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もうすぐ産休! 働く理系ママがデスクワークで集中するコツ

◆出産後のイメージは職場の先輩ママに学ぶ

「座りっぱなしのことが多いので、仕事の合間にストレッチを行っています」

丸山さんの仕事は、実験・分析機器を使ってサンプルの測定を行ったり、取得したデータについてさまざまなソフトウェアを駆使しながら、詳細な解析を行うこと。製品化につながるようなデータを取るのはとても時間がかかり、「根気がいる作業」と言います。でも、「コツコツ積み重ねる仕事は、自分に合っています」と丸山さん。

「座りっぱなしのことが多いので、仕事の合間にストレッチを行っています」

1日を実験室やデスクの前で過ごすことが多いお仕事。集中力が必要だと思いますが、何か工夫はありますか?

「データの解析のような仕事は時間を決めて行わないと、ある意味エンドレスになってしまいます。だから、○時までは考えて、時間がきたら別の仕事に移る、というように自分で時間配分を考えながら仕事をすることが大事ですね」

ライオンでは産休・育休を取って復帰する女性研究員が多くいるそうですね。

「私の母は専業主婦だったため仕事と家庭を両立することがイメージしづらかったのですが、先輩に具体的な例をお聞きすることができてよかったです。自分とまったく同じ環境の人はいないですが、『先輩はそうしていたんだな』『そういうやり方もあるんだな』と知れたことで、少し不安が解消されました」

同じ職場に働くママの先輩がいるのは心強いですね。次回は、9年間の交際を経て結婚したというご主人のお話などを伺います。

愛用の手帳と、開発に携わったサプリメント「田七人参習慣」

 

【丸山由貴さんのプロフィール】
丸山由貴さん(31歳)ライオン株式会社/研究開発本部 分析技術センター。大学・大学院で薬学を専攻。卒業後の2007年にライオン株式会社に入社。分析技術センターに配属となり、微量成分の分析を担当。自ら志願して、2011年4月から1年間大学の研究室に派遣され、最先端の微量成分分析手法を習得。2010年に結婚。現在妊娠7カ月。今年7月から産前休業に入る予定。

※この記事は2013年06月12日に公開されたものです

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