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あなたは大丈夫?悪い習慣に染まる人の心理と対処法

よくないことと分かっているのに、ついズルズルと引きずられてしまう。社内での悪い習慣、反社会的な遊びなど、人はどうしてやってはいけないと分かっていながらこういうことをしてしまうのでしょうか?

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「自分だけじゃない」という心理

会社の備品を黙って持ち帰る。遅刻したのに同僚に頼んで定刻にタイムカードを押してもらうなど、どこの会社でもよく見られる光景ですが、これらはルール違反です。発覚すれば必ず懲罰を受けても仕方のない行為です。

他にも、営業に出たついでにパチンコをしていたり、会議室でこっそり昼寝をしてしまうなど、給料泥棒と言われても仕方のない行動をとる人もいます。最近では、社員のこうした行動を見張る意味も込めて会社用のGPS付き携帯を支給している会社も多くなってきました。

こういう行動をとる人は、極端にモラルに欠けた人物というわけではありません。それなのに、どうして悪いことだと知っていながらこんなことをしてしまうのでしょうか?

それは、他の人も同じことをしているからです。自分だけならためらうことでも、「他のみんなもやってるし」と思うとそれに流されてしまいます。

悪い習慣に引きずり込まれそうになったら

後ろめたいことをしている人は、「自分だけじゃない」と安心したくて必死になります。そのため、無関係な人に「あなたもやってみたら?みんなやってるよ」などと声をかけて、仲間を増やそうとします。

学生時代にこうしてタバコやお酒をすすめられて、まだ未成年なのに断りきれず、もしくは興味がわいてやってしまったという経験を持つ人も多いのではないでしょうか?

このような悪の誘いを振り切るためには、身近な第三者を引き合いに出して断るのが一番です。「みんなやってるって言うけど、○○さんはやってないよ?」というように、規律に違反していない人物の名前を出して反論するのです。

これを言われてしまうと、事実だけに相手はもう何も言えなくなります。もし、それでもまだしつこくされるようなら、相手に嫌われるのも覚悟できっぱりと断る勇気も必要です。

平気でルールを破り、それを他人にもすすめてくるような人間と仲良くしていても得るものはありません。

もし、相手が目上の人だったり、日頃お世話になっている人だったりしてはっきり断りにくかったら、相手よりもさらに目上の人に「こういうことに誘われて困っている」と相談するのもひとつの手段です。

※この記事は2013年09月11日に公開されたものです

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