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目線でわかる心理。脈アリか脈ナシか見極めるコツ

小日向るり子

「目は口ほどにものを言う」という言葉もあるように、行動心理学において、目線は人間心理を読み取る際に非常に参考になるものです。

また、目線から読み取れる心理は男女共通のものばかりでなく、男性と女性で特徴が異なるものもあります。

今回は、目線から読み取れる心理を解説するとともに、さらに男性特有の目線から分析できる心理状態についても解説してみたいと思います。

目線からわかる6つの心理

それではまず、目線から読み取れる心理のうち代表的なものみていきましょう。

(1)右上を見る

人間の右脳は想像やイメージをつかさどる部分です。

したがって、未来のことを考えているときや実際にないことを言う際には、目線が右上を向くことが多いです。これは、無意識に右脳の方向を見ているからです。

相手の言うことが嘘でないかを見抜くには、目線の位置に注意してください。

(2)左上を見る

人間の左脳は記憶をつかさどっています。

つまり、左上を見ているときは、左脳の方向に視線を向けて過去の記憶を思い出そうとしたり、思い出しながら話したりしていることが多いです。

(3)目線が下向き

目線が常に下になっていて、話す相手の顔を見ない場合は、恐怖心や警戒心があるということです。

特定の人ではなく、誰と話すときでも目線が下になってしまうというタイプは、人に対する警戒心が非常に強く、繊細で内向的な性格の人が多いといえます。

(4)目線が泳ぐ

心の動揺が目線の動きに表われている状態です。つまり、心の中も動揺しているということ。

目線が動いているときに相手をしっかりと見つめて「目線をそらさないで!」と言ったときに目が下を向いてしまったら、心にやましいことを抱えている可能性が高いです。

(5)目線が真横に動く

相手に対する拒否サインです。

たとえば、何かの提案をした際、目線が右か左のどちらかに動いた場合は「その提案はのめません」という意志表示です。

したがって、言葉ではOKしても実は嫌だと思っているという可能性が大です。

(6)上目づかい

相手の機嫌をうかがうような場合や甘えたい場合によく見られます。

特に、身長の差で座ったときの目線がそもそも男性よりも下になりがちな女性に多くみられる目線です。

目線をチェック。脈アリor脈ナシ

目線から読み解く心理を解説してきました。言われてみれば、人と話す際になんとなく感じていたことが目線に表われていると感じた方も多かったのではないでしょうか。

それでは次に、男性が脈アリ・脈ナシの女性に見せる特有の目線について解説してみたいと思います。意中の彼がいる方は思い出しながら読んでください。

脈アリ

生物学上の雄である男性の目は、獲物を狙う猛獣と同じです。

女性は一点を見ずに全体像から人を判断する能力に長けていますが、男性は狙いを定めると獲物を逃さないように集中します。

女性からすると、男性から露骨に見られると不快に感じるかもしれませんが、これは雄である男性の本能的なものだと考えてください。

特に、直観的で押しが強いタイプの男性はこの傾向が高いです。社交的で自信家の男性から「見られている」と感じた場合、それは脈アリの可能性が高いです。また、男性が直観的に「この女性は好みだ」と感じると瞳孔が開きます。

そのため、脈アリの男性と目が合った際に、その人の目が大きく開いているように見えたり、目が輝いているように見えたりするでしょう。

ただし、そのような場合、男性はその女性と目が合うとハッとしたように反らします。それは、無意識にタイプの女性を狙っている自分に気づいて照れるからです。

視線を感じた先を見たときに、相手の男性が自分からさっと目を反らす、ということが何度もあるようであれば、脈アリだと思ってよいでしょう。

脈ナシ

脈アリのパターンで書いたように、男性は雄の習性として好きな女性を目で追ってしまうものです。逆にいうと、なんとも思っていない女性には目もくれません。

意中の彼とまったく目が合わない場合「きっと照れているのだ」と思いたいのが女性心ですが、残念ながらそうしたケースは非常に少ないと考えたほうがよいでしょう。

どうしても試したい場合は、ほかの男性と親密にしてみるとわかります。彼が自分のほうを気にしてチラチラ見てこない場合は、今の時点では脈ナシです。

ただし、お付き合いしている2人であれば別です。気まずい場合や喧嘩している場合は、意図的に目を合わせないようにして「なんとも思っていない」アピールをしてきますので、注意してください。

目線は性格を映す鏡です。意中の彼の「目線」を参考に!

今回は、目線からわかる人間心理と男性特有の視線の動きについて解説しましたが、これはあくまでも一般的な動きです。

たとえば、秘密主義者の人は感情を他人に読み取られることを非常に警戒しますので、意図的に視線を動かさなかったり、常に下に目線を置いたりしています。

また、女性に色気を売る接客業の男性はジッと見つめることで、女性の感情を操ります。

意中の彼がいる方は、目線の動きからわかる心理分析に加えて、日常の彼の言動を注意深く観察し、両想いになれるように作戦を立ててくださいね。

(小日向るり子)

※画像はイメージです

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