血液型を聞いただけでキレる!?　男の意外な地雷を踏んじゃった体験談

男心はとっても繊細。何気なくつぶやいたひとことで、男性をキレさせてしまうこともあります。一体、どんな言葉がNGなの？　今回は男性の意外な地雷を踏んじゃった女性に、体験談を語ってもらいました。

■血液型トークが地雷!?（ミツキさん／27歳／医療関連）

「合コンで出会った男性の話です。連絡先を交換して、そのあとデートのお誘いを受けました。私もちょっと気に入っていたので、よろこんでOKして。金曜日の仕事終わりに、2人で飲みに行くことになりました」

恋愛に発展するかしないか……というときのデートって、いいですよね。ミツキさんも、恋の予感に胸を躍らせながら、デートに臨んだことでしょう。

「最初は普通に会話を楽しんでいました。仕事のこととか、好きな音楽の話とか。趣味も合うようで、会話が弾みましたね。その時点では、つき合えたらいいなと感じていました。でも、私が彼に血液型を聞いたとき、空気が一変。突然彼が不機嫌そうな顔になったんです」

不機嫌ながら、彼は「A型」と回答。そこでやめておけばよかったのですが……。

「何気なく、『A型っぽいよね！　性格細かそうだもんね』と言ったら……彼がキレました。『ぽいってなんだよ!!』と、それはもう真剣に。『血液型なんかで性格を判断するヤツは最低だ！』と捨て台詞を残して、彼は帰ってしまいました。まあ、血液型で性格がわかるとは私も思っていませんが。そんなにキレることでしょうか？」

残念ながら、この男性とはおつき合いに至らなかったミツキさん。この一件以降、男性の前で血液型の話はしないようにしているそうです。

■車は男のロマン（リンさん／26歳／医療関連）

「今つき合っている彼氏は、普段からとても穏やかな男性。そんな雰囲気が好きになった理由のひとつなんですが……。過去に一度だけ、彼が本当にキレるところを見ました。私がうっかり地雷を踏んだんです」

いつも穏やかな彼氏をキレさせた地雷とは一体……？

「彼氏が車を買ったんです。それで、ドライブデートに行こうという話になって、彼が私の家まで納車されたばかりの愛車で迎えにきてくれました。どんな車を買うのかは聞いていなかったですし、私には車のことなんてサッパリ。でも、彼の乗ってきた車は見たことがある車種でした。そこで、『あ、コレ。最近よく見かけるヤツだね！』と言ってしまって……」

車に詳しくない女性にとっては、普通の感想ですよね。しかし、彼氏には言われたくない言葉だったようで……。

「『それ、どういう意味!?』とキレられました。彼は完全にヘソを曲げてしまい、その日のドライブデートは中止。私の家でコーヒーを飲んで、帰っていきました。数日たったら彼の怒りもおさまったようで、『この前はゴメン』と謝られました。怒った理由を聞いてみると、どうやら『普通のどこにでもある車』と言われたと感じて、腹を立てたようです」

『じゃあ、珍しい車を買えばよかったのに』と思ったものの、口には出さなかったというリンさん。愛車にこだわりを持っている男性は多いと思いますので、発言には注意したほうがよさそうです。

■男性にカワイイはダメ!?（サクラさん／29歳／通信）

「私の元彼の話なんですが、『カワイイ』が地雷でした」

背が高く、顔は少し濃いめのイケメン。そんな外見の元彼だったそう。周囲の女性たちからは、カッコイイ彼氏でうらやましいとよく言われたそうです。

「その元彼が、デートのときに買ったばかりのジャケットを着てきたんです。少し変わったデザインのもので、生地は紺で赤いステッチ。そしてポケットだけが細かいギンガムチェックになっていて、少しかわいらしい印象のオシャレなジャケット。私は彼に似合っているしデザインも素敵だと思ったので、ほめるつもりで『そのジャケット、すごくカワイイね！』と言いました」

え？　これってただのほめ言葉ですよね……？　何がいけなかったのでしょうか？

「そうすると、彼は突然不機嫌になってしまったんです。無言でどんどん歩いていってしまって。私の『カワイイ発言』が原因としか考えられなかったので、『カワイイって言ったのがいけなかった？　それなら謝るよ。でもほめたつもりなんだよ』と言いました。すると彼は、『カワイイと言われて、よろこぶ男はいないよ！』と。女性にとっての『カワイイ』は最高のほめ言葉なんですけどね……。男性の心はわかりません」

「カワイイ！」と思っても、男性に対しては「カッコイイね」と言ったほうが無難かもしれませんね。

男性がキレるのはちゃんと理由はあるのでしょうけれど、女性にはまったく理解不能のことも。しかし、男性も同様に考えていたりして……。相手をキレさせてしまう地雷がどこに潜んでいるのかなんて、考えに考えても全部はわからないものかもしれませんね。

（OFFICE-SANGA　森川ほしの）

※この記事は2014年06月27日に公開されたものです