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海外旅行のとき注意! 各国の意外な法律・初級編「小銭での支払い」「ハイヒール」

外国には、日本では考えられないような法律があります。その国にあるちょっと変わった法律を知っておかないと、海外旅行で訪れた際に思わぬ事態に遭遇してしまうことになりかねません。そこで、海外旅行の際に注意しておきたい各国の変わった法律のいくつかを紹介しましょう。

■ガムは禁止

シンガポールでは、チューイングガムを噛む行為が全面的に禁止されています。街の景観と美化に特に厳しい国ならではの法律です。「ホテルの部屋で噛むだけならいいだろう」と安易に考えるのは間違いで、同国ではガム自体の販売だけでなく外国から持ち込むことも法律で禁じているのです。

■昼間でもヘッドライト点灯の義務

日本でも、最近はタクシーなどが日中でもヘッドライトを点灯させて走行するようになってきており、交通事故防止に一定の効果が出てきているようです。北欧の国・デンマークでは自動車のヘッドライト点灯を法律化しており、違反すると100ドル以下の罰金となります。デンマーク旅行でレンタカーなどを運転する際には注意しましょう。

■硬貨での支払いの制限あり

カナダでは、ショッピングの際に注意しなければならないことがあります。それは、支払いに小銭ばかりを使うのを禁じる法律で、店側は10ドル以上の品物について、硬貨だけでの支払いを拒絶できるという権利があります。日本では、財布に貯まっている小銭を減らすために硬貨での支払いをよくしますが、カナダではご法度ということを覚えておきましょう。

■鳩へ餌をやってはいけない

観光旅行でイタリアに行った日本人が、うっかりやってしまいそうな法律違反行為があります。ベネツィアの「サン・マルコ広場では鳩の餌やりは禁止」という法律です。鳩が餌をあてにして広場に集まってきて、観光客にフン落とすという事態が相次いだことから、2008年に法制化されました。日本の神社と同じ感覚でうっかり餌やりしてしまいそうなので、注意しておきましょう。

■遺跡でのハイヒールはご法度

ギリシャにある古代遺跡を見学するために観光旅行に出かける女性は、履物に注意しましょう。というのも、ギリシャの遺跡がある場所はハイヒールが禁止されているからです。遺跡保護の観点からできた法律なので、ハイヒールだけでなく、遺跡を傷つける可能性のある履物は避けておきましょう。

(ファナティック)

※この記事は2014年01月22日に公開されたものです

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