背中が張っている人必見!対処すべきは下半身にあった!
体がカチコチ!過剰な緊張状態が続き、やすらぎを求めても思うようにリラックスができない……という人が少なくありません。
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分かりやすいのは、肩の力が抜けず、気付くと両肩が持ち上がったようになっている、ということ。
他に背中に板が張り付いたかのように張ってしまう、ということで過剰な緊張状態におかれていることに気付く人も。
このような状態のときは、実は下半身の緊張が解けていないことが多いのです。
下半身の筋肉の緊張が抜けていないことをテストする方法をお教えします。
横になった状態で、両膝を後ろに曲げて両足のカカトでお尻をぽんぽん叩くのです。「右と同じようにお尻をたたくことができない!」と驚く人も多いのではと思います。
横になり下肢の筋力を使っていないのにもかかわらず、脚の筋肉がリラックスできていないと、お尻にカカトが届きにくくなります。さらに、フトモモの前面のツッパリを感じたり、腰に痛みを感じたりもします。下半身の緊張は横になっても意外と消えにくいのです。
身体が疲労している人ほど、この傾向が出やすくなります。うつ伏せになり、カカトでお尻をポンポンとたたけるか、ぜひ確認してみましょう。
脱力し切れていない兆候がみられたら、活動時に膝や腰に負担がかかっている可能性があるため、痛めないように動作や姿勢に注意を払いましょう。同じ姿勢で過ごすこと、反復動作はなるべく避けると、疲労軽減に役立ちます。
著者プロフィール
檜垣 暁子(ひがき あきこ)。オールアバウト 肩こり・腰痛ガイド http://allabout.co.jp/gm/gp/51/ カイロプラクティック理学士・日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。現在は、横浜市に治療室を開院し、日々、肩こりや腰痛を始めとする不調を訴える患者さんの診療に当たっている。
※この記事は2014年01月07日に公開されたものです