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子供っぽい人の12の特徴。大人っぽく見せるには?

高見綾(心理カウンセラー)

「子供っぽい」。人からそう言われると、良い意味で言われていないことは分かります。でも、一体どんな部分からそう思われているのでしょうか。今回は、心理カウンセラーの高見綾さんに、男女別に子供っぽい人の特徴やそうなってしまう原因、大人っぽく見せる方法などを教えてもらいました。

周りから「子供っぽい」と言われると、自分のどういった部分からそう思われているのか、気になってしまいますよね。

そこで今回は、子供っぽい人の特徴を詳しく解説し、どうすれば年相応のスマートな大人に見せることができるのか紹介します。

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子供っぽいってどういう意味?

まずは、子供っぽいとはどういう意味で、どういったイメージを持たれるのか解説していきます。

「子供っぽい」とは子供を連想させるような言動をすること

子供っぽいとは、「子供のような幼さを感じさせるさまを指す語。言動などのあどけない様子を指すことが多い」(出典:『実用日本語表現辞典』)言葉です。

幼い雰囲気の見た目や落ち着きのない振る舞い、あどけない話し方など、子供を連想させるような言動をする時に使います。

一般的に「あの人は子供っぽい」と言う時は、気に入らないと不機嫌になるなど、自分の感情をそのまま表に出してしまう人を指すことが多く、マイナスイメージのある言葉です。

「子供っぽさ」はその人の個性にもなり得る

マイナスイメージのある言葉とお伝えしましたが、子供っぽさは一概に悪い面だけではありません。

子供っぽい人は素直で分かりやすいタイプなので、基本的には愛されキャラの人が多いです。「大人になっても少年・少女のような無邪気さや純粋さがある人だ」と思ってもらえると、それが他の人にはない魅力になります。

しかし、子供っぽい人は自分で自分の機嫌を取ることができないので、感情的な面で周りを振り回してしまいます。

ですので、無邪気さや素直さはそのままにしつつ、マイナス面は出ないように改善していくことが大切です。大人としてマナーは守りつつ、自分の魅力を生かしていけると良いですね。

子供っぽい人の特徴

ここからは、「子供っぽい人」の特徴を確認していきましょう。

行動・態度に見られる特徴

(1)落ち着きがない

子供っぽい人は、じっとしていることができず、そわそわして動き回ったりします

子供は、公の場所でじっとしていることができずに騒いだりしますよね。それと似ているので、子供っぽく見られてしまうのです。

(2)興味のあるものに没頭する

自分の興味があるものに没頭すると、周りが見えなくなる傾向があります。

何かに没頭できるのは良いところなのですが、没頭するあまり、仕事では「スケジュールを無視して対応してしまう」など周りへの配慮を欠いてしまう面もあります。

(3)表情がコロコロ変わる

子供っぽい人は自分の気持ちが顔に出やすいので、表情がコロコロ変わります。

落ち込んでいる時や喜んでいる時など全部周りにバレてしまうので、感情が豊かで見ていて飽きないなと思われることも多いです。

(4)構ってちゃん

「自分だけを見てほしい」と思っているところがあるので、基本的に構ってちゃんの傾向が強いです。相手の気を引きたくて不機嫌になったり、愚痴を言ったりすることもあります。

自分の本音をはっきり言わないまま、相手を自分の思い通りに動かそうとするところが、子供っぽいと思われてしまうのです。

性格に見られる特徴

(1)すぐにすねる

気に入らないことがあると、すぐにすねる傾向があります。ブスっとした態度を取り、自分が不機嫌であることを周りにアピールします。

(2)好奇心旺盛

子供っぽい人は、素直で分かりやすい性格をしているので、楽しいことがあると子供のように喜びます。

何かをやりたいと思えば、すぐに行動に移すので、一緒にいると飽きないでしょう。気分が乗ると後先を考えず猪突猛進するところもあります。

(3)自分の欲求に正直

また、自分の欲求に正直です。

食べたいものが目の前にあれば周りのことを考えずに食べてしまうこともありますし、嫌いな人がいる集まりには、たとえ付き合いであっても行きたくないと主張します。

(4)依存的な発想をする

自分が周りに何かやってあげたいと考えるよりも、むしろ「やってもらいたい」「お世話してもらおう」と考えます。

自分は何もできない人間だと思っているので、主体性に欠けるところがあります。

参考記事はこちら▼

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話し方に見られる特徴

(1)語彙力が乏しい

ボキャブラリーに乏しいと子供っぽく見られてしまいます。

特に、職場では話し方に気を付けたいもの。例えば「困っている」「良くない」「おいしい」などの意味を、全部「やばい」で表現していたりすると幼い印象を持たれてしまいます。

(2)自分の話ばかりする

子供は、自分の話を聞いてほしくて思い付きでしゃべることがありますが、子供っぽい人も自分の話ばかりする傾向があります。

話すスピードも速く間を取らないので、聞く側には自分中心だという印象を与えてしまいがちです。

(3)発音がはっきりしない

発音がはっきりせず、甘えたように話すことが多いです。

かわいいと思ってもらえることもありますが、職場では信頼が得られにくいかもしれません。

(4)母音が伸びる

「~です」が「~ですぅ」になったり、「はい」が「はぁい」と伸びたりします。

本人はちゃんと話しているつもりでも、相手には適当に返事をしているかのように聞こえてしまうことがあるようです。

参考記事はこちら▼

自分と同じ年齢の人でも、子どもっぽくて幼稚だなと感じることがありますよね。10の質問からあなたの子どもっぽさを診断してみましょう。

どうして大人になっても「子供っぽい」のままなの?

大人が子供っぽいままでいてしまうのは、家庭環境などから、子供の頃に子供らしく親に甘えることができなかったことが原因の一つとして考えられます。幼少期に依存心を満たすことができていないと、大人になってからも子供の自分を取り戻そうとしてしまうのです。

反対に、過保護・過干渉な親の元に育ち、「自分で決める」ことをさせてもらえなかった場合も、大人として必要な自立心を育めずに誰かに依存してしまう状態になってしまうこともあります。

また、両親などを見て「大人って大変だな」「なんか嫌だな」と、大人に悪いイメージを持ってしまった場合も、大人になることに恐れを抱きます。そして、純真無垢な子供のままでいることによって周りから愛されようとしてしまうのです。

年相応の大人に見せるポイント

仕事では、子供っぽくみられることで信用・信頼関係を築くことが難しくなるので、できれば年相応の大人に見られたいものです。

最後に、子供っぽい人が「大人っぽい自分」を演出する方法をご紹介します。

(1)人前ではいつも自分をご機嫌な状態にしておく

子供と大人の大きな違いは、自分で自分の機嫌が取れるかどうかです。

したがって、いつもご機嫌でいるようにしておくと、周りから大人っぽくて余裕がある人だと思ってもらえます。

「今はご機嫌でいられない」と思うタイミングは一人で過ごすなど、不機嫌な状態を周りの人に見られないようにするだけでもOKです。

(2)語尾を伸ばさない

「はぁーい、そうしますぅ~」「でもさぁ~」というように語尾を伸ばすと、どうしても甘ったるく子供っぽく感じられてしまいます。

そこで、「はい、そうします」「でも」と一つ一つの言葉をはっきり話すようにしましょう。そうするだけで、相手にはスマートな大人のイメージを与えることができます。

(3)低めの声でゆっくり話す

子供は高い声で勢いよくしゃべりますよね。

それとは反対に、少し低めの声を出して、ゆっくりと落ち着いて話すようにするだけでも、余裕のある大人の雰囲気をまとえます。

(4)おでこを出す

子供の顔は丸いフォルムが特徴ですので、前髪を下ろしていると顔の丸さが強調されて幼い印象になってしまいます。

シンプルな方法ですが、前髪を伸ばしおでこを出すヘアスタイルにすることで、顔が縦長に見えるため大人っぽい印象になります。

見せ方一つで「大人」はまとえる

子供っぽく見られてしまう人の大きな特徴として、自分の機嫌を自分で取れないことが挙げられます。とはいえ、子供っぽい人は男女問わず愛されキャラであり、素直さや無邪気さといった良い面もあるので、それらは残したまま、人間関係のマナーを守って接したいですね。

話し方や見た目を変えるだけでも、大人っぽい印象は作れますので、ぜひ参考にしてみてください。

(高見綾)

※画像はイメージです

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