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気象庁に聞きました!年末年始の天気は? 「太平洋側は晴れや曇り、日本海側は雨や雪」

大みそかや元日に初詣に出かける人も多いと思います。女性の場合、晴れ着姿で出掛けるという人もいるでしょう。そんなとき気になるのが、やはり天気。雨や雪の日に晴れ着は着たくないですよね。そんなわけで、大みそかや元日の天気はどうなるのか、また晴れる日は多いものなのか、気象庁の天気相談所に聞きました。

【初詣は何をお願いする?】年末年始の天気は?

■都心部や太平洋側では大きく崩れそうにないが……

――まず、今年の大みそかの天気について伺いたいのですが、晴れそうでしょうか?

東京の予報は現在「晴れ時々曇り」です。また、名古屋、大阪もそれぞれ「晴れ時々曇り」、「曇り時々晴れ」という予報になっています。

――大きな都市部では晴れ間の見える天気になりそうなのですね。その他の地域はどうでしょう?

北海道や新潟などは一部で雨や雪の予報が出ています。日本海側は全体的に天気は悪いですね。そのほか、広島や福岡も「曇り」、石垣島など南側は曇りや雨の予報が出ています。

――大きな都市部以外では天気が崩れそうなのですね。次に1月1日の天気はどうでしょう?

1日の天気も西高東低の気圧配置になりますので、日本海側は雨や雪、太平洋側は晴れが主体になります。31日と同じように関東や東海は「晴れ時々曇り」、西日本は「曇り時々晴れ」ですが、雲が多い天気になりそうです。

――北海道や沖縄などはどうでしょうか?

北海道は、太平洋側は「曇り時々晴れ」の予報ですが、日本海側は雪が降りそうです。沖縄は雲が多く、雨も降りそうです。

――日本海側、また沖縄に住んでいる人は、元日のお出かけは要注意ですね。1月2日の天気も、1日と同じようになるのでしょうか?

2日の天気も、大きく変わらない予報です。やはり太平洋側は晴れや曇り、日本海側は雨や雪の予報です。

――こうした「お正月の天気」の傾向は、晴れが多いのでしょうか? それとも崩れやすいのですか?

1月になると、先ほども話しました「西高東低」の「冬型の気圧配置」が安定します。そのため、太平洋側では晴れやすく、日本海側では天気は崩れやすくなります。特殊な気圧配置にならない限りは、例年こうした天気になります。

――今年も例年どおりの天気になりそうなのですね。


お話を聞いたところ、関東や東海など、太平洋側では天気は崩れそうにないようです。はかまなど晴れ着を着たいという人は、ひと安心でしょう。逆に日本海側など、天気の崩れやすい場所の人は、お出かけの際は傘を忘れないようにしましょう。

※今回紹介した予報は12月26日11時00分時点でのものです。

⇒気象庁の「週間天気予報」で詳細が確認できます!
http://www.jma.go.jp/jp/week/

(貫井康徳@dcp)

※この記事は2013年12月26日に公開されたものです

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