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婚活している人の年齢はどのくらい? 結婚相手との年齢差も解説

夏目椿(夏椿)

婚活に興味はあるけれど、どういった人たちが活動しているのか気になるという人もいるのではないでしょうか? 今回は、データを基に、どのくらいの年齢の人が婚活を行っているのかについて紐解いていきます。

「そろそろ人生を一緒に過ごすパートナーが欲しい」と感じ始めると、婚活に一歩踏み出したいと思う人が増えてきます。

一方で、「私の年齢で婚活は遅いの?」「同年代ではなく年の差婚になる可能性の方が大きい?」と不安で踏み出せない人もいるでしょう。

特に女性の場合、子どもを持つことを考えると、年齢は重要な条件になってきます。ここでは、婚活をしている人の年齢や年齢差などについて解説します。

婚活をしている人の年齢

婚活をしている人の年齢は、下は20代から上は60代以上までさまざま。
⽇本結婚相談所連盟を運営する、株式会社IBJが発表した2020年「成婚白書」によると、女性の活動会員は35~39歳(26.7%)が最も多く、男性は45~49歳(19.9%)でした。また男性は、35~39歳と40~44歳の層も19.8%と同程度の割合で婚活をしていることが分かっています。

年齢を重ねるごとに婚活成功の確率は下がる

前述した2020年度版「成婚白書」によると、男女共に年齢を重ねるごとに成婚の確率は下がります。

成婚のしやすさ(※)の平均を100%とすると、最も成婚しやすいのは男性で30~34歳、女性で25~29歳でした。

ピーク時以降は、男女ともに成婚のしやすさは下がり続け、男性は45~49歳、女性は40~44歳で大幅に確率が減り、平均未満になります。

年齢を重ねるごとに成婚の確率が下がる主な理由としては、経験を重ねて異性への理想が高くなること、女性は高齢出産のリスクが高まり子どもが欲しい人からの申込みが減ることなどが考えられます。

※「成婚のしやすさ」とは活動会員数における各年代の比率を分母とし、成婚者・退会者における各年代の比率を分子として表したもの(100%が平均)。

婚活における相手との年齢差

2020年版「成婚白書」によると、34歳までの男性は成婚相手との年齢差がほとんどありません。反対に、35歳以降の男性は、自分よりも平均3~9歳程度若い女性と成婚していることが分かっています。

女性は25歳以降のどの年齢層でも、平均3~5歳程度、年上の男性と結婚している傾向があります。これまでは、女性の世代が上がるにつれて年齢差が縮まる傾向がありましたが、2019年以降はその傾向が見られなくなってきています。

婚活相手との年齢のギャップをうまく埋めるコツ

年齢差のある相手と婚活することには、価値観が合わない、上下関係ができやすいといったデメリットもあります。しかし、以下で紹介するコツを意識していれば年齢差のデメリットも解消できるでしょう。

ここでは、年齢差のある婚活相手と仲良くなるために年齢差を埋めるコツを紹介します。

(1)細かくコミュニケーションを取る

年齢差があれば、価値観や考え方の違いは当然あります。

「このくらい分かってくれるだろう」と自分の考えを口に出して相手に伝えなかったり、「新しい価値観を分かってくれない相手が悪い」と相手の考えを切り捨てたりせず、しっかりとコミュニケーションを取ることが大切です。

年齢に関係なく、人によって価値観や考え方に違いやズレがあるのは当たり前のこと。違いがあることを認識し、ズレを埋めていく努力がお互いに必要になります。

(2)安易に年齢のせいにしない

相手とうまくいかない時に「年齢のせいで楽しめない」「年齢差があるから合わない」と安易に年齢のせいにしないことも大切です。

実際に結婚してから年齢差は気にならなくなったというカップルもたくさんいます。年齢差は言い訳にしない方が婚活はうまくいくでしょう。

(3)相手への尊敬を忘れない

年齢差があると、経験や知識の差などから上下関係が生まれやすくなります。相手を軽んじたり、支配しようとしたりする関係になってしまうと、一緒にいてもお互い楽しくありません。

お互い尊敬し合い、生き方や考え方を受け入れていくように心掛けると、一緒にいて心地よい関係が築けるでしょう。

婚活は年齢だけじゃない! 自分にとって何が大切か考えよう

婚活をしている男女の年齢層について、「成婚白書」のデータを参考に紹介しました。

データを見ると、男女共に若いほど婚活が成功しやすいことも分かります。たしかにライフプランに出産が入っているケースでは年齢は重要な条件かもしれませんが、婚活で大切なことは年齢だけではありません。

自分が一緒に生きていくパートナーに何を求めているのか、何が大切なのかをしっかり考えて婚活をしていきましょう!

(夏目椿)

※画像はイメージです

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