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結婚をやめたいと思ってしまったら……原因とその対処法

やっち

人生において、たくさんの選択肢の中でも結婚は今後の生活を大きく左右します。これまでとはまったくちがった人生を新たにスタートさせるようなものです。だからこそ、一度は結婚を決意し婚約したものの、迷いがでてきてやっぱりやめたいと考えることがありませんか? 結婚をやめたい心理には何がはたらいていて、どう対策していくべきなのでしょうか。

結婚をやめたいと思ってしまう理由とは

大学に入るとき、就職するとき、ひとり暮らしをはじめるときなど、 新しい環境への期待がある反面、不安に襲われたことはないでしょうか。同じように、期待と不安のギャップがとても大きいのが結婚です。結婚生活という環境が大きく変化することへの不安が、結婚をやめたくなる主な理由です。

結婚をやめたい! 女性に多い原因3つ

女性が結婚をやめたくなる主な原因は、「自分にあるか」、「相手にあるか」、「第三者にあるか」という視点で3つあります。

本当に自分はうまくやっていけるか不安である

女性は細かいことに気づけたり、気を配れたりなど、物事を広い視野で見ることが得意です。視野が広いからこそ、描いた将来を実現していく過程で、自分に足りないものはないか探してしまい、完璧な備えができない自分を責めてしまう傾向にあります。一度は決意して踏み出したものの、後から考えたときに改めて不安材料が浮かび、自己肯定感が低くなってきてしまう状態です。

相手に不安材料がある

婚約をしたものの結婚するまでに相手のことがいろいろ見えてきてしまい、不安になってしまうケースがあります。恋愛モードでいるときとちがい、結婚するとなると相手を見るポイントも変わってくるからです。相手の不快な行動を見て、将来のことを連想するようになり、本当にこの人で大丈夫かと心配になります。

ほかに気になっている人がいる

将来を約束できるような男性とようやく出会えたにもかかわらず、ほかに気になる人ができてしまうことがあります。マジメな女性ほど、ほかの男性のことなんて考えてはダメだと意識し、逆に気になって仕方なくなります。そして、自分がしていることの矛盾に耐えられなくなり、結婚をやめたい衝動にかられます。

結婚をやめたい! 男性に多い原因2つ

男性が結婚をやめたくなる原因として、主に「自由を奪われる」「経済的不安」があります。要は、男性の結婚についての不安材料は、お金と時間なのです。

自由を奪われる

男性は、趣味を楽しんだり友人と出かけたりなど、自由であることを強く望む傾向にあります。もちろん、妻となる人との時間は大切なのですが、同じぐらいそのほかのことも大切なのです。その複雑な心情を女性にうまく説明できる人は少なく、自由を奪われる怖さが芽生えてきてしまいます。

経済的不安

昨今では共働きは当たり前、そして男性より収入の多い女性が増えてきているものの、今だに収入のある男こそ家族を養っていくのにふさわしいと考える人は多いようです。プロポーズをしてOKをいただいても、年収が低いと将来のお金に関する不安がよぎり、結婚をやめたくなることがあります。男は収入があってこそ選ばれるものだという思いが強い人ほど、収入が減る可能性があると不安になるのです。

結婚をやめたいと思ったときの対処法

男女とも結婚をやめたくなる理由は、将来への不安です。確かに、一度は決心してたったひとりを選んだはずの婚約です。「婚約を破談させるなんて」と思うかもしれませんが、新しい生活をスタートさせるのに不安がない人などいるのでしょうか。結婚をやめたいと思ったときに、どのような対処法があるか解説します。

結婚をやめたいと思ったときの対処法

結婚をやめたいと思ったということは、それなりの理由があるはずです。それを一時的な感情と考え、なんとかなるであろうとそのまま進めるのは危険すぎます。下記に結婚をやめたいと思う原因への対処法をまとめました。

自己肯定感の低さは、今あるものへの注目で解消する

自分に足りないものに注目するよりも、あるものに注目しましょう。たとえば、相手の細かい部分を気にしすぎてしまい困らせることが懸念だとして、それは言い方を変えると相手が気づかない細かい部分を見てフォローしてあげることができる」ということです。「ここが足りないから結婚しない」と考えるよりも、「ここがあるからこそ結婚する」と考えてみると、自信がついてきます。

相手への不安は、そのまま伝える

婚約した相手なのだから、多少のことは目をつむろうとあきらめていませんか? 婚約したからこそ、今ある不安はすべて伝えるべきなのです。自分は不安であること、そしてどのような懸念があるのかを具体的に伝えていくといいでしょう。相手に変わる気がないようでしたら破談を検討すべきですし、話し合うことで自分が抱いている不安を払拭することができます。

ほかに気になる人がいるなら、まずは向き合ってみる

婚約した人がいるにもかかわらず気になる人がいる場合、その人を遠ざけてはいけません。悩みを長引かせることでモヤモヤがふくらみ、婚約した彼との関係も崩れてしまう可能性があります。婚約した人がいるのに気になる人がいること自体を悪いこととするのではなく、気になる人のことをもっと知り、婚約者への自分の気持ちを確かめるための行動を取るといいでしょう。

「自由がなくなる」は思い込みである

「結婚は人生の墓場」という言葉があります。制約により自由が奪われることを表現しています。しかし、結婚すること自体が自由を奪うわけではなく、自分たちの夫婦スタイルを作っていけばいいだけです。お互いにとって心地良く過ごせるスタイルを見つけていきましょう。

年収は結婚しない理由にはならない

収入が少ない男性は魅力がないと自己解決するのではなく、結婚することによる経済的なメリットも考えてみましょう。現在、収入が少なかったとしても、結婚することで世帯収入は増え、かつ生活費は抑えられます。収入が増え、出費が減ることで貯金も貯まり、将来設計ができるようになります。自分だけの年収で考えず、パートナーと共同体になることでよりよい未来を作っていきましょう。

相手に結婚をやめたいと言われたときの対処法

それでは、相手に結婚をやめたいと言われたらどうしたらいいのでしょうか。この場合も、自分が結婚をやめたいと考えることと同様で、相手がどのような不安にかられているのかを具体化していく必要があります。

相手の不安な声にしっかりと耳を傾けて、理解しようとする姿勢が大切です。まちがっても、相手が勇気を持って伝えてくれた本音に対し、自分の考えだけをぶつけることはしてはいけません。自分が不安になるように、相手も不安になるのです。まずはしっかり受け止めてあげてください。その上で、自分の意見を伝えてあげてください。

不安になるのは当たり前。まずは不安を受け取ろう

結婚をやめたくなる心理についてお話しました。将来のことを考えたときに、不安になるのは当たり前。まずは結婚をやめたくなったのはなぜなのかを、自分、相手、そのほかの視点から考えてみましょう。もっとも重要なことは、自分だけで抱え込まず相手に不安を示すことです。婚約をしている時点で、既に共同体なわけですから、自分だけで解決せず、2人でいい形を考えていくことが大切です。

(やっち)

※画像はイメージです

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