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隠れた地雷に注意! 草食系男子と上手に付き合う13のコツ

恋愛部長

彼に「草食系」のレッテルをはり、女性がリードするのはNG

「草食系男子にいきなり振られた!」と泣いている女性に案外多いのは、まったく前兆もなく別れに至ってしまったケース。おそらくは、女性のほうが、「この人は大人しい草食系」と侮って、自分のしたいように振る舞い、相手の負担になることを強いたり、相手の意に沿わないことを強要して、拒否感を持たれていることに気づかなかったりしたのではないでしょうか。草食系男子のみならず、すべての男性は、自分が不満を持っていても、我慢の限界までは黙って耐えることが多いです。我慢に我慢を重ね、ついにいっぱいいっぱいになったときに、相手に対する気持ちを使い果たし、一気に「別れたい」という針が振れる。

たとえば、こんな話があります。とある草食系男子と付き合っていたオシャレ女子は、彼のプライベートが垢抜けないので、一生懸命私服に口を出したり、流行りの場所に連れ出したりしていました。でも、彼はそれが苦痛だったようで、ある日突然、「君と付き合うのはもうやめにしたい」と言われてしまったそうです。彼女にしてみれば、まさか大人しい彼が嫌だと思っていたとはわからなかったようで、ビックリして泣きつきましたが、そうなってしまっては手遅れです。特に、草食系男子は、マイワールドに閉じこもりやすいので、一度「もう嫌だ」と思われて、心を閉ざされれば、二度とその扉を開けることはできなくなってしまうでしょう。『北風と太陽』のように、「話をしよう」と無理やりドンドン扉を叩いても、ダメ。彼に内側から開けてもらうほかないのです。

さて、ここでようやく相談の本題になりますが。草食系男子が、なかなか結婚を切り出してくれない、何を考えているのかわからない、という場合。何よりもまず気を付けたいのは、「白黒ハッキリつけろ」と迫らない、ということ。ここまで、草食系男子について考察を述べてきた通り、草食系男子は、気が弱いわけではなく、自分の世界を大事にする人。一見御しやすいように見えながら、実は、逆に御しにくいタイプではないかと思います。草食な彼に自分の意見をグイグイ押し付けたり、決断を迫ったりすれば、彼は殻にこもってしまうこともあり得ます。ナイーブで自己愛が強そうな草食系男子には、彼の味方である、という立ち位置を守ることが大切。彼のいちばんの理解者であり、そのままの彼を受け止められる女性こそ、理想の女性です。彼のペースを尊重し、彼の決断を待ちましょう。

草食系男子には、自分が納得するまで、じっくり時間をかけて物事を進める人も多いと思うので、それを黙って見守ることです。草食系男子だからといって、結婚するかどうかを自分で決められなかったり、女性に言い出してもらうまで待っていたりする、というわけではないと思います。事実、私の知っている草食系男子は、ほとんどの場合、自分から付き合っている彼女にプロポーズしています。自分で納得し、「この人といっしょにいたい」と確信を持てれば、自発的に動くことだってできるんです。

たとえば、前述の、3カ月ただ会うだけだった彼も、パンを焼いていた彼も、それぞれそのときの彼女にプロポーズしています。じっくり時間をかけて、いっしょにいる心地よさを確認し、自分が相手に否定されていないことを知ったからこそ、自信を持って結婚に踏み切れたのではないでしょうか?

逆に、どうも結婚の話になると逃げ腰になる、とか、話をそらされる、などの傾向が見られたら、要注意です。なぜなら、彼が、すでに「結婚はないな」と思いはじめているかもしれないから。自分が大事な草食系男子にとって、自分が結婚で何かしら脅かされるものがあるな、と感じれば、結婚に二の足踏むこともあり得ます。もしかすると、結婚後彼のテリトリーを侵しそうな発言や行動をしたりしていませんか? たとえば、週末は趣味に時間を使いたい彼に、毎週どこかへ出かけようとねだるなど。特に何をするわけでもないのに呼び出して、彼の時間を拘束したりすれば、彼にとってはかなりのストレスを与えていることになります。結婚後もきっとこんな調子なんだな、と思い、嫌だな、と思われてしまえば、アウト。

(次ページ)草食系男子に結婚を意識してもらうには?

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