【心理セラピーで悩み解決】独占欲が強い男性とばかり付き合ってしまう……。どうすればいいの?
東京・千石駅にあるスピリチュアルサロン「」のセラピスト、橋津和枝さんが、毎回読者のお悩みにお応えします。今回は、恋愛関係に悩みを持つというYさんの悩みを聞いていただきました。
◆今回のお悩み
「独占欲が強い男性とばかり付き合ってしまう」
2年間付き合っていた彼と別れてしまいました。彼は独占欲が強く私を束縛するタイプの人。それが窮屈になってきたこともあり、別れたのですが、思い返すと私はいつも彼のようなタイプの人とばかり付き合ってしまいます。どうしたら、お互いの世界を尊重し合えるような人と恋愛ができるのでしょうか?(20代前半/Yさん/営業職)
繰り返される恋愛パターンにお悩みのYさんですが、このような恋愛ループにハマってしまっている女性は少なくないはず。もっとちがう人と出会いたいのに、気づけば、いつも同じようなタイプの人とばかり恋愛をしてしまうのはなぜ? そんなお悩みを持つ女性のみなさんに、このような恋愛パターンに隠れているメッセージをお伝えしていきます。
◆独占欲が強いヤキモチ焼きタイプ
Yさんは、自分自身を、明るくサバサバしたタイプだと語りました。学生時代から交友関係も広く、男女問わずみんなで楽しむことが好きなのだそう。一方、別れてしまった彼は、ひとつのことを深く追求したい人であり、人間関係においてもそれは同じ。いつでもYさんと2人で過ごす時間を望んでいました。そのため、彼はYさんを独占しようと束縛し、嫉妬もする。Yさんは束縛や嫉妬をする彼を疎ましく感じるようになったそうです。
でも、Yさんは疎ましい気持ちはありつつも、彼の独占欲にホッとし、安心する部分もあったはず。それは、「彼に対してなら自分が嫉妬や束縛をしなくてもすむ」という安心感なのです。
Yさんは、自分は独占欲が強いということを話してくれました。友人関係では、一番親しい友だちが、自分の知らないところで誰かと交友していたりすると、嫉妬してしまうこともあるそうです。でも、Yさんは恋愛関係では、自分を独占しようとするタイプの人ばかりと付き合っていました。そこでは、自分が嫉妬をする必要はなく、友人関係ではつい見せてしまう“独占欲が強い一面”を見せなくてもよかったのです。
意識では、お互いに自分の世界を持ち、それを尊重できるような相手との恋愛を望むYさんですが、実際にそんな人とお付き合いしてしまったら、Yさんは自分の隠している独占欲や嫉妬心と向き合わなくてはなりません。Yさんは、明るくてサバサバした自分だけではなく、独占欲が強く嫉妬心を持ち合わせた自分を恋愛において出してしまうことを、とても恐れていました。
だから、「自分が束縛したり、嫉妬をしたりしなくてもいい人と恋愛しよう」という、自分では気づかない思いが働き、同じようなパターンに陥っていたのです。
◆もうひとりの自分を認める
恋愛や結婚におけるパートナーというのは、自分自身を映し出す鏡です。相手に感じる問題は、自分自身が気づいていない、認めたくないもうひとりの自分なのです。これは、Yさんが自分自身を深く知り、心の成長をするための現象でもあります。だから、Yさんがそのことに気づくまで繰り返し起こり続けるのです。
そこで今回は、Yさんに、“明るくてサバサバしている自分”だけではなく、“独占欲が強く嫉妬心を感じやすい自分”がいるということを、まずは認めてもらいました。
心の奥深くに隠している自分というのは、意識では抑えきれるものではありません。また、自分の中で抑え続けるほど、他者がそれを見せつけてくれます。ですから、押さえつけるのではなく、許して受け入れるのです。そうすれば、Yさんは独占欲や嫉妬心とうまく付き合えるようになり、お互いの世界を尊重し合えるような恋愛ができるでしょう。
◆今回のまとめ
セッション後Yさんは、「他人を変えることはできないけれど、自分を変えることはできる。自分が変わることでこれまでの恋愛パターンから抜け出せるのなら、やってみます」と言いました。
同じパターンの恋愛ループにハマっている場合、相手に感じる問題を自分の姿として捉えてみましょう。それはあなた自身が気づいていないもうひとりの自分です。あなたが強く禁じて表に出さないために苦しんでいます。その苦しみをうまくいかない恋愛パターンによってあなたへ伝えているのです。どんな自分も受け入れていくことは、あなたを「ありのままの私」として輝かせ、素敵な恋愛へと導いてくれるでしょう。
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◆Orange room
http://ameblo.jp/904i/
(Orange Room・橋津和枝)
※この記事は2014年02月26日に公開されたものです