ヤンデレが登場する映画7選。洋画・邦画別で紹介
ヤンデレが登場する映画にはどのような作品があるのでしょうか? この記事では、洋画と邦画に分けておすすめの作品7選を紹介します。
実生活で付き合うのは気が進まなくても、映画作品の中では魅力的なキャラクターとなり得るヤンデレ。
恋人に対して病的なほどに愛情表現するヤンデレとの日常を、疑似体験してみたいと思いませんか?
今回は、ヤンデレが登場する映画について、洋画と邦画の7作品を紹介します。
【洋画編】ヤンデレが登場する映画4選
まずは、ヤンデレが登場する洋画4作品を紹介します。
(1)『オブセッション 歪んだ愛の果て』
この映画に登場するヤンデレは、派遣社員のリサ。
上司であるデレクに優しくされたことから恋愛感情を抱き、相手には妻子がいるにも関わらず妄想を募らせます。
次第にそれはエスカレートし、リサはデレクに会社のトイレで関係を迫ったり、出張時にホテルの部屋へ忍び込んだりします。
そして最終的には、彼の妻子に危害を加えようと家に侵入するのです。
デレクの妻役は、歌手として有名なビヨンセが演じているのでファン必見の作品です。
(2)『愛がこわれるとき』
この映画では、ヒロインであるローラの夫・マーティンがヤンデレとして登場します。
ローラはマーティンと結婚し、幸せな結婚生活を送るはずでした。
ところが、マーティンは異常なほどに神経質で、ローラに対して過剰ともいえる執着心を見せ始めます。
そしてついには、激情にかられてローラに暴力をふるうまでに……。
あまりに狂気的なマーティンの姿に、背筋が凍る作品です。
(3)『クロエ』
この作品では、タイトルにもなっている娼婦・クロエがヤンデレキャラクター。
産婦人科医のキャサリンが、大学教授である夫の浮気を疑い始めるところから物語は始まります。
そんなある時、キャサリンは偶然知り合った美しい娼婦・クロエに夫を誘惑してほしいと依頼するのです。
この作品ではクロエがキャサリンに対して執着する様子が見どころ。
人の愛憎をエロティックに描くサスペンスです。
(4)『ミザリー』
こちらは、スティーヴン・キングの同名小説を映画化した有名作品。
この映画に登場するヤンデレは、元看護士の女性・アニーです。
ある日、雪山で事故に遭った小説家のポールは、アニーに助けられ献身的な治療を受けます。
実は、アニーはポールの書く小説『ミザリー』シリーズの熱狂的なファンであり、ポールは助けてもらったお礼としてミザリーの新作原稿を見せるのですが……。
アニーの狂気的な言動に、思わずゾッとするサイコスリラーです。
【邦画編】ヤンデレが登場する映画3選
続いては、ヤンデレが登場する邦画3作品を紹介します。
(1)『愛のむきだし』
この作品に登場するヤンデレは、主人公のユウ。
ユウは、父が神父であるクリスチャンの家庭に生まれ、ある時から父にざんげを強要されるようになります。
父とのつながりを失いたくないユウは、ざんげをする罪づくりのために盗撮魔となっていくのです。
上映時間237分ととても長い作品ですが、父への執着心を愛だと思い込んでしまうユウから目が離せません。
(2)『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』
累計135万部突破の人気小説を映画化した作品。本作のヤンデレキャラクターは、主人公のまーちゃんこと御園マユです。
みーくんとまーちゃんは、かつて起きた誘拐事件の被害者同士で、心に傷を抱えています。
2人はある時再会し同居をスタートさせるのですが、そこへ事件を追う刑事が現れ……。
まーちゃんはみーくんに対して非常に嫉妬深い一面を見せ、純粋さと狂気が入り混じった作品といえます。
(3)『人間失格 太宰治と3人の女たち』
太宰治の小説『人間失格』誕生秘話を、太宰を取り巻く3人の女性たちと共に描いた作品。
この作品では、二階堂ふみ演じる美容師の富栄がヤンデレといえるでしょう。
最初は太宰に口説かれていた富栄でしたが、だんだん独占欲と執着心の塊になっていきます。
太宰の家族に謝りながらも、彼の愛を求め続ける富栄の狂気に注目です。
映画でヤンデレを疑似体験してみよう
ヤンデレが登場する映画7作品を紹介しました。
異常なほどの執着を見せたり、時には暴力的になったり……過激なヤンデレをエンターテインメントとして楽しみたい方におすすめの作品たち。
ぜひ、映画の中でヤンデレを疑似体験してみてはいかがでしょうか?
(夏目椿)
※画像はイメージです