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何かしたい! 何かしたい衝動を持った時にすべきこと&注意点

ラブホの上野さん

衝動的に「何かしたい」と思っている人へ、ラブホの上野さんが「何を・どうすべきなのか」解説します。何かしたいけど何をしたらいいか分からないという人は、記事を参考に今すぐ動き出してみましょう。

うすうす感づいてはいたのですが、どうやら私を含めて人間という生き物は死ぬほど怠惰な生き物なようで御座います。

ダイエットをしているくせに「毎日体重計に乗る」ということすらできませんし、資格取得を目指しているはずなのに「毎日勉強する」なんてこともできません。

残念ながら人間は “怠惰な生き物”なので御座います。

おそらくこのページをご覧になっている皆様は、少なからず「何か新しいことを始めたい!」とお考えのことと思いますが、その気持ちは気まぐれでしかありません。

何せ、人間は“怠惰な生き物”なので御座います。

ですので「新しいことを始める」なんていう面倒くさいことを、本来であれば考えるはずもありません。だからこそ、「何か新しいことを始めたい!」という気持ちを大切にしつつ、その気持ちを過信しないでいただきたいのです。

 

では、何をしたらいいのか。今回はそれを解説していきます。

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何かしたい時は「新しいこと」を始めるべきタイミング

私は高校生のころに一度、学校から家まで歩いて帰宅したことが御座います。

ちなみに私の家から高校までは、電車で1時間ほど。夜の10時くらいに学校を出ましたが、家に着いたころには太陽がかなり高く昇っておりました。

結論から言えば、この経験は私に何も良い思い出を残しておりません。

道中でかわいい女の子と出会うこともありませんでしたし、事件現場に遭遇しサスペンス的な展開になることも御座いませんでした。ただただ10時間以上歩いただけ。その時に何を考えていたかなんて、全く覚えておりません。

しかし、一つだけ。本当に一つだけ10時間以上歩いたことで得るものが御座いました。

それが、思い出です。

断言しますが、決して良い思い出では御座いません。靴が擦り切れたこと。筋肉痛で苦しんだこと。そもそも10時間孤独に歩き続けるという人生で何の役にも立たない経験は、つらさしか私に残しておりません。

しかし、いつもと違う新しいことに挑戦したからこそ、この経験は私の中に色濃く残りました。

決して良い思い出ではないものの、高校時代のことを思い出すと楽しい思い出に混じってこの狂気的な思い出が浮かんでくるのです。

新しいことに挑戦をしても、それが良い思い出になるとは限りません。

せっかく怠惰な自分に鞭を打って挑戦したというのに、全く楽しくないなんてことは往々にして御座います。

しかし本当に不幸なことは、つらい思い出ばかりの人生では御座いません。

本当に不幸な人生は、つらい思い出すらない人生なのです。

確かに10時間以上歩くというのは、今にして思えば狂気の沙汰ですし、あれで何かを得たかといえば何も得ておりません。どう考えても「つらい思い出」に分類される思い出でしょう。

ですが、そんなつらい思い出であってもないよりはマシなので御座います。

そこそこ楽しかったはずの高校生活も、今思い返すと具体的なエピソードになるような思い出は決して多くありません。毎日毎日部室でみんなと遊んでいたはずなのですが、「部室で遊んでいた」ということは覚えていても、一日一日の思い出としてはほとんど残っていないのです。

ですが、全く楽しくなかった「10時間歩く」という記憶は、明確に思い出として残りました。

だからこそ29歳になった私は、高校時代の私の狂行に感謝をしております。

「全く楽しくない思い出だけど、思い出を残してくれてありがとう」。

▶次のページでは、何がしたいか分からない時に、やることを決める方法を紹介します。

何がしたいか分からない時にすることの決め方

さて、それでは皆様。1から20で好きな数字を一つだけ考えてみてくださいませ。なお1〜8がおすすめで、9〜20は選ばない方が良いでしょう。

数字を決めた皆様。

本当にその数字でよろしいでしょうか? それでは、心を決めたら次にお進みくださいませ。

1.スパイスからカレーを作る
2.ボクシングの体験授業に参加する
3.映画館に行って、一番つまらなさそうな映画を見る
4.ボルダリング体験をしてみる
5.陶芸体験に参加する
6.ジューサーを買ってくる
7.いつも降りている駅の隣の駅で降りる
8.家から一番近い入ったことのないお店に入る
9.10年くらい会っていない同性の知人に「久しぶり! 最近どう?」と連絡する
10.男装もしくは女装をする
11.マンホールの写真を撮りまくる
12.タクシーに乗って「前の車を追ってください!」と言って、ワンメーターで降りる
13.ゲームセンターに行って、やったことのないゲームをやる
14.バッティングセンターに行く(打たなくてもいい)
15.最寄りの日本国指定名勝に行く
16.ブログを開設する
17.デパートでスコーンと紅茶を買ってきて、ティータイムごっこをする
18.腕立て伏せを20回する(できない場合は膝をついてOK)
19.ミル(コーヒー豆を挽く機械)を買ってくる
20.24時間断食

自分の番号の行動を確認したら、今すぐスマホのカレンダーを開いて直近の空いている休日にこの予定を書き込みましょう。

「何か新しいことをしたいなぁ」と漠然と考えている方は、具体的に何をしたいというものが御座いません。ですので、私が適当に「新しいこと」を決めさせていただきました。

もちろん私が勝手に決めた「新しいこと」で御座いますので、この経験をしても楽しい思い出になる可能性は低いでしょう。1〜8あたりはまだしも、11や12などは楽しい思い出になるとは到底思えません。

しかし、それで良いのです。

確かに楽しい思い出にはならないかもしれませんが、これだけ意味不明なことをすれば「意味不明な思い出」として皆様の記憶に強く残ることでしょう。

「新しいことを始めたい」。

それはおそらく、今の生活に何かしらの変化が欲しいからではないでしょうか?

それならば、何でも良いので変えてしまえば良いのです。たとえそれが楽しい変化でなくとも、何かを変えさえすれば皆様は間違いなく一歩を踏み出しており、人生が大きく変わり始めるに間違いありません。

先ほどの20個の新しい行動は、それ自体が楽しい思い出になる可能性は極めて低いでしょう。

しかし、そもそも「新しいこと」なんていうものは大抵の場合、最初はつまらないものなのです。何かを「楽しい」と感じるのはある程度慣れてからであり、最初のうちは大抵の趣味や行動はつまらなく感じるのが当然のことで御座います。

それなのに「新しいことをすれば楽しいかもしれない!」という強い希望を持ってしまうからこそ、期待が裏切られ絶望し、どんどん新しいことに挑戦しなくなってしまう。

だからこそ「どうせつまらない」と思いながら、先ほど選んだものを実践してみてくださいませ。

間違いなく「つまらない」という気持ちのまま終わることでしょう。

ですが、つまらないまま終わったとしても、それはつまらない思い出として皆様の記憶を彩り、そして皆様が次に何かを始めようと思った時の心のハードルを格段に下げてくれるのは間違いありません。

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▶次のページでは、何かしたい衝動を抱えた時の注意点を解説します。

何かしたい衝動を抱えた時の注意点

私は自分のことを優れた人間だとは全く思っておりませんが、唯一誇れるものがあるとすれば「自分」という存在を全く信用していないことでしょう。

間違いなく無能です。毎日勉強をしようなんていう目標は一度だって達成したことは御座いません。

注意点1:「明日の自分」に期待しない

だから私は、明日の自分になど欠片も期待をすることができないのです。

「よし! 明日はこれをやろう!」と思ったとしても、明日の自分がサボることは目に見えております。明日の私はとんでもなく怠惰なので、昨日の目標など絶対に忘れていることでしょう。

ですので、何かを始めようと思ったら、明日の自分になど期待をしてはいけません。

幸運にも「何か新しいことをしたい!」と考えている優秀な今の自分に期待をしてくださいませ。

今の皆様は本当に優秀で御座います。

現状維持しか考えない人間という生き物でありながら、「何かをしたい!」と前向きに考えているのです。たとえそれが現状への不満からくるものであっても、前向きな向上心であっても何でも構いません。わずかであっても、「何かを始めよう!」という気持ちを持てることは、信じられないほどに素晴らしいことなのです。

注意点2:「何か」は今この瞬間にやり始める

そんな今の優秀な皆様に是非ともお伝えしたいことが御座います。

残念ながら、明日の皆様は元の怠惰な人間に戻っていることでしょう。今この瞬間を逃せば、その気持ちは確実に減退します。

ですので、何かしたい衝動に駆られたら、今この瞬間を大切にしてください。さあ、今すぐ始めることが人生を好転させるのです。

(ラブホの上野さん)

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※画像はイメージです

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