なにか腑に落ちない各国の不思議な習慣「日本よりサービスが悪いのにチップを払う」
海外では、日本と勝手がちがうことに驚くことも多いものです。今回は、社会人男女のみなさんが海外に行ったときに、「なんでそんなことをするの?」と不思議に思った経験について紹介します。これから海外旅行へ出掛ける予定があるあなた! ぜひみなさんの意見から、各国の習慣を勉強してみてくださいね。
■なんだかもったいない!?
・「日本よりサービスも悪いのに、チップを払わないといけない習慣」(30歳女性/学校・教育関連/技術職)
・「ハワイ。チップをテーブルにおいて立ち去ることに不思議を感じた。盗られたりしないのかな、と」(31歳女性/団体・公益法人・官公庁/その他)
多くの方が挙げたのが「チップ」に関する意見です。「意味がわからない」という意見のほか、「いちいち計算するのが面倒」という意見も。いっそ、最初から代金に組み込んでしまえばいいのに……というのは、日本人ならではの感覚なのでしょうね。
■トイレの習慣
・「中国で『ニーハオトイレ』といって女性がトイレの扉をしめないこと」(27歳女性/運輸・倉庫/秘書・アシスタント職)
・「トイレットペーパーを流すのではなく、ごみ箱に捨てるという習慣に驚いた。汚物がついたものを流さないという状態が衛生的に意味不明だった」(27歳女性/団体・公益法人・官公庁/技術職)
日本人にとって「トイレ」とは、非常にプライベートな空間です。それを大っぴらにする習慣に、「?」と思ってしまう方も多いよう。理由を説明されたところで、感覚的に、すべてを受け入れるのは難しいのかもしれませんね。
■不便です……
・「シンガポール。バス停留所の案内がない」(31歳女性/医療・福祉/事務系専門職)
・「食器を持って食事をするのはマナー違反」(27歳女性/金融・証券/専門職)
海外では、「こうした方が絶対に便利なのに!」と思ってしまうことも日常茶飯事? 食器を持って食べることは、日本人にとってわりとあることですが、欧米人からするとマナー違反。お隣韓国でも、こうした文化が根付いているので、注意が必要です。
■儲かるのに……
・「宗教などの関係もあるかもしれないけれども、土日なのにお店が休みであること」(29歳女性/金属・鉄鋼・化学/秘書・アシスタント職)
・「フィンランド。夜も街灯が煌々(こうこう)とついているのに、ほとんどの店が夕方には閉まっていた。日本では7時くらいなんてまだまだ店があいているのに……」(26歳女性/医療・福祉/秘書・アシスタント職)
買い物したいときに、お店が開いていない! 開ければ、絶対にもうかるのに!というのは、日本人独特の考え方かもしれません。「お店が開いている」ということは「働く人がいる」ということ。その立場で考えると、お店が閉まっている意味も理解できるのかも?
■日本でも取り入れてみる?
・「不思議というか、いいなぁと思ったこと。オーストラリアで公共のバスに乗り、降りるときにみんなバスドライバーに『サンキュー』と言って降りる」(33歳女性/自動車関連/秘書・アシスタント職)
・「スペインではお昼ご飯の後シエスタというお昼寝の習慣があり、お店なども閉まってしまうため戸惑ってしまった」(30歳男性/情報・IT/技術職)
馴染みのない習慣ですが、思い切って取り入れてみると、想像以上に快適な暮らしができるのかも? せっかくのグローバルな時代なのですから、いい習慣は積極的に取り入れるべき!?
各国の不思議な習慣はいかがでしたか? 異文化を理解するためには、こうした不思議な習慣に隠された意味を、知る必要があるのかも? 実際に見かけたら、現地の人に「なぜ?」と問いかけてみてはいかがでしょうか。
(ファナティック)
※『マイナビウーマン』にて2013年12月にWebアンケート。有効回答数275件
※この記事は2013年12月17日に公開されたものです