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雑学 北欧スタイル

ヨーロッパ最北端の駅はどこ? 北極圏へ国際寝台列車に乗って行こう!

ヨーロッパで最北端の駅がどこにあるかご存じですか? それは、北欧の国ノルウェーにあります。その駅へ行くには、スウェーデンのストックホルムから、ノルウェー最北の駅ナルビクまでを結ぶ、長距離夜行列車ノールランストーグ号を利用するといいでしょう。

このノールランストーグ号でスウェーデンからナルビクまで移動するのに、約18~19時間かかるとか。その移動距離は1,606km。ノルウェーの夜行列車ってどんなものなのかを調べてみました。

■寄る年波には勝てない!? 食堂車はセルフサービス

ノールランストーグ号は、いわゆる寝台夜行列車です。食堂車もついていますが、寄る年波の影響か、食堂車内での食事はセルフサービス。もともとはノルド・ピレン号というちょっとぜいたくな食堂車がついた夜行列車だったのですが、運行会社が国鉄→Tagkompaniet→ヴェオリア・トランスポール(旧Connex)→スウェーデン鉄道SJへと入れ替わったため、今ではすっかりシンプル仕様になっています。日本で食堂車がなくなっていったように、どの国でも食堂車は絶滅の危機に陥りつつあるのかもしれません。

■ノールランストーグ号の車窓から、フィヨルドの絶景!

スウェーデンとノルウェーの国境近くにあるアビスコ駅を越えたあたりから、ノルウェーの迫力のある景色が楽しめるようになっています。車窓から見えるのが、ロンバックスフィヨルドの眺め。壮大なフィヨルドの眺めが車窓から楽しめます。

ちなみにノールランストーグ号の途中駅であるキルナ駅とアビスコ駅は、オーロラを眺める際の拠点として使われることが多い場所です。途中で降りるか、帰り道にはこれらの場所で一泊し、オーロラを楽しむのもいいかもしれません。

■ナルビク駅は、主に鉄鉱石を運ぶ貨物列車専用に作られた

ノールランストーグ号の、ナルビク行の路線は、主に鉄鉱石を運ぶ貨物車が走る路線です。ナルビクには冬でも凍らない不凍港があり、スウェーデンのキルナ鉄山から採れた鉄鉱石は冬場自国の港が寒さで凍ってしまうため、ナルビク港まで運ばれるようになったとか。今では通年鉄鉱石の輸送が行われています。

そのため途中駅で作業があったり、前後の列車の関係で運行が遅れたりした場合、貨物車が優先されやすいそうです。ナルビク駅手前の駅で列車の運行がストップしてしまうこともあるとか!? その場合は、途中でバス乗り換えになります。最終地点にたどり着くまで気が抜けない、スリル満点な寝台夜行列車と言えそうです。

■ノールランストーグ号に乗るときは、こんなことに注意

ノールランストーグ号は、ストックホルムを出発する段階で、ナルビク行の列車と、スウェーデンのルレオ行の列車がつないであります。そのためボーデンという駅で、この行き先の違う列車を分離して、それぞれの行き先に向かう列車と連結する作業が行われます。ボーデンでは乗り間違えのないように、ぜひご注意ください。

ノルウェーの雄大な景色が楽しめる、ノールランストーグ号。北欧の景色に癒やされながら、寝台列車の旅が楽しめます。憧れの寝台列車に一度は乗ってみたいという方も、北欧を満喫したい方も、ぜひ一度ノールランストーグ号での旅を体験してみてくださいね。

(ファナティック)

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