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隠れた地雷に注意! 草食系男子と上手に付き合う13のコツ

恋愛部長

彼にだけ伝わる「わかりやすい好意」を見せてみる

草食系男子は、確かに、積極的に女性にアタックしないぶん、考えていることがわかりにくいです。でも、よ~く見ていると、自分の好みの女性を見つけるとスルスルと寄っていって、地味なアプローチをしていたりする。友だちのような気楽さで、デート(に見えないデート)に誘っていたり。草食系男子を好きになり、「彼の気持ちがわからない!」と頭を抱えてしまっている女性と話すと、よく「何度も誘ってくるし、デートなんじゃないかと思う」「でも、向こうから告白するわけでもなく、手を握るわけでもない」なんて話を聞きますが、そういうのも、実は、彼にしてみれば好意の表れということもある。私の友人などは、草食系男子と、毎週末何かと理由をつけて会っていたけれど何も進展なく、3カ月経ったころ「もう見込みはないんじゃないか……」とあきらめかけていました。でも、私のアドバイスに従って、彼女のほうから「付き合ってるって思っていい?」と確認したところ、逆に、「付き合ってほしい」と言われたんです! 「言い出せなくてごめんね」と。

また別の草食系男子は、高校のころから片想いしていた女友だちと、週末にはよく、いっしょにパンづくりなどを楽しんでいたんですが、社会人になってようやく、まわりに背中を押されて告白しました。彼女からは「まったくそんなふうに想われているとは知らなかった!」と言われたそうです。まったく、わかりにくいうえに気の長い話です。

ですから、あまり普通の男性の一般論で、彼らを判断しないほうがいいかもしれません。大事なのは、彼の行動の中で客観的に見て、それが、好意なのか友情なのか? ということです。女友だちだと誰でも割といっしょにお出かけするタイプなのか。それとも、ほかにはそんな存在がいないのに、自分とだけは、律義に約束して会おうとしているのか。彼の趣味に付き合ってあげられる人がいない、など、彼にとって都合がいいから誘われているだけなのか、逆に、会うための理由を探してまで自分と会いたがっているのか。冷静に考えると、彼が自分に特別な好意を持っていることがわかることも。とにかくはじめから、草食系男子は、好意の出方がわかりにくいものと考えたほうがいいですね。

そして、何かと臆病になってしまう草食系男子ですから、こちらとしては、なるべく、彼にだけ伝わる「わかりやすい好意」を見せてあげるといいと思います。「私はあなたに誘われるのがうれしいですよ」「あなたに告白されたらOKしますよ」という安心感。それを相手に見せてあげると、向こうも心を開いてくれるでしょう。そこで、「こっちから告白したほうが早いのでは?」というふうに思われるかもしれませんが、先ほども書いたように、草食系とはいえ、れっきとした男子。自分から追いかけたほうが燃えるし、大事にしたいと思えるので、その楽しみは奪わないようにね。あくまでも、彼が「好きな人」を「落とした」という自信を持たせてあげたいもの。草食系男子だからって、いや、だからこそ、男性としての自信は大事です。

これは、付き合ってからの態度にも関係してきます。草食系男子は、私の見る限り、大部分は普通の男性と同じです。大人しく、物腰柔らかで、一見女性的に見えるとはいえ、男としてのプライドはしっかりある。だから、それを傷つけるような行動はNGだと思うんです。「彼は草食系で頼りないから、私がグイグイ引っ張っていかなきゃね!」なんて、女性は腕まくりしちゃいそうですが、逆に、そこは一歩引いて、「あなたのしたいようにするのをフォローするね」という女性らしさを見せたいところ。草食系男子には、自分の世界を大事にしたい、内向的な男性も多いですが、そういう人の生活に、ズカズカ入り込んで、自分流に染めようとすると、静かな反発を食らいます。草食系男子は、自分のテリトリーを乱されるのが苦手なのです。そこも、肉食獣的な発想だと、「なんだか繊細過ぎてわけがわからない」となってしまう部分。でも、草食系男子を好きになって、付き合っていこうというのなら、相手を尊重して付き合っていくのがいちばん大事なことだと思うんです。

(次ページ)「突然、草食系男子に振られる女子」の特徴

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