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男女の本音 デート・カップル

恋の「ときめき待ち」はNG! 雨宮まみの回答は“恋愛の慣らし運転”!?

今、彼氏がいない人の中には、「好きな人も、気になる人もいない。でも彼氏はほしい!」と思っている方もいるのでは? さらに、長い間好きな人がいない時期が続くと、「彼氏はほしいけれど、恋愛できる気がしない」という考えになってしまう人も中にはいるはず。そんな状態から「恋愛をする」と恋愛スイッチを入れようと思ったら、まず何を、どうすればいいのでしょうか、

■「ときめき」待ちは恋愛のスタートができなくなる!?

世間的には、恋愛は「ときめき待ち」だと考えられています。「ときめく」と感じる相手と出会わなければはじまらないし、「ときめく」と感じたら、それはもう恋のはじまりなのだと。しかし、この「ときめき」というやつはやっかいで、「ときめき」すぎて、次々に恋をしてしまい、なかなか落ち着けなくて困る、という人もいれば、「ときめき」が数年に一度とか、十年に一度とかしかこなくて「ときめいたことがないから、恋愛っていうのがどういう状態なのかわからない」という人もいたりします。

「今まで生きてきて、そんなものを感じたことはない」という人もいるくらいなのに、こんな「ときめき」のような曖昧なものを待っていていいのでしょうか。

個人的に、私は年々、この「ときめき」の回数が減ってくるのを感じております。もっと若かったころは、バイト先に若い男性が入ってきただけで、どんな人なのか興味津々で、男の子と2人で話すだけでときめきまくっていました。ところが今はどうでしょう。男性と2人で話すのは、たしかにうれしいのですが、話していても、その人が自分と付き合ってうまくいくような人なのか、結婚とか考えていそうな人なのか、借金地獄とか浮気性とか、何か大変な要素を抱えてる人ではないのか……などなど、何かがはじまる前にいろいろ考えすぎてしまって、うまくときめくスイッチが入らないのです。

あのキラキラした「ときめき」は、先のことなど何も考えず、「もし気が合って、仲よくなれたらいいな」、「お互い好きになって、付き合えたらいいな」とか、ぼんやりしたイメージしかないまま相手と相対しているときにしか、もしかしたら生まれないものなのかもしれません。

恋愛というものを考えるとき、私はつい「出会った瞬間に電流が走った」とか、「目が合った瞬間、運命の人だとわかった」とか、そういうドラマチックなものを想像してしまいます。今も、そういう恋愛ができたらいいな、と思う気持ちはありますが、この「ドラマチック待ち」もまた、かなり不毛な気がしています。何年待つハメになるかわからない上に、何も起こらないまま生涯を終えてしまう可能性もあるからです。

「ときめき」とか、「ドラマチック」、「ロマンチック」的なものを恋愛の基準に設定してしまうと、最初のスタートが切れない状態のまま、時間が経ってしまうのではないでしょうか。

■まずは恋愛モードの自分に慣れる

ではどうすればいいのか、と考えてみると、まずはジョギングをするように、日常的に“恋愛っぽいことをしている自分”に慣れていくのが現実的かな、という気がします。電流が走らなくてもいいので、2人きりで男性と食事をしてみるとか、メールのやりとりぐらいはできる男友だちを作ってみるとか、異性に触れる機会を増やす。会う機会がなければ、ドキッとする瞬間を体験することはないですもの。

大事なのは、「目標を下げる」こと。これは、「妥協した相手で満足しろ」という意味ではありません。「彼氏」という関係を目標にすると、最初の段階で高い理想を求めすぎて、OK判定を出す異性の数が少なすぎたり、ゴールが遠すぎてスタート前から気持ちがくじけたりするので、まずは「連絡先を聞く」ぐらいを目標にして、恋愛未満の「会える関係」を作ってみる。

たとえ、まだ「好き」とは言えない相手であっても、嫌悪感のない相手と会う機会があれば、自分自身の意識も変わってきますし、いざ好きな人ができたときでも、「男の人とデートなんて久しぶりすぎてどうしていいのかわからない!」とパニックに陥るのを避けることができるかもしれません。

「彼氏」にいきなり目標を定めず、自分のできる範囲で異性と接する「恋愛の慣らし運転」のようなことをしてみる。すると、接しているうちにときめくことがあるかもしれませんし、ときめかなくても居心地のいい関係を見つけられるかもしれません。

恋愛に対して、私のようにすごく構えてしまう人にこそ、頂上を目指すのではなく、まず、目の前の階段を一段のぼるような気持ちではじめるのをオススメしたいです。

(雨宮まみ)

著者プロフィール:雨宮まみ(あまみやまみ)

ライター。男性向けエロ本の編集を経て、フリーのライターに。自伝エッセイ『女子をこじらせて』(ポット出版)、対談集『だって、女子だもん!』(ポット出版)のほか、マイナビニュースでのWeb連載「ずっと独身でいるつもり?」を加筆修正、書き下ろしを加え再編した『ずっと独身でいるつもり?』(ベストセラーズ)が発売中。新刊では、自分の見た目とどう付き合うかを書いた『女の子よ銃を取れ』(平凡社)が2014年5月22日(木)より発売中。

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