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#3 臨床心理士・公認心理師の場合

#わたしの“カラダ”をつくるもの

ありのままの自分を好きになりたいけれど、受け入れられない。「ボディポジティブ」という言葉はあるけれど、体現するのはそんなに簡単なことじゃありません。この連載では、読者世代の輝く女性たちに、“自分のカラダ”を好きでいるためのメソッドを教えてもらいます。

ありのままの自分を好きになりたいけれど、受け入れられない……そんな方も多いのではないでしょうか? 「ボディポジティブ」という言葉がありますが、体現するのはそんなに簡単なことじゃありません。

だけど、ありのままの自分を受け入れて、堂々と生きている女性はかっこいい! そんな輝く女性は、どんなことを大切に過ごししているのでしょうか?

第3回は、臨床心理士・公認心理師として働くみたらし加奈さんに、“自分のカラダ”を好きでいるためのメソッドを教えてもらいました。臨床心理士・公認心理師としてクライアントの心と向き合い、さらには、性的同意や性被害についての情報を発信するメディアを運営する彼女は、いったいどんなことを考えて、自分のカラダと向き合っているのでしょうか?

血と肉が通っている温かい「自分の身体」として愛してあげる

みたらし加奈さん

普段は、臨床心理士・公認心理師としてカウンセリングをしています。また性的同意や性被害についての情報を専門家とともに発信するメディアNPO法人「mimosas(ミモザ)」の代表副理事をしながら、SNSではメンタルヘルスやジェンダー、LGBTQに関する情報発信を行なっています。

Q1.自分のカラダのチャームポイントを教えてください!

サラサラで柔らかいところ。ほくろがたくさんあるところ。骨がしっかりしているところ。

Q2.自分のカラダを好きでいるためのマイルールはありますか?

他人と比べない。自分を好きでいられなくなるような服は着ない。痩せているとか太っているとか、スタイルがいいとか悪いとか、そういった社会の中で記号化された「カラダ」としてではなく、血と肉が通っている温かい「自分の身体」として愛してあげることを意識しています。

Q3.食事で気をつけていることはありますか?

最近「感情的な空腹」と「肉体的な空腹」なるものが存在することを知りました。できるだけ「感情的な空腹」には従わないように気をつけています。でも気をつけすぎるとストレスがたまるので“ほどほど”です(笑)。

Q4.普段から運動はしていますか?

していません!

Q5.もっと自分のことを好きになるために、今後挑戦したいことがあれば教えてください!

定期的にプールで泳ぎたいなと思っています。腰痛持ちなので、水の中だと安全かも。

自分好きなモノや好きなコトを否定しない

気になる洋服を見つけた時、「自分の体型には似合わないかも」と諦めた経験がある人もいるのではないでしょうか? 気にせず買ってしまえばいいのに、好きな服よりも「似合う服」や「スタイルが良く見える服」を選んでしまうことも。

でも、みたらし加奈さんのマイルール「社会の中で記号化された『カラダ』としてではなく、血と肉が通っている温かい『自分の身体』として愛してあげること」を意識すれば、おのずとありのままの自分で、自分の好きなモノやコトを肯定してあげることができるような気がします。

まずは、自分の好きなことを好きなようにやる。そうすることで、自然とありのままの自分自身も愛せるようになるのではないでしょうか?

(協力:みたらし加奈、編集:鈴木麻葉/マイナビウーマン編集部)

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