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好印象を残すには? 女子向けデートマニュアル

ヨダエリ(コラムニスト)

気になる彼との初デート。ドキドキですよね。楽しみに思う一方で、緊張してしまう人も多いはず。

そこで! 大切なイベントでションボリすることにならないよう、楽しい初デートにするためのコツをまとめてみました。「相手が誰であれ、こうすれば盛り上がりやすい」「好印象に繋がりやすい」……そんなポイントを押さえてみましたよ。

ちなみに、まだ付き合っていない相手との初デートを想定しています。では行ってみましょう!

失敗しないデートスポットは?

行き先を決めるところからデートははじまっている……そう言ってもいいかもしれません。彼に希望を聞かれる場合もありますよね。

彼に「どこ行きたい?」と聞かれたら、なんて答える?

まず避けたいのは「どこでもいいよ」という返事。あなたと一緒ならどこでも楽しい、という意味で言ったとしても、何らかの希望は伝えた方が候補を絞りやすくなります。「この子とのデート、毎回面倒そうだな……」と思われないよう、彼の負担を減らしてあげることは大切です。

行き先でオススメなのは、横浜やお台場など、ド定番のデートスポットです。

えーー! それ芸なさすぎじゃ……と思うかもしれませんが、定番スポットは初デートにうってつけなのです。

まず景色がよく、広い公園などもあるので、2人で歩くだけでいい雰囲気になります。また、予約なしでも食事やお茶ができる店に困りません。観覧車やジェットコースターをはじめとしたアミューズメントスポットも充実しています。つまり、事前に細かく段取りを決めていなくても、なんだかんだ楽しめてしまうのです。(段取りがうまくいかず気まずい空気が流れることほど、もったいないことはありません!)

ベタなデートスポットに来ることで、「自分たちはカップルなんだな」という意識が2人の中で高まるのもポイントです。「2人で何度も出かけたけど、あれはデートと言えるんだろうか……」とモヤモヤして先に進めない男女は多いもの。どう考えてもデートだと認めざるを得ない場所に行くことは、無駄な躊躇やすれちがいの防止になるのです。

もちろん、2人に共通の趣味(映画、音楽、ゲーム、スポーツ等々)があるなら、それに関連する場所に行くのもいいですね!

デートはコミュニケーションが大切

うまく話せるかな……という不安もありますよね。

デート中に何を話せばいい?

彼にいい印象を与えていい雰囲気を作るためのコツ。それは、目の前にあるものについて質問し、そこから話を広げることです。

たとえば、一緒にパンケーキを食べているなら、「こういう店、普段から来る?」と聞いてみる。
「いや全然」と彼が答えたら、「えっ、私に合わせてくれてる?」と返す。「まあね」と彼が答えたら、「ありがとう」と返す。さらに、「◯◯くんが気になってる店にも行ってみたいから次はそうしよ?」と次のデートの話をする。

一方、「パンケーキ、興味はあったよ」と彼が答えた場合。
「そっか。男性だけだと入りづらかったりする?」
「ちょっとね」
「じゃあ今度別のパンケーキの店にも行ってみるのはアリ?」
「全然アリ」
「やったー!」
……といった具合に、これまた次回に繋げる(笑)。

つまり、趣味嗜好がちがうなら、「これからあなたの『好き』を教えてね」に繋げればいいし、趣味が合うなら「じゃあ次はあそこ行こう」に繋げればいいわけです。

外を歩いている最中なら、「暑いね……」と天気に言及した後、「◯◯くんて暑がり? 寒がり?」と聞いてみる。
「寒がりかな」
「じゃあ寝てるときエアコンつけっぱなしとかありえない?」
「ありえないね」
「そっか。でもカップルって、寒がりと暑がりがくっつくことが多いらしいよ」
「……どっちなの?」
「私? 暑がり(笑)」

……といった具合に、2人がちがうタイプなら“カップル正反対あるある”に持っていく。同じタイプなら「私も寒がり! 冬はソックス2枚重ねするよね?」など共通点を探して盛り上がる。この質問は、その日がどんな天気でもそれを絡ませながら会話に繋げられるのがポイントです。

デートの流れを無視して唐突な質問をするのではなく、2人が一緒に見ているものや感じているものに焦点を当てる。それが自然に盛り上がるコツです。

デート中のNG行動

初デートでは避けた方がいい話題や行動もあります。

たとえば、家族の問題、政治、宗教、病気などなど。こういったシリアスなテーマは親しくなってから話しましょう。結婚観について話すのもNG。「いきなり!?」と彼が逃走モードに入りかねません。自分が先に結婚を意識するのはよくても、相手から先に意識されると逃げたくなるのが男性です。

下ネタも厳禁。相手は乗ってくるかもしれませんが、遊び相手候補にされかねません。「下ネタで盛り上がるのは好きだけど、そういう女性を彼女にはしたくない」と思っている男性は少なくないのです。

お酒の飲みすぎにも注意。理性を失い一線を越えてしまう可能性があるからです。それでうまくいくケースもありますが、恋愛経験値が高くない女性の場合、一気に相手に対する執着が強くなり、男性はそれが重たくなり、結果ギクシャクし始める……というのは本当によくあるパターンです。飲むならたしなむ程度にして、終電までには帰りましょう!

2回目のデートにつなげる方法

初デート、楽しかった! となると、これで終わりにしたくはないですよね。

「またデートしたい!」と彼に言わせるには?

次のデートに繋げるためのポイントはいくつかあります。

まず、会話のコツで書いたような、「次は〇〇に行こう!」など次回を感じさせる言葉を発すること。

次に、楽しい気持ちやうれしい気持ちを表に出すこと。いくら心で楽しいなと思っていても、言葉や表情に出さなければ相手には伝わりません。初デートは笑顔多め、笑い声多め、「うれしい」「楽しい」などの言葉も多めがいいかもしれません。

あとは、自分からは誘わないことです。デート後のお礼メールも自分からは送らない。えっ、なんで!? と思うかもしれませんが、その方が進展しやすいのです。

彼が「また会いたいな」と思ったら必ずデートのあとに自分からメールを送って来るし、その日中もしくは後日、必ず次のデートに誘ってきます。

ところが、デートが終わってすぐに女性から連絡してしまうと、男性は「この子には自分から動かなくていいや」と思ってしまうのです。

男性は、自分から動かなくても手に入るものを軽視する傾向があります。逆に、自分から動いて手にしたものには熱意が持続します。だから女性は、笑顔や褒め言葉で好意は示すべきですが、誘うのは相手に任せた方がいいのです(カップルとして安定期に入るまでは)。

女性には理解しづらい思考回路かもしれませんが、男性特有の傾向として知っておくといいかもしれません。

何より大事なのは楽しむこと

色々お伝えしてきましたが、結局一番大事なのは、「楽しむこと」です。楽しむのを忘れて、嫌われたくない、失敗したくない、と思っていると、表情も言葉も硬くなり、あなたが本来持っている魅力を発揮できません。これが一番もったいない!

一方、このデートを楽しもう! という姿勢があれば、自然と表情も言葉もイキイキし、あなたはまちがいなく彼の目に(他の人の目にも!)魅力的な女性として映ります。

「好きな人には好かれず、どうでもいい相手には好かれる」と悩む女性は多いですが、一番の原因は、どうでもいい相手と接するときの方がリラックスしているからだと思います。

今回説明したポイントを頭の隅に置き、「迷ったら楽しむ」の精神で行ってきてください!

(ヨダエリ)

※画像はイメージです

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