モテる女性の条件とは。男性からモテる女性になる方法
「モテる女性になる方法」を知りたいなら、まずはモテる女性とはどんな女性なのかを知らねばなりません。今回は、コラムニストのラブホの上野さんに、モテる女性について教えてもらいました。
「モテる女性」と「愛される女性」は、似ているようで全く違う存在であるといえるでしょう。
例えば、ルパン三世に出てくる峰不二子などはモテる女性の典型で御座います。モテる女性は、その名の通り非常に多くの男性から好意を持たれますが、その反面男性から愛されているかといえば、少々疑問が残るところです。
つまり、モテる女性は、男性を惚れさせる能力には長けていますが、愛される能力が高いとは限らないということです。
「釣った魚に餌をやらない」「寝たら終わり」など、セックスをするとその瞬間に飽きられてしまう格言はたくさん御座いますが、それらはまさにモテる人のことを指すものでしょう。
今回は、「モテる女性」と「愛される女性」の違いについて解説をさせていただきます。皆さまは、「モテる女性」と「愛される女性」のどちらになりたいでしょうか?
モテる女性は分かりにくい、愛される女性は分かりやすい
「A secret makes a woman woman.」
名探偵コナンに登場するベルモットという女性キャラクター(黒の組織の幹部)の名言として知られるこの言葉。日本語に訳すと「秘密は女を女にする」という意味で御座います。
確かに秘密が多く、本音がなかなか見えてこないというのは、モテる女性の条件といっていいほどのものでしょう。先ほどお話しした峰不二子なども、まさに「秘密は女を女にする」という言葉がぴったりの女性で御座います。
しかし、それはあくまでも「モテる」という話に過ぎません。
少々言葉は悪くなりますが、ある意味で「セックスは女性の最大の秘密」。少なくとも多くの男性がそう考えているのは間違いありません。ですので、秘密を武器にしている女性は、セックスをした瞬間に、その武器が失われてしまうのです。
また、男性にはある種の狩猟本能のようなものがあり、秘密の多い女性や手の届かないような女性に惹かれる部分があることは否定いたしませんが、それはあくまで「狩るまで」の話に過ぎません。
つまり、狩ったらそれでおしまいなのです。
長い期間生活を共にするような「愛される女性」に、狩猟本能をくすぐるような能力は求めません。むしろ感情や要求が分かりやすく、一緒にいて安心できる女性こそが愛される女性といえるでしょう。
秘密の多い分かりにくい女性を落とすのは、あくまでも“エンターテイメント”。決して愛ではないのです。
モテる女性は起伏がある、愛される女性は起伏が少ない
喜怒哀楽が激しく、感情がジェットコースターのようにコロコロ変わる女性に対しては、男性も恋心が急激に燃え上がることがあり「モテる女性」にはなり得るでしょう。
しかし、そんな女性と長く関係を築けるほど、男性の精神力は無尽蔵では御座いません。
感情が落ち着いていて、一緒にいてリラックスできる女性でないと、男性は長くその女性を愛することなどできないのです。
モテる女性はぶりっ子、愛される女性は自立している
残念ながら、ぶりっ子はモテます。それはもうモテるので御座います。ほとんどの男性は、ぶりっ子を見抜けないと考えた方がいいでしょう。
しかし、ぶりっ子はある意味で「モテる」ということに特化した存在でしかありません。つまり、ぶりっ子はモテますが「愛される女性」ではないことが非常に多いのです。
それもそのはず。ぶりっ子は恋愛初期にありがちな「恋は盲目」的な状態の男性を喜ばせることには非常に長けておりますが、言葉を選ばずに言えば、ある程度恋の魔法が解けてきた男性にとって、疲れる存在なので御座います。
一方で自立した女性は、残念ながら恋は盲目状態の男性からはあまり好かれません。
「恋は盲目」状態の男性は、女性に尽くし喜ばせることで恋心が燃え上がるので、尽くし甲斐の無い自立した女性にはあまり燃え上がらないので御座います。
しかし、それはしょせん恋の序盤の話。恋だっていつかは燃料が切れて、その火の勢いは衰えるもので御座います。
そうなってくると、一緒にいて疲れることの少ない自立した女性こそが俄然有利になってくることでしょう。
モテる女性は怒る、愛される女性は叱る
男性が何かをやらかした時にこそ、モテる女性と愛される女性の違いがよく表れます。
意外かも知れませんが、怒る女性はそこそこモテるのです。なぜなら、怒ろうが泣こうが喚こうが、「相手の感情を揺さぶる」ということには成功しているので、そこで相手の気を一時的に引くことはできるから。
しかし、それは一時的な話に過ぎません。
確かに男性が何かをやらかしたのなら怒るのも道理ではあるのですが、愛される女性は怒るのに加えて“叱る”のです。
相手の行為によって自分が傷ついたことを怒りつつも、相手の問題点を改善しようと、きっちりと相手のことを叱れるような優しい女性こそが男性の気をいつまでもつかみ続けるでしょう。
ちなみに怒ることも叱ることもできない女性は、モテる女性でも愛される女性でもなく、「都合のいい女性」になるのでご注意くださいませ。
モテる女性は小悪魔、愛される女性は天使
女性向けの雑誌などでは、よく「小悪魔女子がモテる」というような特集が組まれておりますが、これは間違いありません。
小悪魔はモテるのです。ちょっと意地悪で、気まぐれで、秘密が多くて、男性を振り回す。何度も言いますが、そんな小悪魔な女性はモテるのです。
しかし、「小」だろうが「大」だろうが悪魔は悪魔。モテることはあっても、愛されることは御座いません。
一方で、愛される女性は天使でしょう。
ただし、天使といえばいつも笑顔で優しいようなイメージを持たれがちで御座いますが、これは完全に誤ったイメージです。
確かに天使は根っこの部分では優しい性格をしておりますが、大抵の神話において天使はいつだって人に対して怒っているのです。いつも笑顔で甘いことしか言わないのは悪魔の仕事。天使は人を愛しているからこそ、甘いことも言いませんし、いつも笑顔なわけでもありません。
モテる女性は優しくない、愛される女性は優しい
身も蓋もない話では御座いますが、愛される女性は根っこの部分が優しい女性で御座います。
しかし、ここでお伝えしたいのは愛される女性ではなく、モテる女性のこと。
上述してきたように、男性の思い通りにならないところが恋愛初期の恋心をくすぐるので、モテる女性は本質的には優しくない方が圧倒的に多いのです。
これは逆にいえば、モテるだけでいいのであれば、優しくなくても問題ないということで御座います。
ここまでの話で「モテる女性」のイメージが峰不二子やベルモットになってしまっているかも知れませんが、いわゆるオタサーの姫やダメ男にハマっては捨てられてばかりの女性も「モテる女性」に含まれることが多いでしょう。
よって、万が一皆さまがモテる女性になりたいのであれば、優しい人間になる必要すら御座いません。
優しく分かりやすい女性になれ
おそらく多くの方は、「モテる女性」よりも「愛される女性」になりたいと願っていることでしょう。
今回いくつもその違いを紹介させていただきましたが、この中で最も重要なものを挙げるとすれば、最初の「分かりやすさ」と、最後の「優しさ」で御座います。
優しさの方はともかく、真面目な女性ほど持ち合わせていないのが「分かりやすさ」。自分の思いを我慢したり、嫌なことでも平気な顔をしたりしている女性は、非常に分かりにくい女性であると言わざるを得ません。
不幸せな時でも「幸せ」と口にしてしまったら、男性はその女性が口にする「幸せ」を全て信じられなくなってしまうのです。
ですので、愛される女性になりたいのであれば、自分の願いや思いを素直に口にして「分かりやすい女性」になるよう心掛けていただければ幸いです。
そして、まずは「何でもいい」をやめること。
「何でもいい」は、男性にとって非常に分かりにくい表現なので御座います。「寿司が食べたい」でも「肉は嫌」でも「サイゼがいい」でも構いません。
そうそう、もしも皆さまが「愛される女性」ではなく「モテる女性」になりたいのであれば、逆に「何でもいい」と言って男性を困らせるといいでしょう。
意外なことに「恋に盲目」状態の男性は、自分のことを困らせる女性にのめり込む傾向が御座いますので、モテるだけでいいのであれば「何でもいい」という発言はそれなりに効果的な方法で御座います。
(ラブホの上野さん)
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