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【愛が重い人診断】そう思われる特徴と改善法

高見綾(心理カウンセラー)

自分では相手に尽くしているだけのつもりでも、相手からは「気持ちが重いな……」と思われているかもしれません。心理カウンセラーの高見綾さんに、愛が重い人の特徴について伺ってみましたので、自分が当てはまっていないかチェックしてください。

自分ではそんなつもりはないのに、好きな人から「気持ちが重い」と言われてしまったことはありませんか? そもそも、どういった点が重いと思われてしまうのでしょうか。

今回は、愛が重いと思われてしまう人の特徴や心理を詳しく解説します。

また、お互い負担にならないような付き合い方をしていくために気を付けると良いことも併せて紹介します。

「愛が重い人」診断

まずは、どんな行動が「愛が重い」と思われてしまうのかチェックしてみましょう。当てはまるものが7つ以上あった人は、「重い」と思われてしまう傾向があるかもしれません。

(1)「私(俺)のこと好き?」と何度も確認する
(2)好きな人のSNSは全てチェックしている
(3)「おはよう」から「おやすみ」まで毎日マメに連絡する
(4)相手の予定は全て把握しておきたい
(5)他の異性と話さないでほしいと思う
(6)お弁当を作ったり迎えに行ったりするなど、尽くすことが好き
(7)メールやLINEが1時間以上返ってこないと不安になる
(8)相手が電話に出なかったら、つながるまでかけ続けてしまう
(9)相手の気持ちを試すようなことを言ってしまう
(10)メールやLINEで「寂しい」「会いたい」とよく送る

愛が重い人の特徴と心理

では、愛が重い人にはどのような特徴があるのでしょうか。その心理についても併せて解説します。

(1)愛情が強く一途

好きな人ができると、一途に愛情を注ぎます。相手を独占したい気持ちも生まれて、「いつも一緒にいたい」「相手の全てを知りたい」と思います。

その人のためなら何でもしてあげたい気持ちになり、身の回りのお世話をしたり、相手のわがままも全部聞いてあげたりするなど尽くすことに喜びを感じることも。

(2)自分を一番にしてほしい気持ちが強い

自分が相手を大好きなように、相手にも同じレベルで思ってもらいたい気持ちが強いです。そのため、デートよりも他の用事を優先されたり、メールやLINEがすぐに返ってこなかったりすると「私のこと好きじゃないのかな」と不安になります。

例えば、相手がSNSに投稿しているのに、自分には返事をくれない……なんてことがあると、「SNSやってる暇はあるのになんで?」と不満に感じてしまうことも。

(3)愛されている自信が無い

愛が重い人は、愛情確認をしたがります。「好きだよ」と言ってもらえても、信じきれなくて心の中は不安でいっぱいなのです。

そのため、何回も何回も「私のこと好き?」と聞いてしまいますし、時には「もう別れた方がいいんじゃない」と相手の愛情を試すような言動を取ってしまうことも。

(4)「浮気したらどうしよう」と不安になりやすい

愛されている自信が無いので、好きな人が他の異性と関わっているのを見ると不安になってしまいます。

「今は良くても、いずれ浮気するかもしれない」と思って、心から相手を信頼することができません。そのためいつも不安でいっぱいで、相手のちょっとした言動に振り回されてしまいがちです。

(5)恋愛の優先順位が高い

恋愛をすると好きな人のことで頭がいっぱいになります。一緒にいられない時は「今、何してるんだろう……」と思い浮かべてしまいます。

友達との付き合いよりも恋愛を優先しますし、時には、仕事がおろそかになってしまうほどのめり込むことも。

(6)愛されたい気持ちが強い

愛が重い人は、相手のために何かをしてあげることが好きですが、純粋な気持ちで尽くしている時もあれば、そうではない時もあります。

自分に自信が無いために、「これくらい尽くしているんだから愛してくれるよね?」という交換条件になってしまっていることも。

「愛が重い」と言われなくなるための6つの対処法

愛が重い人は、愛情深くて一途という良い面があることが分かりました。ではそういった良さを生かしつつ、「愛が重い」と言われないようにするためにはどういったことに気を付けたら良いのでしょうか。

(1)相手からの愛情をしっかり受け取る

愛が重い人は、自分が愛されていても自信が持てません。でも相手からすると、愛情表現をしているのに気持ちを受け取ってもらえないのはなかなかつらいものです。

誰しも付き合っている人には自分を信頼してもらいたいと思うでしょう。自分の中にある恐れや疑いを抑えて、素直に相手の愛を受け取ることにチャレンジしてみましょう。

(2)相手を試すような言動はやめる

不安になると、ついつい相手がどう思っているのかを聞きたくなるものです。これは否定的肯定法といって、「そんなことないよ」と否定してもらいたくて「どうせ私のことなんて好きじゃないんでしょ?」と聞いたりしてしまうのですが、こういったやり方は良くありません。

むしろ「私はあなたのことがすごく好きなの」「だから時々不安になっちゃうんだよね」と素直な自分の気持ちを伝えるようにしましょう。

(3)相手にどうしてほしいのか伝える

男性と女性は物事の捉え方や考え方が異なります。何か問題があれば、男性は現実的な解決方法を考えますが、女性は共感や理解してもらうことを重視します。

もし女性が「寂しい」と思っているなら、彼氏にどうしてもらえたらうれしいのかまで伝えておくといいかもしれません。でないと、彼氏は彼女の寂しさをどう解決してあげたらいいか分からなくて困ってしまいます。

例えば「忙しいから会うのが難しいのは分かってるよ。だから、寂しい気持ちをあなたに聞いてもらえるだけで私は安心できるんだ」というように伝えてみてもいいかもしれませんね。

(4)恋人の他に頼れる人を作る

愛が重い人は、彼氏や彼女に一極集中しがちです。できたら、自分の本音を話せる人や甘えられる友達が他にもいると、気分転換ができますし気持ちも軽くなりますよ。

彼氏や彼女に依存してしまう人は、いつも気を張って頑張っていることが多いので、恋人の他にも頼れる人を作るといいですね。

(5)相手のSNSはできるだけ見ない

愛が重い人は、好きな人の全てを知りたくなりますが、SNSを見ることで余計に不安になってしまうことも多いのではないでしょうか。

そんな時は、SNSを見るのをやめて、目の前にいる人との時間を楽しんだり、自分の時間を持つようにしたりしてみてくださいね。

(6)恋愛観の合う人を選ぶ

愛が重い人は情熱的なタイプなので、自分と同じようなタイプと付き合った方がうまくいきます。「こんなふうにお付き合いしたい」という価値観が違うと、トラブルのもとになることも。

ある人から「重い」と言われたことでも、別の人からは「特に気にならない」と言ってもらえることも少なくありませんよ。

愛が重い人は情熱的

愛が重い人は、情熱的なタイプなので相手にも自分と同じようなレベルの愛情を求めてしまうことが多いかもしれません。

不安になると相手の挙動に一喜一憂して疲れてしまうので、相手を信頼し、相手からの愛をしっかり受け取ることができれば、もっと穏やかなお付き合いができるはず。

一方通行にならないように相手の気持ちに配慮をして、良い関係を築いていきたいですね。

(高見綾)

※画像はイメージです

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