お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

恋愛経験をカバーして、ただひとりと幸せになる16のルール

恋愛部長

■しっくりくる相性かどうかは、最初から決まっている

結婚相手って、出会う順番的には、いつきてもいいんだと思うんですよ。いきなり子どものころに出会ってしまって、若いうちに結婚することだってある。逆に、なかなか出会わなくて、もう結婚なんかしないんじゃないかと思い出したころに出会うことだってある。1番目に出会った人だろうが、50人目に出会った人だろうが、結婚は1回。その人に出会えたら、そこで終わり。それでいいじゃないですか。

私の後輩で、いつも、「僕は幸せです。こんなに幸せでいいんでしょうか?」と口癖のように言っている男性がいるんですが。その彼は、学生時代に出会って、恋に落ちて、そのまま結婚。彼も奥さんも、お互い以外には誰とも付き合ったことがないそうです。ほかにも、人生ではじめて付き合った人と結婚した女性の友人がいますが、その人の旦那さんは、結婚するときにしみじみ「彼女が僕と出会うまでひとりでいてくれてよかった」と言ってました。私からすると、結婚する運命の人と、たまたま最初のころに出会えてしまったのはラッキーだと思います。どんなにがんばってもうまくいかないとか、考えや感覚のずれが気になって、いっしょにいると息苦しい、なんていう、結婚する相性ではない人との「違和感」を感じずにすんだんですもの。

結婚してみて今思うことですが、結局、しっくりくるかどうかは、最初から決まっているんですよね。相手とうまくいくようにことさら努力したり、自分を押し殺したりするような付き合いは、結婚までは行かない。結婚は、努力してするものではない、ということです。自然に息をするように一緒にいられること。自分が自分のままでいても受け入れてもらえること。自分もまた、相手のことを、まるごと受け入れられること。赤の他人が家族になるんですから、そういう関係であることがマストだと思うんです。

だからもし、結婚する段になって急に迷いが生じたとして、それが、単なる不安なのか、それとも、直感的な違和感なのか、ということは注意して見たほうがいいと思います。見極めのポイントは、相手ではなく、自分のことを見る。

相手を見て不安になるのは、結婚前なら割と当たり前。今までいいなと思っていた部分は当たり前になって、嫌な面ばかりが気になってきたりするものだから。なので、相手を意地悪な目で見るのはオススメしません。そうではなく。自分が、その人と一緒にいて、どうか? その人といる自分は自分らしいか? のびのびしているか? いい面が素直に出ているか? そういう視点で見てみてください。どこかで無理していたり、なんだか意地悪な気持ちになってしまったり、ビクビクおどおどした感覚があったりしたら、結婚するのはちょっと待って。四六時中いっしょにいて、一生を過ごす人です。側でいちばん影響を受ける人。その人といるあなたが、あなたという人間の本線になってしまうことを考えて。そんな自分は自分らしくない。自分の好きな面ではない。そういうふうに思うなら、結婚はやめたほうがいいでしょう。

もしも、一緒にいる自分が、素直なかわいい自分で、いつもリラックスできて、自分らしいのなら、OK。もし何か相手に対する不安があったとしても、それはこれから結婚生活の中で徐々に解決していけばいいのです(でも、元来とても気になる部分があって、それが結婚を前に気にかかるようでしたら、その部分は一生気になる可能性が高いです。過去にそれについて書いた記事があるので、こちらも合わせて読んでみてください)。

【次ページ】結婚前に、恋愛経験をつんでいるメリット

次のページを読む

SHARE