お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

カロリー減じゃ食欲は暴走? リバウンド防止に味覚コントロール

満腹感を左右するのはカロリーではなく、味覚?

「先生、食欲が止まらないんです(涙)」

鈴木先生「(苦笑)私たちの体には、食欲をコントロールする仕組みが備わっていますが、その辺りに問題が生じているのかもしれません。

食欲には、味覚の刺激が影響することがわかっています。食べたあとの満腹感は、摂取したカロリーの多い少ないとは関係なく、“味の組み合わせ”とするアメリカで行われた実験結果もあります。

少ないカロリーの食事で早めに満腹になれば、ダイエットにもいいですよね。ですから、ポイントとなる「味の組み合わせ」について見てみましょう」

気をつけたい! 太りやすい味覚の組み合わせ

  1. 複数のタイプの濃い味を一緒に食べること
  2. 中でも「塩気の強い食べ物」と「甘味の強い食べ物」を組み合わせるのはもっともキケン

 

「濃い塩味」×「濃い甘味」は食欲を増す“最凶”の組み合わせ!

私たちは、舌の「味蕾(みらい)」で刺激を感じてこれを脳に伝えます。味は脳で感じているんですよ。刺激が強ければ(濃い味)脳は「もっと刺激が」ほしくなり、さらに異なるタイプの強い味を食べれば単調ではなくなり、飽きることもなくなりますから、どんどん食欲は増していきます。

異なるタイプの組み合わせでもっとも注意したいのが、「濃い塩味」と「濃い甘味」の組み合わせです。

というのも、おせんべいとチョコレートを交互に食べると何個でも食べたくなるように、この2つは食欲を大いに刺激するからです。塩味と甘味は濃い味つけで食べることを好む人が多いので、ことさら食欲は刺激されます。ダイエットするならこの組み合わせには要注意!

次ページ【やめられない~! ドカ食いを促進する食べ合わせとは!?】

次のページを読む

SHARE