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“ライフスタイル維持費”の見直しに「ルームシェア」が効く理由

  • Happyturnさんにとって、英会話への投資は「削れない」と感じている、“こだわり出費”のひとつ。いずれは彼が暮らす米国に移住または留学したいとも考えている。週1回ペースで、英会話スクールに通学。現在は3月下旬にあるTOEIC試験に向けて勉強中だとか。

花輪 まずは固定費をできるだけおさえることが大切です。とくに効果が高いのが家賃。「手取り月収の1/3以内」であれば問題ないのですが、ここを超えてしまうと、ほかの部分でがんばっても赤字家計に転落しがちなんです。

編集部 Happyturnさんの手取り月収は24万円なので、本来の適正家賃は8万円以内。でも、実際の家賃が8万5,000円とオーバーしてしまっています。

花輪 5,000円くらいであれば、美容費やレジャー費などほかの部分で節約することで、リカバーできる金額です。ただ、逆に言うと、家賃が高くなれば、その分ほかのところで我慢しないといけなくなるわけです。

編集部 Happyturnさんは家賃節約のために、シェアハウスに引っ越すことも視野に入れているそうです。

花輪 とてもいいアイデアですね。ルームシェアをすれば、住居費が少なくなるだけではなく、おそらく外食費も減ると思います。

編集部 どうして外食費を減らせるんですか?

花輪 「友だちから誘われると、つい二つ返事で行ってしまう」という人は、ひとりの時間を過ごすのが苦手なあまり、“なんとなく外食”で出費してしまうことが多いんです。ルームシェアをすると、寂しさが解消され、その結果、外食費が減る可能性が高いです。

編集部 お金の使い方が大きく変わりそうですね。

花輪 お金の価値観は人によってまったくちがうので、付き合う友達が変わると、“ライフスタイル維持費”もガラッと変わります。シェアハウスへの引っ越しをきっかけに、お金を使わず楽しく暮らす術をたくさん知っている人たちと知り合えるかもしれません。ぜひチャレンジしてみてほしいですね。

ときには“保険”をかけるという「したたかさ」も必要!

「年収はいくら?」「貯金はどれぐらいあるの?」「そもそも、私と結婚する気はあるの?」といったことはなかなか切りだしづらく、不安を抱えながら過ごしている女性は少なくありません。でも、恋愛も貯蓄もまずは現実を知ることが第一歩。知るのが怖いからといって現実から目を背けていると、何もできないまま、ただ時間が過ぎてしまうことに。現実を冷静に見つめつつ、彼以外の男友だちを増やすなど“保険”をかけるしたたかさも必要です。(花輪陽子)

※この記事は2013年02月12日に公開されたものです

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