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前例を重視をする上司、未来を重視する上司の扱い方

「これまではこういうやり方をしてきたんだから」と言う上司と、「いやいや、もうそんなやり方は通用しない」と言う上司の間に挟まれると困ってしまいますね。どうすれば、うまく立ち回れるのでしょうか?

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前例を重視するタイプの上司

前例を重視するタイプの上司は、「今までのやり方を変えてしまうとうまくいかない」という恐怖を抱えています。石橋を叩いて渡るタイプ、と申しましょうか。


自分の責任になる事柄に対して、やり方を変えて万が一失敗したら…と気が気じゃないんですね。また、愛社精神にあふれていて、先輩方が守ってきた伝統を壊すのはよくないと思っている場合もあります。

このような上司に提案を通すには、そのやり方を実際にやってみて成功した事例を示すのが効果的です。どんなにかたくなな上司も、成功例を目の前に出されてしまうと心が動き「やってみるか」と決断しやすくなるのです。要は、安心させてあげればいいんですね。

未来を重視するタイプの上司

未来を重視するタイプの上司は、常に新たな成功を求めています。そのため、部下が出してきた多少無謀とも思える提案でも「よし、いけ!」と、あまり深く考えずにゴーサインを出してしまい、結局失敗して共倒れということもあります。

新人の提案にも身を乗り出してくれるので部下としては非常に頼もしい上司ですが、フットワークが軽い分無責任な面も持っているので、たとえゴーサインが出たとしても、あまり有頂天にならずに気を引き締める必要があります。ただし、このタイプの上司はしばしば大成功を収めます。うまく付き合っていけば、共に成長できるいい関係を作ることができるでしょう。

嫌われたくないと思ってもちゃんと自分の意見を持つ

上司に嫌われたくないと願うあまり、自分の意見をほとんど主張しない人がいます。確かに何も主張しなければ波風も立ちませんが、その代わり、上司から「何を考えてるのか分からなくて信用できない」と思われてしまい、重要な仕事はふってもらえなくなります。時には、上司の顔色をうかがうことはやめて、自分の意見をきちんと主張することも大事です。

※この記事は2013年10月09日に公開されたものです

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