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本当にいい八百屋さんの見極め方⇒特売品が毎日変わる・バッジつき帽子

近年、パリのマルシェのような、おしゃれな八百屋さんが続々とオープン。デリカテッセンやカフェが併設されているところもあり、人気を集めていますよね。

これまで野菜は脇役の印象がありましたが、こうしたお店や野菜にこだわるレストランの影響もあり、「野菜も主役になるくらい、おいしい!!」と気づいた方も多いのでは?

そこで今回は、おいしい野菜が買える「良い八百屋さんを見分けるポイント」(?)を調べてみました!

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「特売品」が毎日変わる?

「特売品が毎日変わる=特売品をその日のうちに売り切ることができる」ということ。売れるものを売れる分だけ仕入れる、数量管理の腕があり、いつも新鮮な品物を提供している八百屋さんということになりますね。

閉店近くになると値下げする?

閉店間際のお店の様子をチェックするのも良い方法。品物の数が少なくなっていたり、値下げをしていたら、いつも新鮮なものを売ろうという気持ちのある八百屋さんだといえます。

店員が寝不足?

寝不足は冗談ですが、早起きは良い八百屋さんの条件のよう。市場では5時に行っても良い品はほとんど残っていないとか。良い品を手に入れるためには、少なくとも4時までには市場入りしなければならないそうなので、起きるのは3時前? 世間話程度に「何時頃起きるの?」と聞いてみるのもいいかもしれません。

バッジのついた帽子をかぶっている?

八百屋さんが商品を仕入れるルートは、大きく分けると、
(1) 農家から直接仕入れる
(2) 市場で卸業者から競りで仕入れる
(3) 仲卸業者の市場内店舗で仕入れる
(4) 仲卸業者にFAXなどで注文して仕入れる
となっています。

(4)のFAX注文の八百屋さんは、直接品物を見ずに仲卸業者まかせ。ほとんどの八百屋さんは(3)にあたるそう。ここで注目は(2)。競りでは、登録番号が刻まれてたバッジのついた帽子をかぶらなければならないため、目利きの鍛えられた八百屋さんといえるかも! もっとも、店先でもかぶっているかどうかはわかりませんが…。

また、最近では、農家から直接仕入れをしている八百屋さんも増えています。そうしたところは大抵、「○○農家さんが作った野菜」などとポップを出すところが多いですね。

キャリアは最低10年以上?

野菜の品質を見極めるには、2~3年八百屋をやったところでなかなかわからず、10年、20年のキャリアが必要なのだとか。また、卸業者も新参者にはなかなか良い物を売ってくれないという話もあります。店主がそれなりのキャリアを持つ年齢だったり、代々八百屋さんであることも見分けるポイントかもしれませんね。

手作りのお惣菜が売れている?

八百屋さんに、「この茄子、どんな風に料理したらいいの? 」など、食べ方について質問してみましょう。たくさんの答えが返ってきたり、あなたが食べるシチュエーションなどを聞いた上で答えてくれるならば、野菜についてちゃんと勉強している八百屋さんといえそう。美味しい食べ方を知らない店主が、良い野菜を仕入れることはできませんよね。また、キュウリや白菜のお漬物など、手作りのお惣菜が売れている八百屋さんもポイント高いです。

売り場がちょこちょこ変わる?

「小松菜が昨日はこの場所にあったのに、今日は違うところに移っている!」と、野菜が定位置にないことでイライラしたことはありませんか? でもひょっとすると、それは良い八百屋さんかもしれません。というのは、野菜は、季節や産地、その日の天候などによって、適した管理方法が違ってくるのだそう。売り場がちょこちょこ変わるのは、その野菜に合った品質管理をしている証拠といえるかも。もちろん、なかには管理がずさんで定位置が変わっていお店も…。

いかがでしたか? 価格や品揃えはスーパーに負けるかもしれませんが、品物の質やきめ細かいサービスで勝負している八百屋さん。いろいろなポイントをチェックしながら、おいしい野菜を求めて八百屋さん巡りをするのも面白いかもしれませんよ。

(桃山くるみ/サイドランチ)

※この記事は2013年08月30日に公開されたものです

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