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女性が男性に尽くしてはいけない理由「空気のような存在になるから」「重い存在になるから」

尽くせば尽くすほど、男性に冷たくあしらわれることが、時にあります。これって一体、なぜなのでしょうか。尽くす女性のことを、母親としか思えなくなるから? それとも、それ以外のところに何か理由が?女性が男性に尽くしてはいけない理由を、ご紹介します。

【好きな人には、尽くしすぎないのが上手くいくコツ「対償を求めていることが重荷に」】

尽くしてはいけない理由「空気のような存在になるから」

考えられる理由のひとつは、尽くしすぎることで彼がすっかり安心してしまい、あなたのことを「いて当たり前」だと思ってしまっているということ。普段、「空気ってありがたいなあ。これがないと生きていけないなあ」と思うことがあまりないように、あって当然のものに人は感謝の気持ちを抱いたり、意識したりすることが少なくなります。

「いて当然」の存在になってしまうと、相手はあなたのことを「まるで、いない」かのように扱うようになります。そのため「あの人は、冷たい」と傷つくことが増えてしまうのです。

尽くしてはいけない理由「重い存在になるから」

また尽くされると相手が冷たくなる、もうひとつの理由は「あなたが、重い存在になる」からです。尽くすということは、ある種見返りを求める行為。「相手のために尽くす」ということは、実は「相手から認められたい、愛されたい」という気持ちの裏返しなのです。

尽くされる相手も、そんなメッセージを無意識に感じ取ってしまいます。

100万円を何の理由もなく人からもらい、平気でいられる人が少ないように、人は尽くされると「これだけもらったら、お返しが大変だ!」と感じるようになります。そのため、何かされればされるほど、あなたが重い存在となり、相手はあなたを遠ざけようとしてしまいます。

恋愛も人間関係も、バランスが大事

「相手のため」の行為を相手が喜んでくれるのは、相手がそれを望んでいるときだけ。それ以外のところでやりすぎると、相手も重くなり、自分も見返りを求めてしまうため、2人の間で気持ちのバランスが取れなくなってきます。

このバランスを取るためには、今まで相手のために使っていた時間や労力を、「自分のために使う」ことが大事になります。またコミュニケーションは一方が与えるだけの関係よりも、キャッチボールできる関係の方が楽しいため、長続きしやすく、お互いのことを「必要で、大事な相手」だと感じやすくなります。

誰かのことを「大切」だと思える気持ちは、誰にとっても、かけがえのない宝物です。だからこそ彼にもそんな宝物、「あなたを大切だと思う気持ち」を、プレゼントしてあげてほしいのです。ぜひ尽くしすぎず、彼と自分の気持ちが、ちょうどいいバランスに保(たも)てる関係づくりを目指してみてくださいね。

※この記事は2014年05月20日に公開されたものです

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