ホワイトデーのお返しが持つ意味一覧。キャンディやマカロンの意味は？
ホワイトデーのお返しでマカロンや飴・マシュマロ・ハンカチなどをもらったら意味が気になりますよね。今回は、お返しの意味をアイテム別に紹介します。
ホワイトデーのお返しには品物ごとに意味がありますが、広く浸透していないこともあり、手軽な気持ちであげたのに違った意味が伝わってしまうこともあります。
そこで、ホワイトデーのお返しの意味をジャンルやアイテムごとに紹介します。あげる方ももらった方もぜひ参考にしてくださいね。
バレンタインデーとホワイトデーの由来・意味
バレンタインデーとホワイトデーを、季節のイベントとしてだけ考えているとどのような日なのか忘れてしまいがちです。
そこで、まずは改めてバレンタインデーとホワイトデーの由来や意味、関係を解説していきますね。
バレンタインデーの由来と意味
バレンタインデーは、日本では女性が男性へ好意や日頃の感謝を伝えるためにチョコレートを贈る日ですよね。
しかし、アメリカでは男性から女性へ花やメッセージカードを贈る、ヨーロッパではカップルがお互いにプレゼントを贈り合うなど、日本とは異なる風習として広まっています。
そもそも、バレンタインデーの由来として考えられているのは、古代ローマに実在していたキリスト教の聖職者「聖バレンタイン」。
兵士の結婚が禁止されていた時代に、兵士の悲しみをいたわるために秘密裏に結婚式を執り行っており、そのことが原因となって処刑されてしまいました。
この処刑日が2月14日であり、聖バレンタインの功績を祝うために、恋人のための日としてバレンタインデーが創設されたといわれています。
バレンタインの意味や由来、国ごとに違う過ごし方などを紹介。併せて、バレンタインに贈るお菓子に込められた意味合いを解説します。
ホワイトデーの由来や起源
バレンタインデーの由来は古代ローマにまでさかのぼりますが、ホワイトデーの歴史はというと、実は諸説ありさまざまな言い伝えがあります。
一説には、聖バレンタインの処刑日の1カ月後である3月14日に結婚したカップルが多かったことなどが挙げられます。
ただ、どの説も確証となる要素はなく、日本においてはバレンタインデーの方がホワイトデーよりも重要視されている傾向があります。
ホワイトデーの意味や由来から、女性が喜ぶお返しまで、ホワイトデーについて詳しく紹介します。
ホワイトデーは日本だけ？
ホワイトデーにお返しをするようになった理由としてには、福岡県の老舗和菓子店がバレンタインデーの女性側の不公平感を解消するために、3月14日に始めた「マシュマロデー」が由来であるという説があります。
また、説の1つには3月14日前後が日本における飴の製造起源日であることも挙げられ、これらのことからホワイトデーのお返しに、マシュマロや飴を贈る習慣が根付いたのだと考えられます。
また、ホワイトデーは海外では行われる習慣がない国が大半であることから、日本やアジアの一部の地域でのみ行われている習慣ともいわれています。
ホワイトデーは日本だけの習慣と言われていますが、本当でしょうか？ 日本と海外でのお返しや過ごし方の違いについて解説します。
ホワイトデーのお返し、日本と海外の違いとは？
ホワイトデーのお返しの意味一覧【お菓子編】
何気なく送ったりもらったりするホワイトデーのお返しには、実はアイテムごとに意味やメッセージが込められています。
ここでは、ホワイトデーのお返しの定番でもある「お菓子」に込められた意味を解説します。あくまでも一説であるため、この意味が全てではありませんが、参考にしてみてください。
飴（キャンディー）
手頃な価格帯と豊富な種類でホワイトデーのお返しの定番にもなっている「飴」。
飴には「あなたが好きです」という、本命の相手からのお返しにピッタリの意味が込められたお菓子です。
さらに、口の中に長く残ることから「関係を長く続けたい」、固いことから「強固な関係を築きたい」という意味合いも。
そのため、もし飴をもらえたら喜ばしい反面、本命以外からのお返しならやや重く感じてしまうかもしれないお返しです。
クッキー
サクサクとした食感がおいしさを際立てる「クッキー」は、この食感のように軽い関係を意味します。
そのため、ホワイトデーのお返しとしては「友達でいたい」という意味であり、バレンタインデーの気持ちを断るために用いるお菓子といわれています。
ただ、特別に拒否する意味ではないため、やんわりと断りたい時や義理チョコへのお返しにはぴったりなお菓子でしょう。
マシュマロ
起源の1つともいわれるお返しの定番である「マシュマロ」は、口に入れるとすぐに溶けてなくなる食感が魅力の1つ。
しかし、この食感から「すぐに関係をなくしたい」「嫌い」といった意味を表す贈り物だといわれています。
相手との関係を断ち切りたいという気持ちが含まれていると思われる可能性もあるため、本命の人に贈る際には注意が必要かもしれません。
マカロン
サクッとした軽い食感が美味しい「マカロン」は、他のお菓子と比べるとやや高価なお菓子です。
そのため、食感ではなくその高級感から「あなたは特別な人です」という意味がこもった贈り物として扱われています。
また、思いの強さとしては飴の方が強く、マカロンはその次くらいの強さといわれています。
しっかり気持ちを伝えたい時は飴を選び、恋愛的な意味以外で特別な気持ちを伝える時にはマカロンを選ぶといいかもしれませんね。
金平糖
独特な形とカラフルな色味で、古くから人気の高い日本の伝統のお菓子である「金平糖」。
金平糖は飴の仲間として扱われており、甘さが長続きすることから「あなたが好き」という特別なメッセージを伝えます。
本命の人には金平糖を渡すと気持ちが伝わるかもしれません。
グミ
程良い硬さと柔らかさを持つ「グミ」。同じように硬さのある飴には「好き」という意味合いがあった一方、グミには別の意味が含まれているようです。
グミには「あなたが嫌いなことを分かってほしい」という、意味が含まれているそう。
グミはカラフルな色やかわいい形など、女性向けの贈り物も多いですが、お返しを決める際には意味も考慮すると良いかもしれません。
マドレーヌ
マドレーヌには「あなたともっと仲良くなりたい」という意味が込められています。日本では貝が縁起物として知られており、貝の形に似せて作られたマドレーヌは縁結びや円満な関係を表すのだとか。
2枚の貝殻がぴったりと合わさるように、2人が仲良くずっと寄り添う様子を連想させますね。本命にはもちろん、これからもっと仲良くなりたい人にはマドレーヌを贈ってみては？
キャラメル
キャラメルには「あなたと一緒にいると安心する、癒やされる」という意味があるのだそうです。口の中でゆっくりと溶けていき、優しい甘さが広がる様子からこんな意味が込められているのかもしれません。
いつも自分を癒やしてくれる相手には、ホワイトデーでキャラメルを贈るのもおすすめです。
バームクーヘン
薄い生地が何層にも重なる様子から、バームクーヘンには「幸せがずっと続きますように」というメッセージが込められています。また、長寿や繁栄を願う意味から、結婚式の引き出物などにもよく用いられていますね。
これからも2人で年月を重ねていきたい恋人や、結婚相手へのホワイトデーギフトにぴったりです！
バレンタインのお返しはいるorいらない？ 男性に知ってほしい女性の本音を、コラムニストのマドカ・ジャスミンさんが解説します。
ホワイトデーのお返しの意味一覧【お菓子以外】
続いて、お菓子以外でお返しに選ばれることの多いアイテムとその意味を紹介していきます。
ハンカチ
日常的に使うことの多い「ハンカチ」は、お菓子が苦手な人や他のお返しと被らないようにしたい人に選ばれるアイテムですよね。
ただ、ハンカチは涙を拭うというイメージなどから、別れを連想するアイテムとして扱われることも。
そのため、気持ちに応えられないという意味合いではなく、「別れたい」「関係を切りたい」のような意味合いになる可能性もあります。
ブレスレット
アクセサリーの中でも、指輪などに比べると軽い気持ちで贈れる「ブレスレット」。
しかし、ブレスレットには「あなたを束縛したい」という意味があるといわれています。やや重めな印象を受けるため、贈る際には気をつけた方がいいかもしれません。
ネックレス
首元に付ける「ネックレス」に含まれる意味には、「あなたの側にいたい」という意味があります。
また、首に鎖を付けるというイメージから「あなたを独占したい」という意味が含まれることも。
そのため、ブレスレットと同じようにネックレスもやや重いと感じる可能性があります。
香水
特別感のあるお返しとして選ばれる「香水」は、香りの好き嫌いがあるものの、好みの香りならとてもうれしいプレゼントですよね。
香水には、「あなたと親密になりたい」という意味がある一方、「独占したい」というやや強い意味が含まれることも。
さらに、「体の関係を望んでいる」という直接的な意味合いもあるといわれており、相手の捉え方次第で印象が変わってしまう可能性があります。
花束
一般的に、花束は恋人や結婚相手に渡す特別な贈り物というイメージがあります。そのため、本命にホワイトデーで告白をしたいと考えている人は、花束を選ぶと良いでしょう。
この時、どの花を何本の花束にするかで意味が変わってくるので要注意。例えば、プロポーズの定番といわれるバラの花束は、1本なら「一目惚れ」、3本なら「愛しています」、12本なら「私と付き合ってください」、108本なら「結婚してください」という意味になりますよ。
色や本数別に薔薇の花が意味することを解説します。
特別な意味のないホワイトデーのお返し
ここでは、ホワイトデーのお返しに選んでも支障のない、特別な意味を持たないお返しを紹介します。義理チョコなどのお返しを考えている方はぜひ参考にしてくださいね。
チョコレート
「チョコレート」は、バレンタインデーには特別なお菓子ですが、ホワイトデーのお返しとしては特別な意味を持ちません。
ただ、もらったチョコレートをそのまま返すというイメージが、「気持ちを受け取れない」という意味合いにとられる可能性もあるので注意しておきましょう。
ケーキ
高級感がある一方、特別な意味がなくお返しとして選びやすいのが「ケーキ」です。
ケーキは種類が豊富なため相手の好みに合わせやすいのがポイント。
ただし、日持ちしづらく持ち歩くには不便なお返しなので、渡したらすぐに食べてもらえる時などに贈るのがおすすめです。
和菓子
他の人と被らないお返しがしたい人には、「和菓子」がおすすめです。
どら焼きなど定番なものはもちろん、練りきりなど季節のものをモチーフにした和菓子なら、センスの良さをアピールするきっかけにもなりますよ。
また、和菓子は幅広い年齢の女性から好かれているので、会社などで多くの人へお返しが必要な時にもおすすめです。
ラスク
サクサクとした食感が美味しさを引き立てる「ラスク」は、意外にも特別な意味のないお返しの1つ。気軽に食べられるお菓子を贈りたいならラスクがぴったりです。
甘いラスクとしょっぱいラスクをセットにするなど、複数の味を組み合わせたプレゼントにするのもおすすめですよ。
プリン
ホワイトデーでプリンをお返しすることには特に意味がないといわれています。家族や友達からの義理チョコのお返しにはぴったりですね。
また本命に渡すなら、高級感のあるプリンをメッセージと共に贈ると良いでしょう。
男性は本命にどんなお返しをするの？
思いを込めたチョコレートのお返しとしてもらうからこそ、女性にとっては男性のお返しやその意味を知りたくなりますよね。
しかし、男性の中にはお返しの意味まで考えて選んでいる人は少なく、「おいしそう」「喜んでもらえそう」といった考えで選ぶ人もいます。
そのため、お返しの意味だけで相手の気持ちや思いを考えすぎないように気をつけましょう。本命に渡すバレンタインギフトはチョコレートというイメージがありますが、ホワイトデーにはまだそれがないのです。
また、男性は後からお返しの意味を調べられてしまうことを踏まえて、お返しの品を選ぶようにするといいかもしれません。
ホワイトデーのお返しには意味がある！
ホワイトデーのお返しを選ぶ男性にとっては、品物の意味まで考えないことも多いですが、本気の女性ほど男性の気持ちが知りたくなり、お返しの意味を調べてしまうもの。
そのため、自分の気持ちを表せるように、お返しの意味を理解しておくことが必要です。
また、受け取った女性もお返しの意味だけを受け取らないようにして、男性の気持ちを一方的に推測して喜んだり落ち込んだりしすぎないようにしましょう。
（kirara）
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