男嫌いの女性に見られる特徴は? 原因や克服方法も紹介
「男嫌い」とは、男性全般に嫌悪感を抱くこと。本記事では、男嫌いの女性に見られる特徴や理由、克服方法について解説。また、男嫌いでも恋愛して彼氏をつくるにはどうすれば良いかも紹介します。
男性に対する苦手意識が強く、恋愛に抵抗がある女性はいるでしょう。男性とうまく話せずつい避けてしまうことで、人間関係に難しさを覚えている女性もいるかもしれません。
では、「男嫌い」はなぜ起こるのでしょうか。男性嫌いな女性の原因や特徴について、興味がある人も多いはず。
また、「男嫌いを克服したい!」と思っている女性は、どのようにすれば男性嫌いをなおせるのか悩んでいるかもしれません。
本記事では、心理コーディネーターの織田隼人さんが男嫌いの疑問に答えてくれます。
男嫌いになる原因とは
男性嫌いという女性にはどのような特徴があるのでしょか。苦手に感じる原因についても、あわせて解説します。特徴や原因を知ることが、男性嫌いを克服する第一歩となるでしょう。
(1)男性と触れあう機会が少なかった
小さいころや思春期に男性と触れあう機会がないと、男性の考え方や行動原理などを理解しないまま育っていることが多いです。
相手の考え方や行動原理がわからないので、自分の想定外のことが起こり、想定外の対処が必要なので疲れてしまいます。
「疲れる相手とは接したくない」と感じるのはあたりまえのこと。ゆえに距離をとるようになり、ますます男性嫌いになっていくのでしょう。
(2)過去のセクハラや痴漢などがトラウマになっている
過去に痴漢をされたりセクハラを受けたりするなど、性的な面で男性に嫌な思いをさせられたことがある女性は、男性が苦手になっているケースが多いもの。
物理的に触られることはもちろん、傷つくことを言われたり、胸をジロジロ見られたりしたという経験だけでも男性を嫌いになってしまうことがあります。
(3)過去に恋人などからひどい仕打ちを受けた
恋人との付き合いでひどい扱いを受けたり、ひどいフラれ方をしたりした場合も、その心理的ショックから男性嫌いになってしまうことが。
男性から過去に受けたひどい仕打ちが、男性嫌いへつながってしまうのです。
(4)父親と良好な関係を築けなかった
多くの場合、女性にとって一番身近な男性は父親。その父親と良好な関係が築けなかった場合、男性不信に陥ることがあります。これは父親だけが悪いとは限らず、母親が原因で父子関係がうまくいかない場合もあるでしょう。
どちらにしても父親との良好な関係が築けず、一番身近な男性である父親を苦手になった結果、他の男性も苦手になったり嫌いになったりするというケースがあるのです。
男嫌いの特徴6つ
(1)男性という生物そのものが苦手
個別にどの男性が好き嫌いという話ではなく、男性という生物そのものを苦手に感じています。
男性を個別に認識することなく、一種の偏見も含めて男性全体を嫌いになっているのです。
そもそも「男性一人ひとりをしっかり見ていこう」という考えもあまりない傾向が。
(2)男性に関するネガティブな情報を信じている
友だちとの相談やSNS、ネットなどにおいて、たびたび耳にするのが男性に関するネガティブな情報。女性の中には、それをそのまま鵜呑みにしてしまう人も。
たとえば友だちの相談などであれば、実はただ愚痴を言っているだけのこともあるのですが、その愚痴を額面通り受けとってしまいます。
たとえ愚痴を言った友だちが愚痴を言い終えてすっきりし、結局は悪く言っていた男性と仲直りしていたとしても、聞いた側は素直に話を受けとめているため、男性に対するマイナスの印象がそのまま強く残ってしまうのです。
SNSやネットでも「男性がいかにくだらないか」という話を読んで、それを真に受けて男性に対する不信感をどんどんつのらせていることも。
(3)「女性としての自分」をあまり受け入れたくないから
自分自身が「女性としての自分」をあまり受け入れたくない場合も、男性嫌いになることが。
人間としては男女共通の自由を得る権利があります。しかし、社会的に求められる女性の役割を押しつけられる場合もまだまだあるかもしれません。
そして、それを強いられたときに不自由さを感じることがあるでしょう。その生物としての女性の役割にしばられたくないという気持ちが、男性嫌いにつながることもあります。
(4)男性から性的な目で見られるのが苦手
男性から性的な目で見られるのが気になったり、苦手に感じていたりする女性も男性嫌いになることがあります。
女性は性的な目で見られると、不快と感じることもあるでしょう。それを積み重ねていくとどんどん男性のことが苦手になり、距離を置きたいという気持ちになってしまうのです。
(5)いつも女性とばかり行動している
男性とはあまり一緒に行動せず、女性とばかり行動をしていると男性に対する免疫が減ってきてしまいます。
慣れていない相手と接すると、どうしても緊張してしまうもの。緊張する相手と接すると疲れてしまうので、結局疲れないようにどんどん苦手な相手とは距離をとってしまうのです。
いつも女性とばかり行動していると、男性と近づいて話すだけでも疲れたり面倒になったりしてしまう傾向が。
最初は「ちょっと面倒」くらいに思っていただけなのに、次第にその気持ちが大きくなり男性が嫌いになってしまうこともあります。
(6)恋愛・結婚にあまり興味がない
男嫌いの女性の中には、恋愛・結婚にあまり興味を示さない人もいます。
前述したように「女性としての自分」をあまり受け入れたくない気持ちがあり、恋愛・結婚において自分に求められる「彼女」「妻」としての立場にしばられたくないと考えているのでしょう。
そのような女性にとって、恋愛や結婚は「幸せなこと」というより「性別に関する役割に拘束されること」なのです。
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