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話題作『愛の渦』イベントで女優陣がセキララトーク! 門脇麦、過激なシーンを全力で練習

着衣時間は123分中なんと18分半という映画史上もっともハダカなドラマでありながら、人間の本質を見事に描き出した映画『愛の渦』(原作・脚本・監督:三浦大輔)。3月1日(土)に公開されるやいなや、上映劇場のテアトル新宿では立ち見が続出するほどの大ヒット。そんな中、<男子禁制>女子会トークショーが3月11日(火)、都内にて開催。上映後に、女性キャストから門脇麦さん、中村映里子さん、赤澤ムックさんと、著書『女子をこじらせて』で知られる雨宮まみさんが、セキララトークを繰り広げました。

映画では、都会の一室で営まれる乱交パーティに参加した、初対面の複数の男女の人間模様が描かれます。門脇さん演じる女1と、池松壮亮さん演じる男1の関係はそのひとつであり、キーとなる人間関係。雨宮さんは、「最初の時点で、男の側のほうが見下しているなって思うんですよね。女性を値踏みしている! それなのに、惚れた感じになっていくところがイラッときますよね」とバッサリ!

そんなイラッとくる男性の役柄は、終止うつむいている暗いニートの男。映画ではほかに、茶髪のフリーター、真面目そうなサラリーマン、工場勤務の太った男、そして、メガネの女子大生、気の強そうな保育士、かわいらしいイマドキOL、大量のピアスをつけた痩せぎすの女など、社会ではお互い接点がなさそうな人物ばかりが登場します。

雨宮さんが、「中村さんの役が、出てくる女性の中では一番共感ができるかもしれませんね」というように、中村さん演じる気の強そうな保育士は、ひどい女だけど思わずあるある! とひき込まれてしまうキャラクター。「『私は普通の女とはちょっとちがうのよ』っていう主旨のセリフをちょいちょいはさんでくるのとか、あれがグサーッとくる! 『あー、言ったことある』って思うセリフがあって、こんなこと言ったって仕方がないのに……(笑)。(女同士の)差別化をはかるっていうか、ホントに見ていてたまらなかったです」と雨宮さん。映画では、「やりたい相手」と「やりたくない相手」、それに伴う駆け引きや嫉妬、侮蔑、格差など、体を重ねるにつれて心までセキララになっていく男女の振る舞いが、随所に笑いもちりばめられつつ描かれ、見ごたえ抜群!

門脇さんの役柄は、メガネの女子大生で、地味に見えて実は誰よりも性欲が強いという設定。セックスシーンについて門脇さんは、「あえぎ声がポイントと言われていて、三浦監督にダメ出しをされたんです。家族が寝静まってから練習したり、カラオケボックスに行ったりもしました。年末に言われたので、お正月はずっとあえぎ声のことばかり考えていました(笑)」と必死の練習についてコメント。女優魂をのぞかせていました。

『愛の渦』は「女性だけで気兼ねなく見たい」といった多数の女性の声を受け、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷では女性限定回を実施中。

●映画『愛の渦』
http://ai-no-uzu.com/

(マイナビウーマン編集部)

※この記事は2014年03月14日に公開されたものです

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