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嫌われない断りかた「同調する」「仮定で濁す」「次回に持ち越す」

どうしても断りたいことがあるとき、相手に嫌われてしまうのではないかと不安になることも多いはず。そこで今回は、相手に嫌われない「断りかた」のポイントを幾つか御紹介しましょう。

断るときのテクニックその1『同調を入れる』

きっぱりと断ると、後で関係がギクシャクしてしまいそうな場合は、まずは相手の話を最後まで聞きましょう。その後その話に同調する意味で「そうですね」「いいですね」とワンクッションを入れます。相手に話を理解した意思を最初に伝えることで、断りの衝撃を和らげるのが目的です。

同調後は「でも…」「残念だけど…」など、どうしても断らざるを得ない理由があるといったように、濁しながら続けるといいでしょう。

断るときのテクニックその2『仮定で濁す』

ビジネスシーンなどでも役立つ方法ですが、相手の意見をすぐに否定するより、過程を用いて話すことで相手を傷つけにくくなります。

例えば「案件○○はどうでしょう?」という問い対し「あー、ダメダメ」や「イマイチだよね」では、相手の精神的ダメージがかなり大きいはず。この場合は「そうですね、もし私があなたの立場だったら…」と言ったように切りかえ、自分の考えを伝えてみましょう。

断るときのテクニックその3『次回に持ち越す』

誘われたときなどに使えるテクニックで『次回に持ち越す』方法があります。「残念だけど、今回は○○の理由でダメだから、次回またよろしくね」といったように、今回のような理由がなければ次は誘いにのれるという意思を伝えるのです。こうすれば相手は誘いにのってくれる可能性はあると感じ、傷つくことも少なくなります。ただし何度も同じ手は通用しないので気をつけましょう。

おまけのテクニック『断られないようにするコツ』

『断る』ことでお互いが傷つかないようにするには、断られた側の受け取り方も大事です。「何で断るの?」と直接的に言ってしまうと、断った側は「この人の誘いはのりたくないな」と感じ、気まずい関係になってしまうことも。

こういった場合は「忙しいのに誘ってごめんね」と言ったように、相手を思いやる言葉で返すのがオススメ。これなら相手も『次回は断らないようにしよう』と思うようになります。

お互いの意見や考えがぶつかる会話では、相手のことを思いやる会話を心がけることが関係をギクシャクさせないコツです。日ごろから相手を気遣うやりとりを心がけてみるといいでしょう。

※この記事は2013年05月04日に公開されたものです

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