誰でもポジティブになれる習慣―1日の終わりに良かったことを3つあげる
生きていれば色々なことが起こりますが、どうせなら物事をポジティブな思考回路でとらえたい!と思うもの。でも、そんなポジティブさを身につけるには、どうしたらいいと思いますか? 気軽に「ポジティブな思考回路」を手に入れることのできる方法をご紹介します。
■「幸せ」には種類がある
心理学者のチクセントミハイによると、私たちが感じる「幸せ」は大きく2つに分けることができるそうです。ひとつは「ごく単純な幸福感情」、そしてもうひとつは「自己成長を伴う幸福感情」です。
「単純な幸福感情」が受動的なものであるのに対し、「自己成長を伴う幸福感情」は自分自身が成長することで得られる、能動的な幸福の感情です。では、自分自身をポジティブな方向へと成長させるには、どんな方法を取ればいいのでしょうか?
■方法その1:ポジティブな日記を書く
女性には日記を書く習慣のある人もいるかもしれませんが、ポジティブな思考回路を手に入れるためには、書き方に少々コツがあります。
日記の最初は「よくなかった」と思われることを書きます。嫌なことは最初に書き出してしまいましょう! そして、次にその日達成できた何かを書きます。ほんの小さなことでも、自分自身に「出来た!」という達成感を与えましょう。
最後は自分自身を励ます言葉で締めくくります。
ポイントは、嫌なこと・ネガティブな感情は最初に出しきって、「自分を褒める」「次の日もがんばれる」そんなポジティブな思考回路を整える方向に持っていくことです。この日記の書き方を習慣づけることで、多少残念なことがあった日でも、一日の終わりにはポジティブな考え方に切り替える方法を身につけることができます。
■方法その2:良いことを3つ書きだす
とはいっても、日記を書く時間がとれない……という人もいるでしょう。そんなときは、こんな手軽な方法を取ってみてはいかがでしょうか?
それは「一日の終わりにその日あった良いことを3つ書きだす」という方法。それだけでも幸せな気持ちに浸れそうですが、さらに「なぜそのことが起こったのか」ということについて考えてみることで、より一層の幸福感を感じることができると言います。
いずれの方法も、「ネガティブな感情をどうやって消すか」ということよりも、ポジティブな考え方を強調することで幸福感をアップさせるということに着目しています。一日の最後をポジティブな気持ちで終わることができたら、きっとネガティブな感情はどこかへ消えてしまうはず! ぜひお試しあれ。
※この記事は2013年12月07日に公開されたものです