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【Ep.7】カットの声で魔法は解ける? 解けない?

#ドラ恋10考察

瑞姫

2022年11月から配信がスタートしたABEMAの『恋愛ドラマな恋がしたい in NEW YORK』。“恋愛ドラマの共演をきっかけに恋は生まれるのか?”をテーマに、若手俳優と女優がキスシーンのある恋愛ドラマの撮影をしながらその恋模様も追いかけるリアリティ番組です。今回は、恋愛コラムなどの執筆を手掛けるライターの瑞姫さんが、毎週の配信話を追いながらガチ考察します!

(C)AbemaTV, Inc.

前回の放送では、オーディションによって第四話を演じることになった実憂さん×翔大さんペアが、より仲を深めるためにディナークルーズで食事を楽しむ様子を放送。共演経験がある二人の関係が、友達から変化するかどうかに注目が集まっていました。

今回はシェアハウスに戻った後、実憂さんの部屋で翔大さんが一緒に過ごした夜について明かされます。はたして二人は朝まで一緒に過ごしたのか。そして、ドラマ撮影本番でする“キス”によって、気持ちが動くのか……。注目の第7話です!

一緒に朝まで過ごす? ぎこちない距離感

ディナークルーズから帰ってきた後、実憂さんは指示通り“お忍び稽古”をするため、自身の部屋に翔大さんを招き入れます。どことなくぎこちない距離がある中、ベッドに入り徐々に相手のことを知ろうと会話する二人。

実憂さんの「恋愛できそうですか?」という質問から、恋愛について話題に上ると、翔大さんは「恋愛って考えるもんじゃねえよな」とポツリ。自身が恋愛やお芝居、趣味など「ものすごく没入している人にきっと惹かれる」と自身の恋愛観を明かします。

その後「流れに身を任せますよ」と実憂さんの最初の質問に答えるように、今の気持ちを話した翔大さん。クレアさんと三度ペアを組んだことによって気持ちが惹かれつつありましたが、今はペアとなった実憂さんに向き合おうとしていることが窺えました。目の前の女性に真摯に向き合う姿、本当に魅力的です……。

(C)AbemaTV, Inc.

第四話はマルシィさんが主題歌を書き下ろした「幸せの花束を」。留学でニューヨークを訪れた女性がセントラルパークで憧れのカメラマンに偶然出会い、二人は次第に惹かれ合い恋に落ちていくラブストーリーです。

その後、第四話の主題歌である『幸せの花束を』を、目を瞑って聞くなどしながら過ごし、夜も深まる深夜1時半。“朝まで一緒に過ごすかどうか”は、二人で決めることもあり、どことなく緊張感が走ります。

なかなか言い出しにくい状況の中、最初に切り出したのは翔大さん。「明日の台本の物語がお互い孤独と戦っているところから始まる。だからその距離感で考えると、別々で寝てもいいのかなとは思う」と、台本の中の二人の関係性や状況を考えた上で提案。

すると、実憂さんも「まったく同じことを考えてた」と同意し、「恋人同士(の役)だったら、寝た方がいいと思う」と、同じ考えでの結論であることを明かします。

結果的に別々に寝ることにはなりましたが、演技をすることに対して真摯に向き合い常に“何が一番演技にとっていいか”を考えている二人らしい結論だと感じました。

自然すぎる二人が作り出す“ときめく瞬間”

翌日、撮影がスタートすると、驚くほど自然な二人の演技が目を惹きます。それは、どこまでが演技で、どこまでがアドリブなのか、分からないほど。

(C)AbemaTV, Inc.

由水先生は今回のストーリーで「ラブストーリーが生まれる瞬間のときめき」が大切だと伝えていましたが、本当に恋の始まりの心の中に生まれるキラキラとした感情が、画面越しに伝わってくるようでした。この二人が選ばれた理由が分かる気がします……!

また、第三話では翔平さんをリードするように演技し、どこか余裕な表情を時折見せていた実憂さんでしたが、今回は「翔大さんに本気でドキドキしているのでは?」と思わず思ってしまうような表情。休憩中も翔大さんの紳士的な気遣いが、実憂さんを安心させます。

そして迎えたラストのキスシーン。試験に落ちて日本に帰ろうとする実憂さんを引き留めた翔大さんが、「実憂を幸せにする」と花束を渡して告白します。

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涙する実憂さんを両手で優しく包み込み、そのまま優しくキスする翔大さん。

何度か触れ合った唇が離れると、そのまま翔大さんの胸に顔を埋め、強く抱きしめる実憂さんの表情は、心の底から安心したような、幸せそうな表情でした。

カットがかかっても、解けない魔法

(C)AbemaTV, Inc.

カットがかかった後も、お互いを強く抱きしめ、離れない二人。撮影が終わっても変わらない幸せそうな実憂さんの表情に、「もしや……?」と期待が高まります。

さらに、2ショット撮影中も、“恋する乙女”のように翔大さんを見つめる実憂さん。翔大さんもずっと実憂さんの肩を抱き、何度も思わずキスをしそうになるなど、見ているこちらがドキドキしっぱなし。

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実憂さんは撮影終了後に「キスシーン幸せでした」とコメントしており、「今もなんか幸せで、『カット』の声でいつもスンってなるんですけど、初めてならなかったです。今もその幸せさが続いてます」と笑顔。いつもの制御が外れたことが、コメントだけでなくその表情からもすごく伝わりました。

また「昨日クルーズ船に乗って、お芝居のこととか沢山しゃべって、恋人の相手としてこういう話ができる人が私はいいので、そこはすごく好きだなと思いました」と、演技でのキスシーン以外の部分でも理想に近く、惹かれたと話す実憂さん。

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それは翔大さんも同じようで、「芝居でのやりとりができないと僕は恋愛感情になれません」と今回で明確になったと話します。

続けて、クレアさんに惹かれていたことも事実だとしつつ、「いきなり実憂ってことではないけど、いい時間を過ごせたので、『今その4人で誰?』ってなったら、一番浮かぶのは実憂なのかも」と正直な胸の内を明かしていました。

キスシーンで“本当の恋”に落ちていくような瞬間を一番感じられた四話。スタジオメンバーも「来ました! 生まれました!」「完全にドラ恋マジック!」「これぞドラ恋です!」「キスで恋はあったね!」と大興奮。お互いを知っている“友達”だからこそ、より異性として意識した時に見えてくる魅力はあるのかもしれません。

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次回の予告では、積極的にアプローチするクレアさんの姿や、お互いの気持ちを確かめ合った玲弥さん×梨里杏さんのデートの様子が見られ、残すところあと二話となったドラマや、メンバーの恋の行方が気になります。

“ドラ恋”ならではのときめきが見られる展開は今後も起こるのか! 第8話の放送が楽しみです!

(瑞姫)

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