恋ができないと悩む女子たちへ！　「恋愛力をアップさせる方法」

夏は恋の季節、とはよく言いますよね。せっかくの夏なんだから恋をしたい、とがんばってはみたものの、夏が終わりかけているのになかなか恋ができない、ときめくことがない、いい出会いがない……なんて悩む女子は多いもの。そこで今回は、あなたの無意識に恋愛を遠ざけてしまう体質を克服して、恋愛力をアップさせる方法について紹介します。

●“幸せになってはいけない呪縛”から自由になろう
せっかく恋の予感がしても、「恋愛なんて、ばかばかしい」「男なんて、みんな一緒」なんて言葉が次々とわいてきて、気持ちが冷めてしまう。あなたは、そんな経験がありませんか？　そういったタイプの人は、心の呪縛から自分を解放する必要があるかも。過去につらい失恋をした、親がきびしかった、みんなが恋愛を楽しんでいる時代にストイックな生活を強いられた……などの理由で、「幸せになってはいけない、なれるわけがない」というメンタルブロックがかかっている可能性があります。

恋を呼び込むために、「私はいつ、どんな形で幸せを受け取ってもいい」「過去に何があったとしても、私は幸せになる価値がある」というメッセージを自分に与えましょう。自分で与えるのがむずかしい人は、肯定的にかかわってくれる人のそばにいるようにしてみて。批判的な家族や友人の意見は、ほどほどに聞いておきましょう。

●本物の関係なら、あなたが本音を言っても壊れない
あなたは、自分の気持ちを抑えすぎていませんか？　和を尊ぶのは素敵なことですが、波風を立てたくないあまりに、自分の言いたいことを我慢したり、ほかの人の希望を優先しすぎていませんか？　一見、恋愛力とは関係なさそうですが、我慢しすぎる傾向がある人は、人とかかわることそのものが、「お仕事」のように思えることがあるもの。度がすぎるのは考えものですが、自分の気持ちや希望をきちんと表現するのは大事なこと。驚かれたり誤解されたりすることがあっても、人知れず我慢してウツウツとしているあなたより、自分を表現してスッキリした雰囲気のあなたのほうが素敵だと感じる人が必ずいるはず。本物の人間関係なら、あなたが本音を言ってもそう壊れるものではありません。

●“どうせ○○なんか”は、人との距離をつくる言葉なので注意！
あなたは、自分のことを話すとき、必要以上にへりくだっていませんか？　相手からのほめ言葉は、ちゃんと受け取っていますか？　そして、相手の美点を見ようとしていますか？　自分にも他者にも、期待や尊敬の念を抱きにくい人は、心の距離を縮めるのが苦手。悪気はなくても、あなたが「どうせ○○なんか」という気持ちでいればいるほど、相手はつながりを感じられず、寂しくなり、徒労感にみまわれます。そして、あなたの思惑どおり（？）相手は距離を置くようになります。

恋愛に限らず、人間関係をうまくいかせる魔法があるとしたら、それは自分を好きでいること。自分を好きでいられる人は、まわりの人にも寛容です。「素敵なところもイマイチなところもあるけれど、私もあなたも一生懸命に生きている」。そんな気持ちを持っているあなたは、とても印象的な女性にうつるはず。

●行き詰まったら、“理想の恋愛や結婚”を問い直す
素敵な出会いがないと嘆いているあなた。どんな男性を“素敵”だと思っていますか？　たとえば、あなた自身が独立心旺盛でアクティブ。そして、結婚しても子どもができても仕事は絶対にやめたくない。そんなあなたが、亭主関白タイプの男性とうまくいくでしょうか？　また、人生において家庭を何より大事にしたいあなたが、忙しく世界中をとびまわって会話をする時間すらないような男性とうまくいくでしょうか？　たとえ彼らが、誰もが認める素晴らしい肩書きや収入や才能を持っていて、世の中でもてはやされている男性だとしても、あなたとは合わないということもあるのです。

誰にでも幸せになる自由と権利があります。世の中の情報に惑わされず、自分のタイプに見合った恋愛・結婚相手のイメージを思い描いてみましょう。

（心理コーディネーター：三吉野愛子）

※この記事は2013年09月06日に公開されたものです