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ヒトラーの秘密計画―絶滅した巨大な牛「オーロックス」をよみがえらせる

画像はイメージ

あるテレビドキュメンタリーによると、ヒトラーが「オーロックス」という350年前に絶滅した巨大な牛を、特殊な交配方法により復元しようとしていたようです。この牛は、体長3m、体重1トンにもなり、ラスコーの岩絵など古代の壁画にも描かれています。

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この現存する家畜牛の祖先である牛は、ヨーロッパの森に住んでいました。最後の一頭は17世紀にポーランドで死亡が確認されていますが、ナチスドイツがプロバガンダ(宣伝活動)の一環として、オーロックスに近い品種を交配させ、よみがえらせようと試みました。

これを立案したのは、ナチス政権下の政治家・軍人で、狩猟愛好家でもあるヘルマン・ゲーリングでした。カーディフ大学のトビー・サッカー氏は、英デイリー・メイル紙に次のように語っています。

「ゲーリングにとって狩猟は最高のアクティビティであり、なかでもこの野生の凶暴な動物は特別で、究極のチャレンジであると考えていました」

しかしながら、実は、謎に満ちたオーロックスを再現しようとする試みはこれだけではありません。

2010年にはオランダの環境保護を求める団体が、オーロックスのような動物をよみがえらせるプロジェクトを始めています。これに成功すれば、オーロックスがヨーロッパの田舎をより自然な状態に戻し、さらには牛にかわって家畜となることもあるかもしれないと、彼らは考えています。

体高は2mちかく、角だけでも80cmというと、小さな象くらいの感覚ですね。森で出会ってしまったらちょっと怖いかもしれません。

Revealed: Nazi Plans to Bring Aurochs Back from Dead
https://uk.news.yahoo.com/revealed-nazi-plans-bring-aurochs-back-dead-111951524.html

※この記事は2014年06月23日に公開されたものです

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