ファボとは? 意味や「いいね」との違い【ツイッター用語解説】
Twitter(以下ツイッター)を使っている人の中には、「ファボ」という用語を見聞きしたことがある人もいるでしょう。「いいね」との違いが気になっている人もいるかもしれません。この記事では、「ファボ」の意味や「いいね」との違い、実際の使い方を紹介します。
ツイッターやインスタグラムを使っている時に、「ファボ」という言葉を目にしたことがある人はいるでしょう。
「ファボる」「ファボ爆」といった用語もありますが、意味を知っていますか?
今回はツイッターにフォーカスして、「ファボ」の意味や「いいね」との違い、使い方などを紹介します。
「ファボ」の意味とは? 「いいね」とは違うの?
「ファボ」の意味は、ツイッターで「いいね」することです。
ツイッターでは元々、「いいね」ではなく「お気に入り」が使われていました。
英語版では「Favorite」「FAV」と言われていたことから、日本でもツイッターの「お気に入り」を「ファボ」と呼ぶ人が一定数いたのです。
現在はツイッターの仕様が「お気に入り」から「いいね」に変わりましたが、当時「ファボ」と呼んでいた人の中には、今も「いいね」を「ファボ」と言う人がいます。
つまり「ファボ」と「いいね」は同じ意味です。
「ファボ」に関するツイッター用語4つ
「ファボ」の意味を確認したところで、ここからは「ファボ」に関するツイッター用語を紹介します。
(1)「ファボる」
「ファボる」とは、投稿に「いいね」をすることです。過去形で「ファボった」と言うこともあります。
例えば、以下のように表現することができます。
・「この前の○○君のツイートが面白すぎて、思わずファボった」
(2)「ファボられる」
「ファボられる」は、自分のツイートがいいねされることを指します。過去形で「ファボられた」ということもあります。
例えば、以下のように使うことができるでしょう。
・「さっきのツイートが予想以上にたくさんの人からファボられて驚いている」
・「好きな人からからファボられた!」
(3)「ファボリツ」
「ファボリツ」は、ツイートをいいねして、さらにリツイートするという意味です。
例えば、以下のように使われることがあります。
・「新しい動画を作ったので、ファボリツしてくれるとうれしいです!」
こちらの記事で「らぶりつ(ファボリツと同じ意味)」の使い方を詳しく解説しています。
(4)「ファボ爆」
「ファボ爆」とは「ファボ爆撃」の略語で、あるユーザーのツイートを、一気に数多く「いいね」することを指します。
仲が良い人同士でふざけあって行うこともありますが、「ファボ爆」を受けたユーザーには大量の通知が来ることになるため、迷惑行為とされる場合もあります。
「ファボ爆」は以下のように使えます。
・「また○○ちゃんにファボ爆された」
・「この人にはいつもファボ爆されるから、ちょっと迷惑なんだよね」
ツイッターにおけるファボ機能の使い方
相手のツイートに「いいね」と思った時の反応として使う「ファボ」ですが、「いいね」以外の意図で使う人もいるようです。
そこでここからは、「ファボ」の「いいね」以外での使い方を紹介します。
(1)相手にツイートを見たことを知らせる
相手に「ツイートを見たよ」と知らせるために、ファボを使う人がいます。
こうすることで、「あなたに興味を持っています」「リプライ(ツイートへの返信)はしていないけどちゃんと見てるよ」といった意図を伝えようとしているのかもしれません。
単なる習慣や仲間内における暗黙の了解として行われる場合もあるようです。
(2)リプライのやりとりを終わらせる
ツイッターでは、お互いにリプライを送り合って会話をすることがあります。
このやりとりを終わらせる時に、ファボを使う人もいるようです。
これは、「無反応でやりとりを終わらせるのはちょっと気まずい」という気持ちによるものだと考えられます。
リプライについて、詳しくはこちらで解説しています。
「ツイ廃」とは「ツイッター廃人」のこと。あなたのツイッターへの依存度を、10の質問で診断します。
「ファボ」の意味を理解してツイッターを楽しもう
ツイッターなどのSNSには、いろいろな用語があります。
中でも「ファボ」は、比較的よく見る用語の1つ。意味を押さえておけば、ツイッターを使っている時に「どういう意味だろう?」と戸惑うことが減るでしょう。
また、本文で紹介したように、ファボには「ツイートを見たことを知らせる」「リプライのやり取りを終わらせる」といった「いいね」以外の意図がある場合もあります。
相手がどのような意図でファボを使ったのか分かると、ツイッターでのやりとりがスムーズになるかもしれません。
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