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ひとりが好きな人の心理とは。ひとり時間の楽しみ方

千葉こころ

かつてはネガティブなイメージがつきまとっていた「ひとり行動」も、最近では「おひとりさま」なんて言葉が定着するほど珍しいことではなくなりましたよね。旅行やカラオケ、外食など、数人で行くことが当たり前だったことも、近年では気兼ねなくひとりで満喫している人も少なくないようです。

とはいえ、内心「友だちがいないと思われていないかな?」と心配している女性も。また、ひとりが苦手な人にしてみれば、「寂しくないの?」と不思議に感じるようです。そこで、独身女性に「おひとりさま」についてどう感じているのか、本音を聞いてみました。

ひとりでいることが好き? 嫌い?

プライベートな時間の過ごし方は気分によっても変わってくると思いますが、みんなでワイワイ楽しみたい、ひとりでゆっくり過ごしたいなど、根本的に好むスタイルがありますよね。どのようなプライベートタイムを理想としているのか教えてもらいました。

プライベートな時間の過ごし方

Q.プライベートな時間、ひとりでいるのと誰かと一緒にいるのとでは、どちらが好き?

ひとりでいるのが好き(64.4%)
誰かと一緒にいるのが好き(35.6%)
※有効回答数390件

おひとりさまブームの影響もあってか、「ひとりでいるのが好き」という女性のほうが圧倒的に多いようです。普段忙しくしている分、恋人や友人と過ごす時間を優先する女性も多いのかと思いきや、「誰かと一緒にいるのが好き」という女性が4割にも満たないことには驚きですよね。しかし、ひとりで過ごしている姿がまわりにどう映っているのかはやっぱり気になりますよね。そこで、プライベートな時間は誰かと一緒に過ごしたいという女性に、おひとりさま女性のイメージを聞いてみました。

ひとりが好きっておかしい?

自立している

・「自分をしっかり持っている。ひとりでいることをネガティブにとらえず、自分自身で楽しみを作り出せる自立した人」(33歳/運輸・倉庫/その他)

自由

・「自由人。マイペース。会ったときにひとりが好きと言われると、私と一緒にいるのが苦痛なのかなと思う」(30歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)

寂しくないのかな?

・「ひとりだと感情の起伏があまり起こらないので、寂しくないのかな? と思う」(25歳/情報・IT/技術職)

寂しそうという声もある一方で、「自立した大人の女性」といった、いいイメージを抱いている人も。ただ、初対面の人に「ひとりが好き」と言われてしまうと、自分と一緒にいることが苦痛なのかな……と思う人もいるので、フォローが必要なようです。次に、ひとりが好きな女性はどんな気持ちでひとりを選んでいるのか聞いてみました。

「ひとりでいるのが好き」な心理とは?

好きに行動できる

・「自分の好きな時間に好きなように行動できるし、急に思い立った行動もとれるから」(31歳/商社・卸/販売職・サービス系)

落ち着いて整理できる

・「ひとりでいるときのほうがいろいろ将来のことを考えたり計画したりできる。落ち着いて整理できる」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)

誰にも気を使わずに過ごせる

・「誰にも気を使わずのんびり過ごせることは、何よりのストレス発散になるから」(24歳/小売店/販売職・サービス系)

自由に過ごせるのはもちろん、自分と向き合えたり、リラックスできたりすることが魅力のようです。普段仕事などで忙しく過ごしている人は、たまにはひとりの時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

人嫌いではない。ただひとりを楽しみたいだけ

おひとりさまを好む女性にとって、ひとりの時間を過ごす最大のメリットはどんなことなのでしょうか?

おひとりさまのメリット

他人との時間が大切に思える

・「人生について考えられる。やりたいことを見つけられる。他人といる時間が以前より大切に思える」(34歳/その他/クリエイティブ職)

ストレス発散になる

・「ストレス発散になる。明日からまたがんばろうという気持ちになれる」(34歳/小売店/販売職・サービス系)

流されずに行動できる

・「自分磨きできる時間が増える。流されずに行動できる」(33歳/その他/販売職・サービス系)

誰かと予定を合わせたり、相手に気を使ったりすることなく、意のままに行動できることがメリットと語る人が多くいました。では、ひとりの時間を楽しんでいる女性は、どのようなときに「充実しているな」と感じるのでしょうか?

意外と充実しているおひとりさま時間

ひとりで旅行したとき

・「ひとりで旅行に出たとき。人に合わせず時間も自由に使えてとても充実した」(34歳/その他/その他)

知識が増えたとき

・「勉強をして知識がまたひとつ増えたときや、いい買い物ができたとき」(24歳/その他/事務系専門職)

自分のやりたいことをすべてこなしたとき

・「行きたいところ、食べたい物すべてスケジュールに組み込んで、予定どおりできたときの達成感が好き」(33歳/その他/販売職・サービス系)

おひとりさまの時間には、まわりに気を使う必要がないことや自分のやりたいことだけをこなしたときの達成感があることがわかりました。誰かと一緒にいるときは感じられないものですよね。

憧れてしまう充実した「おひとりさま」

自分を見つめ直したり、まわりにいる人たちの大切さを再認識したりするきっかけにもなるおひとりさま。ついダラダラしがちなひとりの時間も、充実して過ごすことができればきっと楽しくなっていくはず。もし予定がぽっかり空いてしまったら、そのときの自分にできそうなことから、おひとりさまならではの楽しみ方を見つけてみてはいかがですか?

(千葉こころ)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2018年4月18日~4月21日
調査人数:390人(22~34歳の未婚女性)

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