寂しい気持ちで眠れない。失恋の痛みを今すぐに解消する方法
<お悩み>
3年間付き合っていた彼氏と別れたばかりで、すごく寂しいです。仕事終わりの帰り道や、日曜日の夕方など、ひとりでいると泣いてしまいます。
仲のいい友だちは彼氏と共通の友だちなので、なかなか連絡もしづらく話せる相手も少なくて……。今は誰とも付き合う気になれませんが、夜、眠る前はものすごく寂しいです。
この気持ちを今すぐ解消できる方法はないでしょうか。
(28歳/事務系専門職)
失恋すると、今までの生活が一変します。たったひとりを失っただけで、こんなにも変わるのかと思うほど、物理的にも精神的にも変化が大きいですよね。
特に「“いつもいたあの人”がいない」という寂しい気持ちは、心に穴があいたようでとても苦しく切ないもの。この気持ちは、どうすれば解消できるのでしょうか。
失恋で寂しい……つらいのはあなただけじゃない
別れ方がどんな形だったとしても、やはり一度は思いが通じた相手との関係を終わらせてしまうと、寂しさが募ります。
夜ひとりで部屋にいると「この地球上にいるのは自分だけなのではないか」と思うほどの孤独感にさいなまれ、「あのときはよかった……」と恋人との思い出に涙する日々。寂しい気持ちが募りすぎて心が悲鳴をあげていると、まわりが見えなくなるほど思いつめてしまいがち。
でも、失恋で寂しい気持ちを抱いているのはあなただけではありません。別れた相手も恋人を喪失したのは同じ。やはり寂しく思っているはずです。さらに言えば、世の中にはたくさんの失恋した人たちが寂しい夜を過ごしています。
そうは言っても、寂しい気持ちは簡単には消えないもの。仕事で忙しいときは一瞬忘れられても、ふとひとりになるとひたひたと寂しさが押し寄せてきます。
仕事帰りに携帯を見ても誰からも連絡がなかったり、電車などでカップルを見ると胸が痛んだり……。予定のない休みの日はさらに寂しさが募り、夕方になるといよいよ気持ちがどんよりしてしまいます。
復縁が絶望的な場合、こんなにもつらい毎日から一刻も早く逃げ出したいですよね。
寂しい気持ちを手っ取り早く解消する方法4つ
失恋をしたら寂しくなるのは当たり前。でも長引くと心身ともに疲れてしまいます。
そこで、手っ取り早く寂しい気持ちを解消する方法をご紹介します。
人生全体から俯瞰(ふかん)して見る
何かに悩んだりつらいことがあったりすると、人は視野が狭くなりがちです。思いつめる前に、人生全体から俯瞰して、視野を広げてみてください。
今自分がいるところは、人生の途中。「この苦しい気持ちはいつまで続くのだろう……」と悲観的に思うときもありますが、寂しい気持ちを感じている今の時間は、長い長い人生から見ればほんの一瞬の出来事です。
まだまだ続いていく人生では、さまざまな出会いや楽しいことがたくさんあるはず。数年後に振り返ってみれば、「そんなこともあったなぁ」ときっと笑って過ごせます。
視野を広げれば「すぐこのつらさも終わる」と思えるようになりますので、苦しいときこそ「今だけ」と思うクセをつけましょう。
無になれることを探す
考える時間があるとどうしてもマイナスなことや考えても仕方のないことを想像してしまうので、まずは落ち着くまで心を無にして過ごしましょう。
仕事を増やせるなら、あえて忙しくしてひとりになる時間を減らす、というのもOK。ただ、無理して疲弊するのもあまりいいことではないので、できれば体に負担のないもので時間を割きましょう。
たとえば、ゲームや手芸、カラオケなど没頭できる趣味など。ひたすら何も考えずに熱中していれば、別れた恋人のことを考えずに済みますし、ストレスも解消されます。
別れた恋人の悪いところを思い出す
別れ方にもよりますが、失恋をするとだんだん思い出が美化されていく傾向があります。今は寂しさも相まって「あのときはよかった……」「本当はいい人だったのかも」と後悔していても、別れる寸前は「もういやだ」「あんな奴別れてやる!」と思っていたはず。
寂しい気持ちは思い出を屈折して投影させることがあるので、今回の恋で苦しかったことやつらかったことを思い出し、「自分はそこから抜け出したんだ」と言い聞かせてみて。思い出は、時間が経てば“過去”としてきちんと心の箱にしまえるようになるので、今思い返すなら、いい思い出よりも恋人の悪い部分を思い出すようにするといいでしょう。
新しいコミュニティを作る
人間関係は、ひとり失っただけでそこに付随する人たちとの関係も切れてしまいがち。共通の友人や相手の親族など、人間関係がごっそりなくなってしまうことで、より寂しさを感じやすくなります。
しかし、逆に言うと新しいコミュニティを作ればまた新しい人間関係が広がっていくということ。習いごともよし、朝活などに参加して異業種の人とつながるもよし。付き合いの浅い人のことは知らない部分も多いので、会話が弾み、寂しさを紛らわせることができるはずです。
寂しい気持ちを解消するのに「やってはいけないこと」3つ
寂しい気持ちをすぐに解消させる方法はわかったものの、逆効果になることをついついやってしまうときも。やってはいけないことは何でしょうか。
別れた恋人に連絡をする
人は距離や時間を置いて物理的に視界に入らないと、だんだん気持ちも離れやすくなっていきます。ただ、最初の数週間や数カ月は執着もあり、「寂しい」という気持ちがつきまとって思いを引き離すには心の痛みがともないます。
この痛みを乗り越えるとだんだん気持ちが離れていくのですが、痛みのある間にまた物理的な接触をしてしまうと執着が強まり、よりいっそう「会いたい」「よりを戻したい」と思ってしまいます。
そうなると、完全に別れるのが難しくなり、ズルズルと中途半端な関係を続けることで、結局苦しい思いを抱えたまま長く過ごさなければならなくなる可能性が。
一度別れたなら、どんなに寂しい気持ちがあってもキッパリ連絡を絶ちましょう。ひいてはそれが、寂しい気持ちを解消させるための近道なのです。
手あたり次第に男性を求める
失恋したては寂しい気持ちに任せて、好きでもない相手と関係を持ったり、手っ取り早い出会いを求めてナンパや出会い系アプリで知り合った人に簡単に体を許したりしてしまうことがあるかもしれません。
体温を求めたくなる気持ちはわかりますが、傷が癒える前に心のない関係を築くとより寂しい気持ちが強くなる可能性が。失恋で心に開いた穴は、信頼できる人でなければ埋めることはできません。
特に女性は妊娠など体に負担がかかるリスクもあるので、寂しさでやけになって自分を痛めつけるようなことは避けましょう。結局、後悔するのは自分です。
SNSなどで悪口を言う
寂しい気持ちを解消するために“毒を出す”こともひとつのストレス解消としてはアリ。ですが、不特定多数の人へばらまくのは大人としてマナー違反です。
特に相手との共通の友人もつながっているSNSなどで個人的な悪口やネガティブなコメントを流すと、本人だけでなく友人、仕事関係など、広い範囲の人々に影響が出る可能性が。
周囲が不快に思うようなネガティブ発言は、自分の評価も下げます。“寂しい”という毒を出すときは、ごくごく親しい友人との電話や飲み会程度で抑え、自分の中でできるだけポジティブに解決する方法を選んだほうが賢明です。
“寂しい気持ち”は解消しなくても大丈夫
失恋して寂しい気持ちになるのは、当たり前。あなたの心の動きが正常である証拠です。ただし、解消する期間や順序は人それぞれ。「ほかの人が1カ月で解消しているのに、自分は半年間も寂しいまま……」と思っても、気にしなくて大丈夫です。
無理に「解消させよう」とあがくと、より心に負担がかかりストレスが増えます。過度なストレスは通常の生活のリズムを乱したり、本来のあなたが持つ才能を引き出せなくなったりすることもあるので、まずは自然に任せるのもひとつの手。
今までも、さまざまなことを乗り越えてきたはず。今回もきっと、自分で乗り越えることができます。焦らず、自分の心にゆっくり向き合っていけば、必ず状況は変わるのです。
今、寂しい気持ちで苦しいあなたへ
人は苦しい経験のほうが成長できるもの。今のあなたは、成長痛に苦しんでいる最中です。でもその痛みから抜けたときには、バージョンアップしたあなたが待っているはず。
また、笑顔を作ると脳は「楽しい」と勘ちがいをします。本当は気分でなくても、バラエティ番組やコメディ映画、動物の動画などを観て、笑顔を作る機会を増やしましょう。“笑う”という行為は、精神状態をポジティブにする効果があります。知らない間に、少しずつ寂しい気持ちは癒されていくはずです。
失恋をしていなくても、人はみな大なり小なり「寂しい」という気持ちを持っています。「きっと時間が解決してくれる」と気長にとらえ、周囲の人々といつも通りにコミュニケーションをとりながら、毎日を一歩一歩過ごしていきましょう。
(凛音)
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