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ユニークな世界のあいさつ「チベット:舌をぺろりと出す」「マオリ族:鼻と鼻をくっつけ合う」

日常のしぐさやあいさつには、国によって大きく異なります。観光などで外国に行き、日本とのギャップに戸惑う人も少なくないようです。やり方を間違えるとその国のタブーに触れることにもなりかねません。そこで、各国のあいさつの仕方についての実際を紹介しましょう。

■握りこぶしを作った両手を組み合わせる

中国の人口の約9割を占めるといわれる漢民族のあいさつの仕方は日本人とはかなり異なります。日本では両手を脇につけてお辞儀をしますが、中国のお辞儀は握りこぶしを作って両手を組み合わせ、胸に当てて上下させるというものです。

■鼻と鼻をくっつけ合うあいさつ

ニュージーランドのあいさつも一風変わったものです。ニュージーランドの先住民・マオリ族のあいさつは、お互いの鼻と鼻をくっつけるというものです。もともと、初対面の相手との親交の証として行われていた儀礼の風習が、あいさつの仕草として定着したものといわれています。呼吸するために必要な人間の鼻をくっつけ合うことで「生命の息吹を交換し合う」という意味合いを持っているようです。

■舌を出すのは尊敬している証拠?

日本では、相手に舌をぺろりと出す行為は侮辱と受け取られますが、チベットではなんとこれが普通のあいさつというのですから驚きです。しかしチベットでは、自分の舌を見せる行為こそ相手に尊敬の念を送るという意味になるのです。正に「所変われば習慣も変わる」という恰好の実例ですよね。

■合掌して「ナマステ」

多民族・他宗教のアジアの国といえばインドです。インド人同士のお辞儀は、まず合掌した両手をあごの下に持っていき、軽く会釈しながら「ナマステ」と言います。また、相手が外国人の場合はインドでも握手をするのが一般的ですが、相手が女性の場合は避けるのが無難。インドでは肉親以外の男性が女性に触れるのはタブーとされている風習がまだ根強いので要注意です。

(ファナティック)

※この記事は2014年02月17日に公開されたものです

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