったら職場に副業のことをばらす」と脅されて、支払ってしまったというケースもあるようです。

被害の状況は深刻。昨年度、被害者が業者に渡してしまった金額の平均は72万円にのぼりました。なかには、200万円以上だまし取られた人も。全額返金させることはほぼ不可能なので、未然のトラブル防止が大切です。市川さんに、副業選びで気をつけるべきポイントを聞きました。

「てっとり早いのは、有名な求人サイトから登録すること。また、メールマガジン1本作成で1,000円以上のような、常識的に考えられない好条件の求人は注意するべきです」。その他、高額な初期費用がかかる場合は避けた方が無難。『○○万円の収入は確実』『収入がない場合は返金する』といった業者の文句を信じてはいけません。脅されたり、費用を請求された時点で消費生活センターなどに相談するべきでしょう。

お金を稼ぐためにはじめた副業で大金をだまし取られたら、元も子もありません。しっかりと業者を見極めて、案件に応募してください。

(石井瑞穂 アバンギャルド)

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