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眉毛メイクに必要な道具とは? 初心者が押さえておきたいアイテム一覧

BEAUTY MANIA

眉毛メイクの道具にはたくさん種類があるため、初心者さんの中には何からそろえれば良いか迷う人はいるでしょう。そこで今回は、眉毛メイク初心者さんが押さえておきたいアイテムを紹介。また、各道具の基本的な使い方や選び方、眉毛の描き方も解説します。

アイブロウペンシルにリキッドアイブロウ、アイブロウパウダーなど、眉毛メイクのアイテムはたくさん存在します。

メイク初心者さんは「何を買えば良いか分からない」「そもそも何に使うアイテムなのか分からない」と悩むこともあるでしょう。

そのせいで、気になっている道具を買う決心がつかず、なかなかメイクの幅が広がらない……という人もいるかもしれません。

そこで今回は、眉毛メイク初心者さんが押さえておきたいアイテムを紹介。また、各道具の基本的な使い方や選び方、眉毛の描き方も解説します。

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眉毛メイクの道具リスト【初心者編】

まずは、初心者さんが覚えておきたい基本的な眉メイクアイテムを紹介します。

(1)アイブロウペンシル

アイブロウペンシルは、眉の輪郭を取ったり毛が薄い部分へ描き足したりするのに使えるアイテム。

芯を繰り出して使うタイプと、鉛筆のように木軸を削って使うタイプがあります。

繰り出し式のペンシルは芯が柔らかく軽いタッチでもよく発色するため、しっかりラインを引きたい時に便利です。軸を回せばすぐ芯が出てくるので手間もかかりません。

鉛筆タイプは芯が比較的硬いので、繰り出し式よりも色乗りが控えめな傾向にあります。削る手間はありますが、自分で好みの太さに調整できるのがメリットです。

(2)リキッドアイブロウ

リキッドアイブロウは、細いペン先で地毛のように繊細なラインを引けるのが特徴。

また、アイブロウペンシルよりも水や汗に強い製品が多く、長時間崩れにくいというメリットもあります。

そのため、リキッドアイブロウは自然な眉毛を長時間キープしたい人におすすめです。

(3)アイブロウパウダー

アイブロウパウダーは線で描いていくペンシルと異なり、ブラシでふんわり色を乗せられるのが特徴。

また、複数色セットになった商品も多いため濃淡がつけやすく、立体感のある自然な眉を演出するのにも便利です。

そのため、柔らかい印象に仕上げたい時はペンシルよりもパウダーがおすすめ。

アイブロウだけでなくノーズシャドウとしても使えるため、メイク道具のコストを抑えたい初心者さんにはありがたいアイテムです。

ブラシを使うのが苦手な人は、軸先端のチップからパウダーが出てくるペンシルタイプのものだと使いやすいかもしれません。

(4)アイブロウブラシ

一口にアイブロウブラシといっても、さまざまな種類があります。中でもメジャーなのは、写真にある「(1)平ブラシ」「(2)丸ブラシ」「(3)スクリューブラシ」でしょう。

平ブラシは毛先がまっすぐ斜めにカットされたブラシのこと。適度なコシがあり、先を立てれば眉尻などの細いラインを描くのに、寝かせれば面を塗るのに使えます。

丸ブラシは平ブラシより柔らかく毛足が長いため、ふわっとパウダーを広げるのに適しています。

スクリューブラシは、独特の形と硬い毛足が特徴。眉の毛流れを整えたり、はっきり描きすぎた部分をぼかしてなじませたりするのに便利です。

(5)眉マスカラ

眉マスカラを使うと、簡単に眉色を変えられます。眉毛を1本1本カラーリングできるため、パウダーよりはっきり発色してくれるのが強み。

眉と髪の色が違いすぎると違和感の原因となるため、特に髪を染めている人は統一感を出すのにぜひ活用したいアイテムです。

また、眉マスカラを使うと毛にボリュームが出るため、ふんわり自然な雰囲気に仕上げたい時にも使えます。

眉毛メイクの道具はどう使う?

これまで紹介してきた眉メイクアイテムについて、基本的な使い方をチェックしていきましょう。

(1)アイブロウペンシル

アイブロウペンシルは単体で眉毛を描くほか、アイブロウパウダーを乗せる前のアウトライン用にも使えます。

1.単体で眉毛を描く場合

眉頭・眉山・眉尻の位置を決めたら、毛流れに沿って1本1本毛を足すように描いていきます。

眉頭は濃くなりすぎないよう、やや力を抜くことを意識してみてください。

2.眉毛のアウトラインを取る場合

なりたい眉によっても変わりますが、眉山~眉尻の輪郭から描き始めるとバランスを取りやすいでしょう。

その後、必要に応じて眉頭~眉山のアウトラインも取っていきます。眉頭は薄く描くか、あえてペンシルでは描かずパウダーだけで仕上げると自然です。

参考記事はこちら▼

アイブロウペンシルについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。

(2)リキッドアイブロウ

リキッドアイブロウは、眉毛が薄い部分にだけ使うのが基本です。自眉の毛流れに沿って、1本1本描きましょう。そうすれば、自然な仕上がりになります。

眉頭は上向き、眉山から眉尻はやや下向きに生えていることが多いです。上の写真も参考にしつつ、自眉をよく観察してみてくださいね。

眉全体を塗りつぶすと凛々しすぎる印象になってしまうので要注意です。

参考記事はこちら▼

リキッドアイブロウについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。

(3)アイブロウパウダー

アイブロウパウダーで自然な眉を描くコツは、眉の真ん中あたりが一番濃く、眉尻・眉頭へかけて徐々に薄くなるよう意識することです。

3色セットのパウダーなら、一番濃い色で「眉山→眉尻」、二番目に濃い色で「眉山→眉頭」と描いていくと、自然なグラデーションをつくりやすいでしょう。

参考記事はこちら▼

アイブロウパウダーについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。

(4)アイブロウブラシ

前段では、「平ブラシ」「丸ブラシ」「スクリューブラシ」の3種類を紹介しました。

平ブラシは、特に眉の輪郭や眉尻のシャープなラインを引くのに便利。筆先を肌に密着させて、斜面側へ引っ張るイメージで動かすときれいに描けます(上の写真参照)。

一方、ふんわり色を乗せたい眉頭には丸ブラシがおすすめです。

メイク後にスクリューブラシでぼかす時は、眉上を斜め下方向にとかし、次に眉頭を眉間へ向かって数回ブラッシングします。

眉尻・眉下のラインが崩れると眉全体の印象が不鮮明になるため、この部分はぼかしすぎない方が賢明です。

参考記事はこちら▼

アイブロウブラシについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。

(5)眉マスカラ

容器から取り出したままのブラシには、液がつきすぎている場合もあります。そのため、眉マスカラを使う前は、軽くティッシュオフするのがおすすめです。

塗る時は、まず眉尻から眉頭へ向けて、毛流れに逆らって液をつけていきましょう。

その後、眉頭から眉尻へ、毛流れに沿ってブラッシングします。このステップの主目的は眉毛を整えることなので、液はつけ足さなくてOK。

ブラシを強く押し当てすぎると液が肌についてしまうので、力を抜いて眉毛だけをなでるイメージで塗るのがコツです。

参考記事はこちら▼

眉マスカラについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。

眉毛メイクの道具を選ぶコツ

眉毛メイクの道具にはさまざまな種類があるので、どれを選ぶか迷ってしまいますよね。

そこで次からは、多くのアイテムに共通する選び方のコツについて紹介します。

(1)髪色に合わせる

アイブロウペンシルや眉マスカラといったカラーバリエーションがあるアイテムは、自分の髪色に合わせて選ぶのがコツです。

髪色に近い、または少し明るい色にすると、統一感が出て垢抜けた印象になるでしょう。参考に、髪色別のおすすめカラーをいくつか紹介します。

黒髪:グレー、ダークブラウン

赤みのある髪色:ナチュラルブラウン、ピンクブラウン

赤みの少ない髪色:アッシュブラウン、カーキ

金髪:ライトブラウン、イエローブラウン

(2)プチプラアイテムでお試しする

初めて使うメイクアイテムを選ぶ時は特に、「使いこなせるか分からない」「自分に合っている自信がない」といった理由で購入の踏ん切りがつかない人は少なくないでしょう。

そのような時は、まず数百円くらいの値段で買えるプチプラアイテムの中から選ぶのも手です。

プチプラでも人気が高くハイクオリティなコスメは数多く出回っているので、バラエティショップやドラッグストアなどをチェックしてみてくださいね。

(3)人気のアイテムから選ぶ

人気が高いということは、それだけ多くの人にとって使いやすいということ。そのため、迷ったら人気のアイテムを選ぶのも確実な方法といえます。

クチコミサイトやSNSなどで、アイテムの評判をチェックしてみましょう。

初心者でもできる! 眉毛メイクの方法

理想の眉や自眉の状態によってメイクのやり方は変わりますが、まずは基本を押さえることが大切。そこで、ここからはベーシックな眉メイクの例を1つ紹介します。

STEP1:スクリューブラシで毛流れを整える

まずはスクリューブラシで毛流れを整えます。大切なのは、自眉の生え方に沿ってブラッシングすること。

眉頭は上向き、眉山~眉尻までは斜め下方向に生えている場合が多いです。自分の眉をよく観察してみましょう。

STEP2:アイブロウペンシルで輪郭を取る

今回は、ナチュラルな雰囲気にするためあえて眉頭は描かずそのままにしておきます。

まず眉山~眉尻、次に眉頭手前~眉山というように、バランスを見ながら少しずつ描いていってください。眉尻は濃いめ、眉頭手前は薄めにするのが自然に仕上げるコツです。

地毛が薄く「まろ眉」になっている人や眉にボリューム感を出したい人は、このステップで輪郭を取るのではなく、ペンシルかリキッドアイブロウで1本ずつ描き足すのも良いでしょう。

STEP3:アイブロウパウダーを乗せる

STEP2で描いた輪郭の中を埋めるように、アイブロウパウダーを乗せていきます。

複数色セットのパウダーを持っている場合は、一番濃い色を眉山~眉尻、次に濃い色を眉山~眉頭手前に使い、グラデーションをつくりましょう。

眉頭には、一番薄い色のパウダーをふんわり広げます。眉山~眉頭手前を描いた後ブラシに残ったパウダーをそのまま乗せても自然と薄づきになるため、この方法でもOKです。

STEP4:スクリューブラシでぼかす

スクリューブラシで眉上を斜め下方向へ、眉頭を眉間へ向かって数回とかします。

眉色をチェンジしたい人は、この後で眉マスカラを塗りましょう。

眉毛メイクの道具をそろえるのが初心者卒業への第一歩

眉メイクはなかなか奥が深く、その手法や道具はさまざま。そのため、初心者さんは戸惑うことが多いかもしれません。

しかし、必要最低限の道具とその使い方を押さえれば、あとは練習次第でどんどんメイクの幅を広げていけますよ。

この記事を参考に、無理のない範囲で道具をそろえていきましょう。それが初心者卒業への第一歩です!

(文/BEAUTY_MANIA、ヘアメイク/atelier haruka CREATION 竹迫実華)

※画像は一部イメージです

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