出産費用は56万円! では出産で「もらえる金額」は?
妊娠出産というと、まだ遠い先の話かもしれませんが、産む産まないに関係なく「産むのに必要なカラダ」について知っておいて損はないはず! “そのとき”が来たら、はたして自分は産めるカラダなの? そもそも、妊娠出産ってどういうもの? 自覚症状がないまま進むカラダの異常って!? 知らないことだらけの「いつかそのとき」のために、ぜひ女子のみなさんに見ていただければと思います。
働く女子が出産時にもらえる3つの給付金(出産育児一時金、出産手当金、育児休業給付金)について【前回】見てみました。産休・育休そのものは無給になる会社が多く、だからこうした制度があります。ではそれらがいつ、どのようにしたらもらえるのでしょうか。また出産にかかる費用がどれくらいなのかを見てみましょう。
出産育児一時金(42万円)をもらう方法は?
出産費用の補てんとしてあなたの加入する健康保険組合(もしくは協会けんぽ)から支払われる出産育児一時金。これをもらう方法は3つあります。
○産後、本人が請求手続きをする。
○直接支払制度
本人に代わって、入院する病院が手続して病院に給付金を直接振り込んでもらえます。本人が手続きをしなくてはならないという負担を軽減できて、事前にまとまったお金を立て替える必要もありません。この方法が今ではスタンダードです。
○受取代理制度
直接支払の手続きを代行してもらえない助産院などの小規模施設でお産をした場合に、受取代理制度を利用して申請を自分で行います。助産院へ直接お金を振り込んでもらえますので、退院するときに大きなお金を用立てなくてすみます。