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飲み込みが早い人の特徴3選。仕事ができる人になる方法

織田隼人(心理コーディネーター)

おぜきめぐみ

飲み込みが早いとは、「物分かりがいい」「理解の早い」という意味。では、飲み込みが早い人にはどんな特徴があるのでしょうか? この記事では心理コーディネーターの織田隼人さんに、飲み込みが早いことのメリット・デメリットと仕事ができる人を目指すコツについて教えてもらいます。

飲み込みが早い人、遅い人。仕事をする上で有利なのは、やはり「飲み込みが早い人」ですよね。

“ できる人”に多い「飲み込みの早い人」とはどんな人なのでしょうか。また、どうすれば飲み込みが早い人になれるのでしょうか。

心理コーディネーターの織田隼人さんに教えてもらいました。

飲み込みが早いとは?

「飲み込みが早い」の類語を調べてみると、「物分かりのいい」、「飲み込みのいい」、「お利口な」、「理解の早い」、「勘の鋭い」、などの語句が出てきます。つまり、「飲み込みが早い人」とは、人の話や物事の理解が早い人のこと。

あなたのまわりにも、教えたことをすぐに理解し実行できる人、一教えただけで十まで理解するような人がいると思います。こうした人は「飲み込みが早い人」といえるでしょう。

飲み込みが遅い人との一番の違いは、「聞いたまま理解しようとする(=飲み込みの遅い人)」か、それとも「聞いたことを何度も脳内でシミュレーションして自分の使える引き出しにしようとする(=飲み込みの早い人)」かでしょう。

飲み込みの遅い人は「聞いたまま」「そのまま」で理解しようとする傾向が強いのです。

また、理解するまでじっくり考え、手を出すまでに時間がかかることも多く、その結果飲み込みが遅いと判断されてしまうのです。

飲み込みが早い人に共通する特徴

飲み込みが早い人とは、具体的にどのような人を指すのでしょうか。また、実際に飲み込みが早い人の特徴も気になるところです。その特徴を3つご紹介します。

(1)話を聞きながら周辺のことまで考慮している

飲み込みが早い人は、やり方などを聞いているとき、説明を聞きつつも「説明で省かれている部分はどんなところだろう?」とか「これをやったらどうなるかな?」「あれをやると問題が起きるかも」というように、周辺のことまで脳内でシミュレーションを行います。

説明されたことを何度も検討しているので、問題などの洗い出しができるのです。さらに、 シミュレーションも数回以上繰り返しているため、普通の人が一度聞いたとき以上の理解を示すことができます。

(3)人の観察をするのが上手

ほかの人の作業などを観察して「それを自分ならどうやるだろう」と想像するのが得意なのが、飲み込みが早い人。ただじっと見るのではなく、「自分ならどうやるのか」と考えているため理解が進みます。

ただ見るだけの人は他人事だと思っているので理解が薄くなるのに対して、飲み込みの早い人は自分事として想像しながら観察をするため、真剣さが増して理解も深くなります。

(3)作業に手をつけるのが早い

失敗をしても、それを反省して改善をすると、人はどんどん上達するものです。そのため、とにかく手をつけて失敗してみることが重要。

飲み込み上手な人は、手をつけるのが早く、早めに失敗をしてすぐに改善をしていくので、いろいろなことに対してすぐに上達していく傾向があります。

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