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専門家 デート・カップル

本人や仲人にどう伝える? お見合いの断り方と文例

中村はるみ

紹介者のすすめでお見合いをすることになったけど、正直そんなに乗り気ではない。結婚は望んでいるけど、今回のお見合い相手とは結婚を考えられない……。このような状況では、どのようにお断りをするべきなのでしょうか? 今回はお見合いを断る正式なマナーについて、夫婦円満コンサルタントの中村はるみさんに教えてもらいました。

■会う前のお見合いを断るには

お見合い相手に会う前にその申し出を断りたい場合、どのような方法が相手に差し支えなくスムーズに断ることができるのでしょうか。恋愛とちがい、お見合いは仲介する人=紹介者がいますので、必ずその方を通して断るのがルールです。紹介者別の断り方をまとめました。

◇上司からの紹介

お見合いのステージは大きく4つに分けられ、各段階で断り方がちがいます。

1.釣書/身上書を受け取る前
2.釣書/身上書を受け取ったあと
3.お相手に1回会ったあと
4.数回デートをしたあと/お付き合いしたあと

上司のお見合い相手は、取引先や上司自身の血縁関係の方が多く、心遣いが必要です。ここでは特に、1と2の段階の断り方をみていきます。

☆釣書(身上書)を受け取らない断り方

お見合いする意思がまったくない場合、断るタイミングは話を持ちかけられたときです。すぐにハッキリと「ご遠慮させてください」と断りましょう。身上書などを開封しないことで「今はお見合いする意思がまったくないこと」を上司に伝えます。

「【御礼・感謝】ご紹介をいただいてうれしいです。ありがとうございます。

【断る理由】せっかくのお話ですが、今はまだ結婚より仕事が楽しく、結婚を考える余裕がありません。

【断り】申し訳ございませんが今回はご遠慮させてください。

【今後の関係作り】結婚を考えられるときがきましたら、改めて私からご相談させていただきます。そのときはよろしくお願いいたします」

「仕事がひと段落してから」「〇〇歳になったら」のような断り方は、後々またお見合いを勧められる可能性があります。「私からご相談させていただきます」と伝えると今後の紹介は減るはずです。

☆釣書(身上書)を受け取ったあとの断り方

身上書を受け取った当日や翌日に断ってしまうと「その気がないのに受け取った」と誤解させる要因になります。少なくとも1日は考えたフリをしましょう。断るのは翌々日ぐらいがいいでしょう。

「【御礼・感謝】ご紹介くださって、ありがとうございます。

【謙遜的理由】よく考えてみたのですが、私にはもったいないお相手です。

【理由】結婚する覚悟もできていなく、ご両親と同居は私にはできません。

【断り】せっかくご紹介していただいたのに申し訳ございませんが、ご遠慮させてください」

文例は上司とあなたの関係で変わります。丁寧な言葉使いで上司との関係を良好に保ちつつ、しっかりと断ることを意識しましょう。上司に断る場合の理由は、仕事に関するものなどにすると無難です。

礼儀に厳しい上司には「素敵な方ですが、私には荷が重すぎます」、フレンドリーな上司には「素敵な方ですが、まだ仕事を優先したいです」、上司との関係が良好なときは「相手を傷つけずにご遠慮したいのですが、適切な言葉がわかりません」と正直に頼るのもありです。

断り方のスタンスとしては、謙遜的断り方=自分の至らなさが原因。つまりどの場合も自分自身に原因があるというスタンスで、相手の欠点を断る理由にしないでください。

相手の性格や容姿など、具体的な理由はNG。曖昧な表現は避けるようにして、「なんとなく私と合わない気がしたので」程度にとどめておくのが無難です。または釣書に書かれていることを理由としましょう。「フィーリングが合わないので」「ご両親との同居は避けたいです」「教養のない私にはもったいない」「ご立派すぎる方なので、私とは釣り合わない」などと伝えたうえで、身上書や写真などはすべてお返しします。

◇親戚からの紹介

親戚や親の関係者からの紹介を断るのは、お見合いのお断りでももっとも面倒なものです。いざ断ると「お付き合いしてみたら?」「すぐには相性なんてわからないものよ」としつこくされるかもしれません。親と紹介者がタッグを組み、断ったら延々と愚痴を言い続けることもあります。

親戚からの紹介の場合、お見合いの断り方の基本として、「親に流されないで自分の気持ちを大切にすること」「はっきりと断ること」「両親に子離れをしてもらうチャンスと考えること」の3つがあげられます。

この3点をもとに「まったく結婚に興味がないのでお断りさせていただきます」と伝えましょう。また、断るときに「好きな人がいる」という嘘の理由を選んでしまうと、親の詮索を誘発し墓穴を掘ってしまいます。自身の親離れトレーニングと考え、戦略的に両親や親戚の話を穏やかに聞き、ガス抜きをしてあげましょう。さらに「私の人生だから、納得した人生を生きたい」「世間体ではなく、私を応援する親になってほしい」といったことを、日常でも親自身に伝えておくといいですね。

◇友人からの紹介

友人からのお見合いの紹介を断る場合も、基本は上司と同じです。一番無難な理由は「あなたをなんとも思っていない片思いの人」がいるという設定です。あとから「その人とはダメだった」と言えばいいのです。

友人からの紹介を上手に断る際は、「友人が、結婚したほうがいいと思ってくれていることを認める」「あなたに好意を持つ友人の親切を素直に受けとる」「自分の感性・感覚を大切にする」「今後も友人との関係を良好に保ちつつ、きっぱりと断ることを意識する」という4つのマインドを意識しましょう。

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