手つなぎデートで距離を縮めたい! 付き合う前に手をつなぐメリット
誰もが一度は憧れる「手つなぎデート」。付き合う前だと、手をつないで良いのか悩んでしまいますよね。今回は、恋愛コラムニストのさかもとみきさんが、手つなぎデートのメリットを解説。併せて、手つなぎデートにおすすめのタイミングもご紹介します。
好きな人と一緒にいると、「あー、今手をつなぎたい!」って衝動的に思うことってありますよね。でも、同時に「付き合ってないのにつないでいいのか」「引かれないか」など、冷静に考えてしまうこともあります。
結論から言うと、付き合う前に手はつないでOKです! が、声の掛け方やその後の対応など気をつけるべき点がいくつかあるのも事実。ここでは、手つなぎデートをする時の注意点を解説していきますね。
付き合う前でもOK? 手つなぎデートのメリット
男女で手をつなぐことが自然なコミュニケーションだったのは、何歳まででしょうか。小学生くらいから男女を意識するようになり、大人になったら特別な相手、好意を持っている相手としか手をつながなくなりますよね。そう、大人は特別な人としか手をつなぎません。
だからこそ、付き合う前に手をつなぐのは、分かりやすい「脈ありサイン」となり、さまざまなメリットがあります。
(1)自然に距離が縮められる
手をつなぐことで、お互いの距離が自然に近づくのがメリットの一つ。気になる人との距離を一気に縮められるでしょう。
また、手を触れたりすることはOKという暗黙の了解が得られます。なので過剰に遠慮せず、素直になることも大切です。
(2)お互いの気持ちを確かめ合える
特に男性は、付き合う前のデートで、相手の反応、特に接触に関してはかなり悩みながら進めています。
でも、女性から手をつないでくれた場合、「好意を持ってくれている」と安心できるので、男性も自分の気持ちや、好意を出しやすくなります。
(3)男性は自然に女性をリードできる
女性が手をつないできてくれたことで、男性は「攻めモード」に入れます。
手をつなぐという受け入れ行為があったから、「次は自分がリードしよう」とスイッチが入るんです。
手をつないでもOKのサインとは
とはいえ、自分から手をつなぐのって勇気がいりますよね。でも、つなぎたい。そんな時は「つないでOKだよ」というサインを出す方法もおすすめです。
(1)手と手が触れ合っても嫌がらない
デートの途中、物を渡す時、飲み物を渡す時にちょこっと手が触れる機会をあえてつくります。
その時に嫌がっていない様子を見せることで、相手に「触れても引かない、大丈夫」ということが伝わるはずです。
(2)歩く距離が近くても離れない
一緒に歩いている時、特に人が多い場所では距離が近くなることもあります。その時も嫌がらず、側にピッタリついて歩くなど距離が近くても抵抗がないのを示すようにしましょう。
近づくのは、人ごみの中や足場が悪いところを歩く時など、あくまでも自然な流れを意識してくださいね。
(3)「寒いね」などのアピールがある
冬は、手をつなぎやすい季節です。手を出して寒そうにこすり合わせたり、息を吹きかけるしぐさを見せたり、「手が寒い」ことをアピールしましょう。
「私冷え性でめっちゃ手冷たいんだ」なんて言って相手の手に触れる機会を演出するのもありです。
デートで手をつなぐおすすめのタイミング
手をつなぐ時、ちょっとした「理由」があると手をつなぎやすくなりますよね。また、雰囲気に合わせて自分からアプローチするためにも、手をつなぐことは有効です。
ここでは、デートで手をつなぐおすすめのタイミングをご紹介します。
(1)人混みを歩いている時
人ごみを歩いている時は手をつなぐのにうってつけのタイミングです。何と言っても、「はぐれそうだから」など、理由ありきで手つなぎを提案できます。
恥ずかしい場合、服のすそを控えめにつまんでアピールするのもありです。
(2)良い雰囲気になっている時
距離も近く、お互い明らかに好意を感じ合っている場合も積極的に手をつないでOKです。惹かれ合っていても、勇気が出ないのは男性も女性も同じ。
相手が踏み込みやすいよう、手をつなぐことで好意や受け入れ態勢をアピールしてみましょう。
(3)周りのカップルが手をつないでいる時
自分が手をつなぎたい時、周りのカップルが手をつないでいるのを見るとうらやましくなりますよね。
その場のムードに合わせて、ぎゅっと不意打ちっぽく手をつなぐのも、相手をドキドキさせるはずです。
手をつなぐ前の声の掛け方
いろんな心の準備やイメトレをしても、いざ手をつなぐとなると付き合う前だしドキドキしますよね。
「拒否されたらどうしよう」という心配な人は一声掛けてから手をつなぐのもおすすめです。
(1)「手、つないでもいい?」
シチュエーションや、タイミングを考えすぎて失敗しそうだと思ってしまう人は、素直にお願いするのが一番。ストレートな物言いが、相手の心をドキッとさせるはずです。
(2)「はぐれちゃいそうだから手つなご」
まさに人ごみで使える「理由」ありきの手をつなぎたいアピールです。歩くスピードが違う時にも使ってみても良いかもしれません。
お互い、「理由」があった方がアクションはしやすいので、素直に言えない人はぜひ使ってみてください。
(3)「なんか寒くなってきたね」
冬は手足が冷えがちです。そんな話題になった時、お互いの手の温度を確かめ合ったり、「あっためて(笑)」と手をつなぎたがるおねだりをしたりするとキュンキュンするはず!
冬や肌寒い季節、夏でも冷房が強く効いた場所などで使えるフレーズです。
気をつけて! 手つなぎデートでやってはいけないこと
付き合う前に手をつないでもOKと散々言ってあおってきましたが、キスと同様、相手がいる以上気遣いや、空気を読むことも必要です。
ここでは、手をつなぐときのNG行動を紹介します。
(1)いきなり恋人つなぎをする
手をつなぐ方法はいくつかありますが、付き合う前、最初から恋人つなぎをするのは踏み込みすぎです。
恋人つなぎに憧れる気持ちは分かりますが、恋人になった時の楽しみに取っておきましょう。
(2)相手が嫌がっているのに強引に手をつなぐ
手をつなぎたいと気持ちが高まってくると、つい自分の気持ちを優先しがちです。でも、付き合う前の手つなぎにとても気を使う人もいます。例えば、手汗や周りの目を気にする人がいるのも事実です。
手つなぎは、相手の反応を見るための手段でもあります。嫌がっている素振りがあれば、相手の気持ちを尊重して手を放しましょう。
(3)酔った勢いで手をつなぐ
お酒を飲んだ勢いがあれば、手をつなぎやすくなりますよね。気持ちが緩んだり、勢いに任せて行動に出やすかったりする時だからこそ、好きな人とつなぐ時は注意が必要です。
例えば、「酔ったら誰の手でもつなぐ人なのかな」と不安になりかねません。誤解を避けるためにも、好きな人の手をつなぐのは酔っていない時にしましょう。
手つなぎデートで距離を縮めよう
昨今は、分かりやすい「脈あり」行動がないと、告白や付き合うためのアプローチができない人が増えています。
そんな時、分かりやすい「脈あり行動」をするのは相手の「付き合いたい」スイッチを入れるためにもとっても有効です。
ぜひ、相手の心をドキッとさせる手つなぎを、2人の関係を進めるきっかけにしてみてくださいね。
(さかもとみき)
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