海外旅行のとき注意! 各国の意外な法律・中級編「女性のズボン」「雪合戦」
国ごとにいろいろな法律があるのは当然ですが、日本人にとっては、ちょっと首かしげたくなるような法律が外国にはいくつもあります。中には肝心の国民にも忘れられていて、すでに形骸化している法律も少なくないようです。ここではそれらの中からいくつかを紹介しましょう。
■女性のズボンは禁止
フランスでは、1800年に女性がズボンを履くことを禁止する法律が制定されています。乗馬や自転車が流行した際にもこの法律は適用され続け、現在に至っています。昔は女性のズボン姿など考えられない破廉恥行為だったというわけですが、さすがに現在は有名無実化となっている法律で、正式に廃止しようという意見もあるそうです。
■豚の名前が「ナポレオン」はダメ?
フランスには、「豚にナポレオンと名付けてはならない」という、ちょっと吹き出したくなるような法律があります。おそらく、母国の英雄を豚扱いするのは許されないということで作られた法律なのでしょうが、これがいまだに存続しているというのもおもしろいですよね。
■えっ? 雪合戦しちゃいけないの?
米国のミズーリ州では「雪合戦」をすると違法行為となります。たしかに、路上での雪合戦は通行人に雪玉が当たると危険なので、理解できないこともないのですが、わざわざ法律で禁止しなくてもよさそうなものですよね。雪合戦は子どもの遊びとしてしか考えない日本では考えられない法律です。
■日曜日はメリーゴーランドに乗れない
米国のアイダホ州には「日曜日にメリーゴーランドに乗るのは禁止」という変わった法律があります。まるで冗談としか思えないような法律です。「日曜日にはメリーゴーランドなんかで遊ばずに教会へ行きなさい」ということなのかもしれませんが、これって法律で決めなきゃいけないことなのでしょうか?
■音痴のカラオケは禁止!
米国のノースカロライナ州には「音程を外して歌うのは違法」という、カラオケファンならドキリとするような法律があります。たしかに、音痴の歌を聞かされる立場も分からなくはないですが、日本にこんな法律があったらカラオケ店は商売あがったりですよね。
(ファナティック)
※この記事は2014年01月24日に公開されたものです